シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

浮遊系復活?

2010年06月14日 | ダイビング

青海島「船越」 ・・・気温28℃ 水温21~19℃   透明度 ⇔8~10

Tarudakara100614m Yasagata100614m 本日の画像はyuriさんからいただきました。

左:タルガタハダカカメガイの捕食前 右:ヤサガタハダカカメガイの交接

本日も予報では下り坂でしたが、快晴のいいお天気でまたまたベタナギ!!浮遊系も復活でとっても楽しめました。昨日から、波も無ければたいした流れも無いのに、まるで別の場所を潜ってるかのようにウチワカンテンカメガイだらけ!!ヤサガタハダカカメガイやオオタルマワシ、各種クラゲ類などなどスゴイ数でした。

Tarudakarahosyoku100614mRayoskusokumokuissyu100614m左:タルガタハダカカメガイの捕食 右:裸殻翼足目の一種

なかでも、タルガタハダカマメガイの捕食シーンと思われるような生態も見ることが出来ました。ハダカカメガイは、カパッと頭が割れて、ミジンウキマイマイを捕食するらしいですが、タルガタは、頭から管の様なものを出して、ウチワカンテンカメガイに吸い付いていました。すごいですねー。浮遊系おもしろいですねー!!その他、ヤサガタでもタルガタでもない裸殻翼足目の一種も見れました。おそらく以前見たものが大きくなったものだと思いますが、いろんな生物が見つかります。

Aoriika100614m Utiwakanntenn100614m 左:アオリイカの産卵 右:ウチワカンテンカメガイの交接

アオリイカは今日も大産卵ショーでした。昨日よりはやや寄れたものの相変らず警戒心が強いようです。その他ミサキスジハゼ、オキナワベニハゼ、ベンケイハゼも見れました。終わりかなと思っていた浮遊系がまたどっと来たのでいつまで見れるか楽しみです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりのハナイカ

2010年06月13日 | ダイビング

青海島「船越」 ・・・気温28℃ 水温21~19℃   透明度 ⇔8~10

Hanaika100613m Dangouo100613m

左:ハナイカ (By azu) 右:ダンゴウオ (By sameちゃん)

梅雨に入り、本日雨かな?と思っていると、それほど降らずに快適でした。今日ももちろんベタナギの船越です。1本目はトンネル方面へ行き、浮遊系リクエストだったので必死にさがすとなんとかヤサガタハダカカメガイとウチワカンテンカメガイを見つけることが出来ました。ミズクラゲには、ハナビラウオの幼魚だと思われる個体を2匹確認できました。ダンゴウオを見て、帰り際には沢山のアオリイカが産卵していました。

Yasagata100613mTatunoosoigo100613m左:ヤサガタハダカカメガイ (By アッキー) 右:タツノオトシゴ(By azu)

透明度が悪かったんで、なかなか近寄らせてくれませんでしたが、驚かさずにゆっくり距離をつめ、なんとか見ることが出来ました。慣れてくると、オスどうしの闘争や産卵も見れました。2本目は左の瀬に行き、久しぶりに気合を入れてハナイカ捜索!!アッキーさんが砂地で発見してくれました。その後ひとまわり大きな個体も見れ、本日2匹見れました。久しぶりに見れたので撮影にもみなさん気合が入っていました。その他ホウボウの幼魚、イワアナコケギンポ、タツノオトシゴ、ミサキスジハゼ、シリヤケイカの卵、コウイカ科の一種の卵、マトウダイの幼魚など見れました。

Benituke100613m ←ベニツケギンポ (By satoru)

そして本日スクーバダイバー講習も行ってきました。初日の講習でしたが、フィッシュウオッチングをする余裕もありました。アカイソアミやキュウセンのオスメス、マダコ等など浅場の生物を見てきました。2日目3日目もこの調子で頑張りましょう!!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陸は大荒れ

2010年06月12日 | ダイビング

青海島「船越」 ・・・気温28℃ 水温21~19℃   透明度 ⇔8~10

Iwaanakokeginpo100612_2Koroeriginpo100612_2

左:イワアナコケギンポ(by satoru)  右:クロエリギンポ(by satoru)

  本日は陸上は強風で大変でしたが、水中はとってもおだやかで透明度は若干下降気味でしたがなかなかのコンディションでした。1本目は左の瀬に行き、浮遊系を探したんですが、ヤサガタハダカカメガイ1匹のみでちょっと寂しかったです。そのかわり昨日いなくなってたミズクラゲがまたまた大量発生!!どういうシステムなのかまったく理解できません。オオカズナギは今日もアクションなし、マトウダイの幼魚は今日もたーくさん見れました。

Dangouo100612_2Murakumokinuzutumi100612_2

左:ダンゴウオ(by fukumoto)  右:ムラクモキヌヅツミ(by アッキー)

   砂地ではホウボウの幼魚、クロエリギンポ、コシマガリモエビなど見れました。2本目はトンネル方面へ行き、ダンゴウオ、ムラクモキヌヅツミ、ツノガニ、オキナワベニハゼ、ベンケイハゼなど見れました。

Tsunogani100612_5

←ツノガニ(by アッキー)

   地風が強かったんでまた明日辺りおもしろいかなー?と思いますが、さすがに浮遊系シーズンは終わりを迎えそうです。そろそろ浮遊系以外のネタを気合入れて探さないといけませんねー。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワイド日和

2010年06月11日 | ダイビング

青海島「船越」 ・・・気温28℃ 水温21~19℃   透明度 ⇔10~12

Tonneru100611Asaba100611

本日の画像はyuriさんからいただきました。左:トンネルにて 右:浅場にて

   本日も船越はべたなぎ。昨日よりは若干透明度が落ちたものの本日も良好なコンディションです。

   浮遊生物が減ってきたんで、本日はワイドに撮影していただきました。しかしながら昨日よりもウチワカンテンカメガイ、ヤサガタハダカカメガイは個体数が増え、タルガタハダカカメガイもまたまた登場!!今週末もぎりぎり浮遊系楽しめそうです。

   左の瀬には昨日あれだけいたミズクラゲが激減!!あれをワイドでバッシッと撮っていただきたかったんですがちょっと残念でした。トンネルや洞窟にも行って撮影していただきました。

Doukutsu100611

Doukutsudeguchi100611

左:洞窟にて  右:洞窟出口にて

  青海島はマクロダイバーがとっても多いんですが、地形もおもしろいし、海藻も多いんでワイドもとっても楽しめるんですねー。午後からちょっと浅場はうっすら赤潮チックになってきましたが、マクロもワイドもとっても楽しい青海島に是非おいでませ!!帰りには久々に秋吉台に寄って自然エネルギー注入してきました。

Akiyosidai100611 ←秋吉台にて


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浮遊系危うし

2010年06月10日 | ダイビング

青海島「船越」 ・・・気温23℃ 水温21~19℃   透明度 ⇔10~15

Dangouo100610sOkinawabenihaze100610s本日の画像はyuriさんからいただきました。

左:ダンゴウオ 右:オキナワベニハゼ

本日も船越はべたなぎ。透明度も良好で絶好のコンディションでした。1本目は左の瀬に行き、浮遊生物を探しましたが、本日は激減。ウチワカンテンカメガイとヤサガタハダカカメガイくらいしか見つけることが出来ませんでした。オオカズナギも今日はアクション無しでした。砂地では、ホウボウの幼魚、マトウダイの幼魚、テンスの幼魚、シリヤケイカの卵、浅場ではアカイソアミが沢山群れ、それをアナハゼやヒメスイ、メバルなどが捕食している様子が見れました。

Mimiikatamago100610s Tensu100610s

左:ミミイカの卵 右:テンス

2本目はトンネル方面へ行き、こちらも浮遊系はヤサガタくらいしか見つかりませんでした。そろそろ終わりなのかな?ダンゴは健在でしたが一匹だけになっていました。三角岩沖ででは、オキナワベニハゼ、ミサキスジハゼ、ベンケイハゼが見れました。水温も上がってきたんで、いろんな魚が活動をしはじめました。

Tigodarakanoissyu100610s Nekokanoissyunojyunyuu100610s

左:チゴダラ科の一種 右:ネコ科の一種の授乳

とっても数は少なくなりましたが、ソラスズメダイも数匹泳いでいるすがたを確認できました。スズメダイの産卵やアオリイカの産卵も始まって、海の中が活気づいてきた船越です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超巨大なタルガタ

2010年06月07日 | ダイビング

青海島「船越」 ・・・気温23℃ 水温20~19℃   透明度 ⇔8~10

Tarugatahadaka100607Isoginchyaku100607

本日の画像はアッキーさんからいただきました。左:タルガタハダカカメガイ 右:イソギンチャクの仲間の幼生

   本日も船越はべたなぎのベストコンディション!!透明度も少しづつ回復してきています。そして今日も浮遊系沢山見れました。相変らずウチワカンテンカメガイが大量発生しています。ヤサガタハダカカメガイも減ってきたもののまだ結構目に付きました。

Masakokamegai100607Kuriirokamegai100607

左:マサコカメガイ  右:クリイロカメガイ

   クリイロカメガイや、マサコカメガイなど見れ、タルガタハダカカメガイは超巨大な個体を見ることが出来ました。いままでのものは、大きくても2~3cmくらいでしたが、今日のは7~8cmくらいありました。こんなにでっかくなるんだなーとビックリです。ダンゴウオも超巨大です。

Dango100607

←ダンゴウオ

   その他、抱卵中のタツノオトシゴ、マトウダイの幼魚沢山、ホウボウの幼魚、チゴダラ科の一種の幼魚、ヒメイカ、モンガラキセワタ、ムラクモキヌヅツミ、ベニキヌヅツミ、ムスメウシノシタ、ニシキウミウシなど見れました。ハナイカはなかなか見つけられませーん。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリーナップ大作戦2010

2010年06月06日 | ダイビング

青海島「船越」 ・・・気温26℃ 水温22~19℃   透明度 ⇔5~8

Honjitunosyuukaku100606mMinnnadebbq100606m

左:本日の収穫(by azuさん) 右:みんなでBBQ(by miya)

   本日は、クリーンナップ大作戦2010でした。紫津浦の水中を中心に清掃活動を行ってきました。この活動を開始して丁度10年になりますが、他ショップさんも最近は清掃を行っているので、少しづつ減ってきているように思います。それでも100キロ近いゴミを回収することができました。

   ご協力してくださったダイバーの皆様お疲れ様でした。今後もこういった活動を続けていきたいと思います。

Karakasakuragenohosyoku100606mYasagata100606m

左:カラカサクラゲの捕食(by yuri)  右:ヤサガタハダカカメガイ(by satoru)

   バーベキューでお腹を満たした後は、ファンダイブ!!人数が多かったんで、ほぼセルフというかたちになりましたが、みなさんいろんな生物を見つけて撮影されていました。オオカズナギは特にアクションはありませんでしたが、浮遊系は相変らず多かったです。久しぶりにタツノオトシゴも見ることが出来ました。

Matoudaiyougyo100606mTatunootosigo100606m

左:マトウダイの幼魚(by atushi)  右:タツノオトシゴ(by higashi)

   毎年あんなにタツがいるのに今年はちょっと少なめです。そのかわりマトウダイの幼魚はとっても多く見ることが出来てます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウチワカンテンの大量発生

2010年06月05日 | ダイビング

青海島「船越」 ・・・気温26℃ 水温22~18℃   透明度 ⇔5~8

Yasagatahadakakamegai100605s

Kiankou100605s_2 左:ヤサガタハダカカメガイの交接?? (By satoru) 右:キアンコウの幼魚(By higashi)

   本日はお天気もよく、コンディションも最高です。夏が来た!という一日でした。1本目に左の瀬。2本目にトンネルコースへ行って来ました。左の瀬では、フィンを履きながら浮遊系をチェックできるほど浮遊物が多く、これは期待大だと思いながらENすると山ほどにウチワカンテンカメガイがいました。本当に一生分見たほどです。その中を探していくとヤサガタハダカカメガイやハダカゾウクラゲ、ヒメゾウクラゲも数個体見ることができました。入ってすぐのところに10円玉サイズのマトウダイの幼魚が数匹、こちらも非常にかわいいです。

Ookazunagibatoru100605s_2←オオカズナギ メスのバトル(By satoru)

   オオカズナギチェックに行くと。。。かなりいい感じにメス1匹に対しオスが2匹います。これはバトルにつながるかと思い見ていましたが、残念ながらバトルまでにはいたりませんでした。その後イワアナコケギンポや砂地ではホウボウの幼魚、チゴダラ科の一種など見て、再度オオカズナギの元へ。今度はオス1匹に対してメス2匹です!これは期待できると思い見ていると、バトルが開始されました!!かなり白熱してバトルで皆大興奮でした。

Nisikiumiusi100605s Dangouo100605s_2左:ニシキウミウシ(By higashi) 右:ダンゴウオ(higashi)

   トンネルコースでは、やはりウチワカンテンカメガイを掻き分け掻き分け進んでいくと・・・。今度はキアンコウの幼魚が登場です!!存在感があり、かなり立派な神々しい姿でした。ぷくぷく太ってきたダンゴウオも2匹、ムラクモキヌヅツミやチャイロキヌタ、ニシキウミウシ、そして帰りには真新しいアオリイカの卵も見ることができました。これからアオリイカの産卵ショーも楽しみなシーズンになってきますね。本日も非常に充実した一日でした!。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浮遊系甲殻類。

2010年06月02日 | ダイビング

青海島「船越」 ・・・気温23℃ 水温18~17℃   透明度 ⇔5~8

Ookazunagimesunobatoru100602Ebirui100602

本日の画像はyuriさんからいただきました。左:オオカズナギのパ゛トル  右:エビ類の一種の幼生

   本日はうねりもなくなり、2本とも船越で潜りました。1本目は左の瀬に行きましたが、本日もほぼ浮遊系です。しかしオオカズナギは今日はメスがバトルしていました。回りには、メスが他に3匹確認できたので、今後期待大です。

Sazanamiushinoshita100602Ebiruinoissyunoyousei100602

左:サザナミウシノシタの幼魚  右:エビ類の一種の幼生

   そして浮遊系は、エビの幼生っぽいものが沢山見れました。もうこの分野は訳がわからないものだらけです。しかし変な格好で泳ぐ種や、妙に触角が長い種、クラゲに乗って浮遊している種などなど沢山見れました。

Ebiruinoissyunoyousei1006023

←エビ類の一種の幼生

   アミの仲間も沢山見れるようになり、それをアナハゼを初めとする魚達が捕食していました。その他はチゴダラ科の一種の幼魚、サザナミウシノシタの幼魚、マトウダイの幼魚、ハダカゾウクラゲ、ウチワカンテンカメガイ、裸殻翼足目の一種など見れました。透明度はイマイチですがまだまだ浮遊系楽しめそうです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久々のバトル。

2010年06月01日 | ダイビング

青海島「紫津浦」&「船越」 ・・・気温23℃ 水温18~17℃   透明度 ⇔5~8

Kouikanopea100601

Kouikanotamago100601

本日の画像はアッキーさんからいただきました。左:コウイカのペア  右:コウイカの卵

   本日は船越のうねりもかなりおさまってきたので、1本づつ潜ってきました。紫津浦では今日もシリヤケイカが産卵していました。1ペアだけになっていましたが、回りにはやはり数匹のオスが見られ、過激なバトルを展開していました。Firozomayousei100601

←フィロゾーマ幼生

  コウイカも今日は、1ペアとオス1匹が見られ、久々にお怒りモードのコウイカが見れました。卵もスクスク成長中で、これだけ卵があるとハッチアウトもきたいしちゃいます。浮遊系はかなり減ってましたが、ヤサガタハダカカメガイ、ウチワカンテンカメガイ、ウチワエビの仲間のフィロゾーマ幼生も見れました。

Ookazunaginobatoru1006012Ookazunaginobatoru100601

←オオカズナナギのバトル

   2本目は船越の左の瀬に行き、久々にオオカズナギのバトルが見れました。挑戦者はかなり大きく、やっとライバル登場といった感じでしたが、やはり巣穴にいたオスが強いようで、退散していきました。今年はなかなか見れないのでとってもラッキーでした。

Himeika100601

←ヒメイカ

   砂地では、ヒメイカや、ホウボウの幼魚、前回見たチゴダラ科と思われる種の幼魚も見れました。浮遊系はほとんど見れませんでしたが、珍しい小ぶりのヤマトメリベが泳いでいました。浮遊系ファンが徐々に増えてきたので、もうちょっとシーズンが長引いてほしいです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする