バスde温泉

バスで行く温泉旅日記

湯屋えびす@明礬温泉(別府温泉郷)

2009-07-26 09:02:37 | 温泉(大分県)

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前の日に訪れて少々期待はずれだった明礬温泉。この濃厚温泉をリベンジするためにまたまたやってきました。明礬の旅館街とは少し離れた幹線道路沿いにあるのが、えびすや旅館の運営する日帰り施設湯屋えびすです。

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ここは最近あちこちで出現している日帰り温泉施設と同様、環境デザインに力を入れており、日替わりで男女が入れ替わる温泉にそれぞれ「風と歩く石畳」とか「石の小道と癒しの洞窟」とか、キャッチーな、ラブホのような(失礼)名前がついていて、ここを訪れたことを多少後悔してしまいます。しかも入浴料も1,000円と、今回の最高値。今日の男風呂は「風と歩く石畳」です。

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広大な露天には明礬独特の青みがかった美しいお湯が満たされていて、TVやガイドブックの取材には絶好のロケーション。確かに硫黄泉独特の匂いと浴感があり、温泉としての質は悪くはないと思うんだが、なんでだろ?なんか濃厚感がないな。しかもかなり温い。前日の雨の影響なんでしょうか…リピーターらしきオヤジも今日は温いとぼやいていました。

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帰り際、フロントでそのことを告げると、「おかしいですね、温度計では42度になっているんですが」とヌカす。いっぺん手を浸けに行ってこい。温泉の管理を機械に任せっぱなしにしていると、こんな広い露天なら余計きめ細かい泉質管理が必要でしょうに…またまた消化不良です。

  • 泉質:硫黄泉 源泉温度不明
  • 場所:亀の井バス・明礬BS
  • 訪問日:2008年5月12日

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ラ・メール(志摩観光ホテル)@賢島

2009-07-19 23:02:55 | 料理(フレンチ・イタリアン)

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賢島は英虞湾に浮かぶ島ではあるが、本州との間は10メートル足らず。近鉄電車が短い鉄橋で難なく渡ってしまいます。この島の駅は近鉄志摩線の終点で、大阪、京都、名古屋から近鉄特急が通じていて、奥志摩観光の拠点として多くのリゾート客を集めています。

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志摩観光ホテルは、この賢島を代表する老舗のホテルで、海の幸のフランス料理、特にアワビのステーキで知られている都ホテル系列のホテルです。

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今回、このホテルのレストラン、ラ・メールで念願の極上フレンチ「スペシャリテ“志摩の海より”」をいただくことにしました。これに合わせるワインは、ここは無難にシャブリをっと…

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まずは本日のオードヴル、「鮑テリーヌ 車海老添え ハーブ風味のドレッシング」です。某グルメリポーターが「宝石箱やぁ~!」と叫びそうなぐらい、海の幸のええとこばかりが散りばめられています。テリーヌを口に含むと、ふわっとした食感とともに海の香りが広がってきます。ああ、この後の期待が高まりますね。

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スープは「鮑ヴィシソワーズと伊勢海老のジュレ」。この時期の不快な蒸し暑さを吹き飛ばしてくれる涼感あふれる逸品で、ジュレの中に伊勢エビのうまみが凝縮されています。このジュレとジャガイモの風味との相性も抜群です。同行者の「伊勢海老クリームスープ」は「鮑のステーキ」と並ぶ「ラ・メール クラシック」の自慢の料理だそうで、ひと匙口に入れると伊勢エビの風味がブワッと口の中に広がっていく。それも海老の臭みも出さずに旨みだけが押し出してくる。また、オーブンで焦がした生クリームが実に香ばしく、スプーンで軽くかき混ぜると絶妙なハーモニーになってきます。

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メインは「伊勢海老アメリカンソース」です。これは伊勢海老を丸ごと1匹ローストした豪華なひと品。伊勢エビはプリプリとした歯ごたえが楽しいのだが、それよりソースが凄いことになっています。伊勢海老のミソの旨みを抽出した、いわゆるアメリカンソースなのだが、どうやったらこれ程の旨みが引き出せるのでしょう。口に入れるや否や、封じ込められていた伊勢海老の甘味と香りが、溢れんばかりに口の中で広がります。今まで食べてきたアメリカンソースはなんだったのでしょう。頭の部分の身もナイフできれいにこそげ落としていただいたのだが、フィンガーボウルも用意されているので手で取ってもOKです。

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同行者の「鮑ステーキブールノワゼットソース」は、こちらの席まで漂ってくるほどのバターの芳醇な香り。この鮑を口に含むと鼻孔いっぱいに濃厚な磯の香りとバターの風味が広がります。噛みしめると鮑特有の弾力がありながらも、柔らかく溶けていくような感もある、不思議な食感です。この食感は下処理に秘結があるらしく、鮑をステーキとして焼き上げる前に、大根、香草、白ワインと天然塩などを加えたクールブイヨンでゆっくりと静かに火を通すことによって、鮑の風味を引き出しつつも柔らかく焼き上げることもできるとのこと。熟練の技なんでしょうね。

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デザートはアイスクリームみたいなもんだが、その前の料理が圧巻すぎて、まったく印象に残っていません。これぞまさしくデザート本来の姿ですね…(汗)

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このホテルの開業は1951年とのこと、館内は古びてきてはいるが、さすが宮内庁御用達。重厚感があって気品高い。村野藤吾の意匠設計だそうで、ところどころ昭和の面影がフリーズされているのも、これがまたいいんです。ドラマ「華麗なる一族」のロケに使用されるのも納得ですね。

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実はこの建物、老朽化によって全面的な建て替えが検討されたが、風格ある建物を惜しむ声が多くて残すことになったとのこと。その代わりに2008年、全室海辺のスイートルームである新館BAYSUITE(ベイスイート)がオープンし、この旧館はCLASSIC(クラシック)と名付けられて営業を続けることになったのです。近代建築が大好きなワタシにとってもひと安心ですね。

  • 場所:近鉄賢島駅
  • 訪問日:2009年7月17日
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ラ・メール クラシック フレンチ / 賢島駅
夜総合点★★★★ 4.0


浜田温泉@亀川温泉(別府温泉郷)

2009-07-11 08:28:21 | 温泉(大分県)

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亀川駅からすぐのところの旧街道沿い、数軒の旅館が無ければのごく普通の住宅街と思うようなところが亀川温泉です。その真ん中に共同浴場の浜田温泉があります。

唐破風の立派な建物は新しく再建されたもので、写真でも判るようにバリアフリー化されています。

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そして入浴料はここも100円。例によって脱衣所と一体の温泉には僅かに褐色のお湯が満たされています。僅かに塩味があるので、冬にはよく温まるだろうが、今朝から2浴目のわが身にはガンガン堪えます。

新しい施設の割には浴室がそれほど広く作られていないので、空いている時間帯は落ち着くいい温泉です。

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この施設の向かいに、旧の浜田温泉をリノベーションした資料館があって、昔の浴場を再現していて興味深いのだが、この日は休館日でした。残念!

  • 泉質:塩化物泉 55.3度
  • 場所:JR亀川駅 大分交通バス、亀の井バス・亀川駅前BS
  • 訪問日:2008年5月12日
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浜脇温泉@浜脇温泉(別府温泉郷)

2009-07-04 09:30:06 | 温泉(大分県)

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この浜脇温泉一帯は、以前は鄙びた街だったそうだが今は再開発で団地然としたところ。その中心というかへその所にあるのが、この浜脇温泉です。

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浜脇は別府八湯の中でも最も古い温泉地、以前は立派でレトロな共同湯があったらしいのだが、今ではいかにも近代的な施設になっています。

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入り口はいかにも地域のコミュニティーセンターで、殺風景なことこの上ない。朝一番のお湯なので多少期待していただけに、少々萎える。

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ここも別府のスタンダード、脱衣所と浴室の仕切りがないタイプで、竹瓦温泉と同様、温泉が半地下構造になっています。そして、手入れの行き届いたこの広い浴槽の中に、ほのかな香りが漂う、澄明な温泉が満たされています。

お湯はワタシにはかなり熱いが、これが地元のデフォなのでしょう。朝からガツン!

  • 泉質:単純温泉 62度
  • 場所:JR東別府駅 大分交通バス・浜脇BS
  • 訪問日:2008年5月12日
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