シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

紫津浦シーズンイン。

2012年10月28日 | ダイビング

青海島「船越」・「紫津浦」・・気温20℃,  水温21℃~21℃,  透明度⇔3~8

Okinawabenihaze121028Kinubari121028左:オキナワベニハゼ(by higashi)  右:キヌバリ(by asa)

  本日は若干時化気味の船越でしたが、1本目は船越で潜りました。キヌバリが今日も婚姻色を出して、巣穴の前にいました。

Yoroimebaru121028←ヨロイメバル(by higashi)

  そして今日はその近くにももう一匹婚姻色のキヌバリを見つけることができました。オキナワベニハゼも増えてきました。タコベラは今日も沢山見れ、メスはお腹をふっくらさせている個体が増えてきました。いよいよ産卵期かな?といった感じです。

  最近左の瀬で大きなヒラマサを見ることが多いのですが、今日は2匹のヒラマサが見れました。その他は、テンス、オトヒメエビ、ダイナンギンポ、フトユビシャコ科の一種、ニジギンポの卵保護など見れました。

Genrokudai121028Kouika121028左:ゲンロクダイ(by higashi)  右:コウイカ(by sasa)

  2本目は紫津浦へ入りました。前回よりは透明度が回復しており、今日は深場の方へも行ってみました。大きなヨメゴチ、セイテンビラメ、ビイドロカクレエビなど見れました。久しぶりにコウイカの若い個体も見ることができました。

Yomegochi121028←ヨメゴチ(by sasa)

  浅場はやはり今日もハゼ天国!!ホバリングカスリハゼが沢山見れました。いよいよ紫津浦シーズンインかな?


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キヌバリ

2012年10月27日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温20℃,  水温21℃~21℃,  透明度⇔3~8

Kingyohanadainoyougyo121027Akahata121027左:キンギョハナダイ(By まど) 右:アカハタ(By sasa)

本日も船越は凪で、講習とファンダイブに行ってきました。そして超久しぶりに婚姻色っぽくなってるキヌバリを見ることができました。もう10年近く前、紫津浦で見て以来です。以前は沢山個体数がいたので、それほど珍しくはなかったのですが、ここ数年特に船越では1匹も確認できていませんでしたのでとってもうれしいです。

Kinubari121027Futoyubisyakokanoissyu121027左:キヌバリ (By shimizu) 右:フトユビシャコモドキ属の一種(By まど)

以前のように沢山のキヌバリが見れる環境になってほしいです。そして今年はマツカサウオの幼魚とキンギョハナダイの幼魚も沢山見れています。今日は三角岩沖では、マツカサウオが一つの穴に6匹も入っている場所がありました。その他はニジギンポの卵保護、タコベラの縄張り争い、スジアラの幼魚、オトヒメエビ、フトユビシャコ科の一種など見れました。

Matsukasauonoyougyo121027Suziaranoyougyo121027左:マツカサウオの幼魚(By shimizu) 右:スジアラ(By sasa)

そして3日連続スクーバダイバー講習も本日終了です。左の瀬へ行ったり、洞窟へ行ったり、タツノオトシゴも見つけたりとってもお上手でした~。また是非ファンダイブへお越しくださいね!!


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今日も捕食シーン

2012年10月26日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温20℃,  水温21℃~21℃,  透明度⇔3~8

Aobudainoyougyo121026Akahatanohosyoku121026 左:ブダイの幼魚 右:アカハタの捕食

本日は凪の船越で講習を行ってきました。潜降、浮上の練習や、マスク脱着、ウエイト脱着などのスキルを中心に行ってきました。反復練習もしっかり行い、ほぼ完ぺきにスキルをマスターしていただきました。水中遊泳では、アカハタがキジハタを捕食するという貴重なシーンが見れたり、岩の隙間には極小のマツカサウオの幼魚が3匹ならんで入っていたり、巨大スズキが2匹ゆうゆうと泳いでいたりと、こちらもいろいろ見ることが出来て楽しかったです。

Umihigoi121026Kousyuusei121026左:ウミヒゴイ 右:講習生

講習なので浅場がほとんどだったのですが、ブダイの幼魚とアオブダイの幼魚がけっこう見れました。普段はあまり見ないので、今年はこちらも個体数が多いです。イトベラも例年だとそれほど沢山は見ないのですが、今年はカミナリベラ並に沢山目につきます。


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ハマチが圧巻!!

2012年10月25日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温20℃,  水温21℃~21℃,  透明度⇔3~8

Anahazenohosyoku121025Korodai121025左:アナハゼの捕食(by yuri)  右:コロダイ(by sasa)

  本日すこーしうねりが入っていましたが船越で潜れました。講習チームとファンダイブチームに分かれて潜ってきました。

  浅場はやや底揺れがありましたが、水深10mくらいまで潜るとそれほどでもありませんでした。

  今年はやはりタコベラが多く、今日はyuriさんがバトルロイヤル状態のタコベラ達を見ることができたそうです。

Hamachinomure121025Futoyubisyakokanoissyu121025左:ハマチの群れ(by sasa)  右:フトユビシャコ科の一種(by yuri)

  そして最近とっても多い回遊魚ですが、今日はハマチの大群に囲まれました。サイズもかなり立派な大きさで大迫力でしたよ。

  まだまだしばらく回遊魚シーズンは続きそうです。そして今日一番のヒットはアナハゼの捕食です。最初キヌカジカの背中に喰らいついてるアナハゼを発見し、獲物が大きかったので、これは食えないだろうと思っていたのですが、上手に尻尾のほうから丸飲みしました。

Hamachinomure2121025Takoberaosunonawabariarasoi121025左:ハマチの群れ(by sasa)  右:タコベラの縄張り争い(by yuri)

  ちょっとキヌカジカはかわいそうですが、壮絶な捕食シーンが見れラッキーでした。その他は超巨大コロダイ、オキナワベニハゼ、オトヒメエビ、マツカサウオの幼魚など見れました。ワイドにマクロに絶好調!!


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いいシーズンです。

2012年10月21日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温22℃,  水温21℃~21℃,  透明度⇔8~10

Benitsukeginpo121021Himeika121021左:ベニツケギンポ(by satoru)  右:ヒメイカ(by sasa)

  今日も船越は凪でした。相変わらず浮遊系多いです。ゾエア幼生やメガロパ幼生はどれも小さいですが、数が半端なく多いです。今日は、通称十字懸垂ゾエアと出初式ゾエアが見れました。小さいイカを見つけ、最初かなり透明に見えたので、これはまたまた「深海イカ」だ!!っと一人で興奮してたのですが、冷静に見るとヒメイカでした。

Kingyohanadainoyougyo121021Kokeginpo121021左:キンギョハナダイの幼魚'by sasa)  右:コケギンポ(by satoru)

  しかしながら色素胞がとっても綺麗でした。その他はクラゲ類も多いのですが、やはりどれも小さいものばかりでした。その他はオキナワベニハゼ、ニジギンポの卵保護、タコベラ、マダラギンポの幼魚、キンギョハナダイの幼魚、マツカサウオの幼魚など見れました。

Zoeayousei121021Matsukasauonoyougyo121021左:ゾエア幼生(by sasa)  右:マツカサウオの幼魚(by satoru)

  最近寄生虫を沢山つけたイチモンジハゼを良く見かけます。こちらもマニアをうならす生物ですが、普通の人はちょっとグロいです。この時期が1年で最も青海島の生物が多く見れ、ものすごーく面白いんですが、ダイバーの数はぼちぼち減ってまいりました。平日はほぼ貸切状態ですので是非潜りに来てください。


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なんかスゴイ。

2012年10月20日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温22℃,  水温21℃~21℃,  透明度⇔8~10

Kocyouumiusi121020Asahianahazenokyuuai121020左:コチョウウミウシ(by sasa)  右:アサヒアナハゼの求愛(by saitou)

  本日は船越が凪になり、少し浮遊しながら潜ってきました。浮遊系は激減していましたが、ゾエア幼生やメガロパ幼生は、極小のものが沢山見れました。

  クラゲもいるんですがどれも極小の個体ばかりです。本日のヒットはまず激レアのコチョウウミウシ。スナイパー・Sさんが見つけてくれました。とってもレアなこのウミウシは普段は海藻にくっついてじっとしています。本日はなんと泳いでいました。

  「泳ぐ。」よいう事は知っていたのですが、見たのは初めてです。「小蝶」というだけあって、羽状の外套をパタパタさせながら泳ぐイメージだったのですが、なんとクネクネダンス!!まるでメリベウミウシ系の様な泳ぎ方でした。

Matsukasauonoyougyo121020Namimatsukasa121020左:マツカサウオの幼魚(by saitou)  右:ナミマツカサ(by shimizu)

  意外というか、残念というか、今までちょっと高貴なイメージがあったのですが、庶民レベルまで落ちてしまった感じです。そして次のヒットはクロヒラアジとナンヨウカイワリの群れです。群れ!!というと大袈裟ですが、5~6匹浅場を回遊するように泳いでいました。

Ozisan121020Nannyoukaiwaritokurohiraazi121020左:オジサン(by sasa)  右:ナンヨウカイワリとクロヒラアジ(by shimizu)

  以前見た時よりもかなり大きくなっており、ちょっと迫力がありました。そして最後にアサヒアナハゼの求愛シーンが見れました。オスが背びれを立て、ピクピクしながらメスの後を追っかけていました。

  メスは無視するかのように、ゆっくり泳いでいるのですが、ストーカーの様に延々と追い掛け回していました。その他もこの時期ならでわの生物たちがとっても増えてきました。マクロもワイドも浮遊系もとってもおもしろいシーズンです。


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サメと深海イカ?

2012年10月18日 | ダイビング

青海島「紫津浦」・・・気温19℃,  水温22℃~22℃,  透明度⇔3~5

Mejirozamemokunoissyu121018Cyagara121018左:メジロザメ目の一種  右:チャガラ  

本日はまたまた台風の影響で船越は大時化。2本とも紫津浦です。透明度はやはり良くはありませんでしたが、本日のゲストは関東からお越しのマニアックなかただったので、喜んでいただけたようです。今日は2つのサプライズがあり、まずサメの仲間が見れました。サイズは50cmくらいでしょうか?小さいんですが、形がもうサメ!!という感じのサメでした。今まで紫津浦ではトラザメしか見たことがなかったので、ちょっとビックリしました。写真を撮ろうとすると、ススッとダッシュで逃げて行ってしまいました。

Yokosuzifuedai121018Tsutsuikamokunoissyu121018m←ヨコスジフエダイ  右:ツツイカ目の一種

そしてもう一つのサプライズはおそらく深海イカであろうイカにまたまた出会えました。体色はほぼ透明で、威嚇する時に色素胞を出す感じでとっても綺麗でした。パッと見ホタルイカに良く似たイカでしたが、これまたススッと逃げられ写真も残念な結果に終わっちゃいました。んー。紫津浦もこの時期何が出るかわからないので、面白いですねー。

Niziginponotamagohogo121018m
← ニジギンポの卵保護

他には今日もヒレ全開のカスリハゼが沢山見れたほか、アオハタ、アカオビシマハゼ、ホシハゼ、ビイドロカクレエビ、タツノオトシゴ、ニジギンポの卵保護など見れました。さあ週末は海況回復するかな?


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西京高校授業最終日

2012年10月17日 | ダイビング

Syuugou3121017Setthinngu121017 本日は西京高校特別授業の最終日でした。「かりゆし」さんと合同で授業してきました。今日はさらに上のスキルを行ってきました。スキンダイビングでは、いろんなバリエーションのフィンキックや、ヘッドファーストから水平潜水など行いました。スクーバでは、今日も中性浮力を中心に、反復練習や水中遊泳、そしてオクトパスブリージングの練習も行いました。みんなびっくりするぐらい上手になりましたよ。

Sukindaibingu1121017Suicyuuyuuei121017 なんだか今すぐ海行っても普通にファンダイビングできるくらい上達しました。最後はみんなでバブルリングを作って遊びました。これはさすがに難しかったですが、最後には結構出来てる生徒さんも数人いらっしゃいました。今年もあっという間に特別授業終わっちゃいましたが、相変わらず西京の生徒さんはとっても礼儀正しくハキハキとしています。

Syuugou2121017Syuugou1121017 素晴らしい学校だ。みなさんまた機会がありましたら海にも是非潜って下さいね。


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今日も浮遊。

2012年10月16日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温23℃,  水温22℃~22℃,  透明度⇔5~8

Koukakuruinoissyuzoeayousei2Gibosimusinonakamanoyousei121016左:甲殻類の一種 ゾエア幼生 右: ギボシムシの仲間の幼生

本日は多少うねりはあったものの、船越で潜れんました。ここ数日船越は浮遊系大当たりだったので、今日ものんびり浮遊してきました。浅場では、前回潜ったときのようなクラゲやサルパが見当たらず、これはハズレか?と思いましたが、浮遊系ダイバーの「かりゆし」クミさんが立て続けに甲殻類の一種のゾエア幼生を見つけてくれました。

Kurageruinoissyunoyousei121016Koukakuruinoissyuzoeayousei121016左:クラゲ類の一種の幼生 右:甲殻類の一種 ゾエア幼生

その後もいろんなものが見れましたが、ゾエア幼生やメガロパ幼生はどれも春見るものよりかなり極小サイズ!!ゾウクラゲの仲間や、クチキレウキガイも見れたのですが、これも極小、でかなり透き通っているのでちょっと今日のうねりだと撮影困難でした。その後もササノハウミウシやササノツユ、ウキヅノガイ、クラゲ類の仲間数種など沢山見れました。

Ebiruinoissyunoyousei121016Ukidunogai121016_2 左:エビ類の一種の幼生 右:ウキヅノガイ

極小クラゲだと思っていたきれいなクラゲは、ギボシムシの仲間の幼生らしいのですが、けっこう沢山見れました。週後半から浮遊系リクエストが入ってるので、ちょっと期待できるかな?ただ海況が心配。


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クサハゼも出ました。

2012年10月15日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温23℃,  水温22℃~22℃,  透明度⇔3~5

Itohikihaze121015Darumagarei121015左:イトヒキハゼ(by sasa)  右:ダルマガレイ(by miwa)

  今日はまたまた船越が時化たので、2本とも紫津浦で潜りました。

  透明度は相変わらずでしたが、じっくりハゼ狙いで潜りました。カスリハゼは今日も沢山見れました。数はイトヒキハゼの倍くらいいるのではないでしょうか。比較的浅い場所からたくさん見ることができています。

  そして今日はオニハゼ2個体、クサハゼも1個体だけみることができました。これからはカスリハゼ以外も沢山出てきてくれると思います。

Kasurihazetoniseoniteppouebi121015Yukatahaze121015左:カスリハゼとニセオニテッポウエビ(by sasa)  右:ユタカハゼ(by sasa)

  共生エビも結構出てきてくれるんですが、ちょっとこの透明度だと撮影はかなり難しいです。今日は、ホタテウミヘビにくっついてるビイドロカクレエビがやたら見られました。別にクリーニングをしてる感じではないのですが、ホタテウミヘビを見つけると、必ずその周りには数匹ビイドロカクレエビが確認できました。

Genrokudai121015Hotateumihebi121015左:ゲンロクダイ(by miwa)   右:ホタテウミヘビ(by miwa)

  その中には卵を持ってる個体も見れました。その他はゲンロクダイ、サツキハゼ、ユカタハゼ、クエ、ダルマガレイなど見ることができました。とにかく透明度がもう少し良くなってほしい。


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