シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

共生ハゼ

2010年10月31日 | ダイビング

青海島 「紫津浦」・・・気温18℃ 水温21℃   透明度 ⇔3~5

Datehazezokuishyu101031Datehaze101031

本日の画像はアッキーさんからいただきました。左:ダテハゼ属の一種  右:ダテハゼ

   本日も船越はうねりが入っていたので紫津浦で潜りました。昨日に比べ今日は多くのダイバーで賑わう紫津浦でした。浅場は濁ってるだろうと思い深場へ行きましたが、更に悪化傾向。スナダコのビンまで行くとさすがにハッチは終了しており、すっかり空っぽになったビンだけが残っていました。新たな個体が住み着いてくれないかなー。とすこーし期待してます。深場は諦め浅場へ。

Kasurihaze101031Kasurihazetoonihimeteppouebi101031

左:カスリハゼ  右:カスリハゼとニセオニテッポウエビ

  今日もじっくり共生ハゼを観察していました。カスリハゼがとってもおもしろいです。ヒレ全開でホバリングしてると思ったらとっても大きなニセオニテッポウエビが一生懸命砂を堀り出していました。他にも沢山のハゼを見ることができました。オニハゼはやはり警戒心が強くなかなか寄らせてくれません。結構ペアになってるものも見かけるんですがなかなか撮影できません。

Onihaze101031Kusahaze101031

左:オニハゼ  右:クサハゼ

  今年はダテハゼが多いのですが中にはちょっとガラの違った個体も確認できるんで要チェックです。そろそろ船越も潜りたいんですがなかなか海況が良くなりません。


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今日もハッチしてました。

2010年10月30日 | ダイビング

青海島 「紫津浦」・・・気温19℃ 水温21℃   透明度 ⇔3~5

Sunqdakoyo101030Murehatatatedai101030

本日の画像はsaitouさんからいただきました。左:スナダコの幼体  右:ムレハタタテダイ

  本日は台風の影響で風が強いかな?と思っていましたが思いのほか穏やかでした。しかしながらやはり外海は時化ていたので紫津浦で潜りました。前回に引き続き今日もスナダコ見れるかな?と思い行ってみると今日もハッチアウトが見れました。しかしながらかなり卵が減ってきてるので体で卵を隠してしまってなかなか見せてはくれませんでした。

Kusahaze101030_2Onihazenopea101030

左:クサハゼ  右:オニハゼのペア

  そして今日もハゼが沢山見れました。カスリハゼ、クサハゼ、ダテハゼ、イトヒキハゼ、スジハゼなど。オニハゼはペアになっているものも確認できてます。しかしとっても警戒心が強いので寄るのは一苦労です。浅場では結構ムレハタタテダイが多く見れ、ほぼ成魚といったようなサイズになってきました。ハナハゼもシッポが伸びてきて立派になってきた個体も確認できるようになりました。

Nagasakiyo101030

←ナガサキスズメダイ

  チャガラも順調に増えてきましたが、キヌバリはやはりいなくなってしまいました。この海域での繁殖はきびしくなったのかなー?

 


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スナダコのハッチアウト

2010年10月28日 | ダイビング

青海島 「紫津浦」・・・気温19℃ 水温21℃   透明度 ⇔3~5

Mijinntosunadako101028mSunadakobebi101028m

本日の画像はyuriさんからいただきました。

左:スナダコ&ミジンベニハゼ   右:スナダコのハッチアウト

本日はやはり船越は荒れていて、紫津浦で潜ってきました。そしてまたまたすばらしいネイチャーシーンに遭遇できました。前回先週潜ったときにもうハッチ寸前だと思っていた卵保護を行っていたタコでしたが今日行ってみると少し数は減っていたものの、まだ結構卵が残ってたのでちょっと期待して観察。

Sunadakotamago101028mBiidorokakureebii101028m

左:スナダコの卵  右:抱卵中のビイドロカクレエビ

このタコはサイズからしてイイダコかスナダコだと思ってたんですが、目の周りの模様からおそらくスナダコだろうと思います。よくよく見ると巻き貝の貝殻にはまだミジンが入っていました。yuriさんがゆっくり観察していて見つけてくれました。そうこうしてるとなにやらピュット飛び出してきました。ビンの中で孵化するんで結構観察しやすかったのですが、マダコの様にはピュンピュン出てくれず、2ダイブ粘って5匹しか見ることはできませんでした。それでも貴重なシーンに遭遇できてとってもラッキーでした。このペースだとあと2~3日見れそうなんですが台風がとっても気になります。

Kusahaze101028mKasurihaze101028m

左:クサハゼ 右:カスリハゼ

その他はクサハゼ、ダテハゼ、カスリハゼ、抱卵中のビイドロカクレエビ、ゲンロクダイなど見れ、今年は浅場のハナハゼが多く、減圧がてらヒレ全開を狙うのも面白いかも!!ただ内海はちょっと水温が下がっておりました。


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オトヒメエビ大小

2010年10月25日 | ダイビング

青海島 「船越」・・・気温22℃ 水温23℃   透明度 ⇔5~8

Odorikakureebi101025mMeitidai101025m

左:オドリカクレエビ 右:メイチダイ

本日は午後から雨予報のうえに北の風10m・・・ということで時化るであろうと早めに潜ってきました。が結果雨にも降られず、風も吹かずで良好の船越となりました。

1本目に左の瀬。2本目に三角岩沖~洞窟コースへ行ってきました。左の瀬では、テングハギやナミマツカサ、イワアナコケギンポ、青い斑点が出てきはじめているハコフグの幼魚、オトヒメエビ、そして昨日いたモヨウフグの幼魚を探しましたが、今日は見ることができませんでした。タコベラはオスを1匹、オドリカクレエビ等見てEXしました。

Mebaru101025mKasago101025m

左:メバル 右:カサゴ (By miwa)

三角岩沖では、道中ボラがホンソメワケベラにクリーニングをされていました。オトヒメエビがこちらにもいたのですが、大きなオトヒメエビの上に小さなオトヒメエビが乗っかっていてかわいかったです。キンギョハナダイの幼魚やクマノミの幼魚、オキナワベニハゼ、卵を保護するマダコパパは今日も頑張って卵に新鮮な海水を送っていました。

Madako101025mOtohimeebi101025m

左:卵を守るマダコ 右:オトヒメエビ大小

そして帰り際浅場でホンベラの幼魚に混ざってムスメベラやヤマブキベラの幼魚が泳いでいました。ちょこちょこ泳ぐので写真にはとっても撮りずらそうです。上がり際のグビジンイソギンチャクに着くイソギンチャクエビを見てEXしました。明日から少し時化そうです。


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今年もモヨウフグに再海

2010年10月24日 | ダイビング

青海島 「船越」・・・気温20℃ 水温23℃   透明度 ⇔5~8

Minokasago101024

Kingyo101024

左:ミノカサゴ(by fukumoto)  右:キンギョハナダイの幼魚(by yuri)

  本日は雨の船越でしたが凪となり、水中は快適でした。1本目は三角岩沖から洞窟へ行きました。スジアラが今年は多く、今日も4匹見れました。そしてマダコの卵保護もまた新たに一箇所確認できました。クマノミの幼魚やキンギョハナダイの幼魚など見て、オキナワベニハゼも数が増えてきて、ちょっとひと回り大きいサイズの個体も確認できるようになりました。オトヒメエビもまた別の場所で確認できました。大、小2匹の個体が同じ穴の中に入っていました。洞窟ではキンメモドキの幼魚が数十匹群れていました。季節来遊真っ盛りといった感じです。シサンゴカクレエビも数匹確認できたんですが、やはり撮影は難しいです。浅場ではヤマブキベラとオトメベラの幼魚と思われるベラの仲間が群れていました。

Namimatsukasa101024Takobera101024

左:ナミマツカサ(by fukumoto) タコベラ(by yuri)

2本目は左の瀬へ。今年もモヨウフグがやっと見れました。ほぼ毎年ほぼ同じ場所で確認できる不思議な性質の季節来遊魚です。しかも今日はオドリカクレエビにクリーニングされていました。とってもカワイイですよ。しばらく見れると嬉しいです。

Moyoufugu101024Moyoufuguwokurining101024

左:モヨウフグ(by fukumoto)  右:オドリカクレエビがクリーニング中(by yuri)

  タコベラも今日はメスとペアになり、求愛っぽい行動はするもののこれといったアクションは見れませんでした。しかしながら時折ヒレ全開にする姿はとっても綺麗です。その他はナミマツカサ、抱卵中のカザリイソギンチャクエビ、ミナミハコフグの幼魚、ホソウミヤッコ、ミノカサゴの幼魚、イソギンチャクエビなど見れました。相変らずイワシや回遊魚も多く、1年で最も賑やかな船越です。


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良く見ると卵を抱えていました。

2010年10月22日 | ダイビング

青海島 「紫津浦&船越」・・・気温22℃ 水温23℃   透明度 ⇔5~8

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左:セイテンビラメ 右:タコの卵保護  (By satoko)

本日は午前中は紫津浦で潜りましたが、午後からは波も落ち着いてきたため船越にて潜ることが出来ました。紫津浦では、昨日見たミジン&タコを探しに深場へ。行く途中には立派なオニハゼやイトヒキハゼ、ヒレ全開のカスリハゼ、こちらも大きくてホバリングしていたクサハゼ、そしてミジン&タコを見つけることが出来ました。今日はよくよく見てみるとタコは卵を抱えていました。その卵もここ数日でハッチアウトしてしまいそうな勢いです。

Kasurihaze101022mItohikihaze101022m左:カスリハゼ 右:イトヒキハゼ (By yamada)

全身を出してくれないので、ちょっとわかりづらいのですが、サイズが小さいのでイイダコではないかと思います。その後擬餌を上手に使っていたセイテンビラメやナガサキスズメダイ、ハナハゼなど見てEXしました。

Kurohosifuedai101022mMinokasagoyougyo101022m左:クロホシフエダイの幼魚(By yamada) 右:ミノカサゴの幼魚 (By satoko)

船越では左の瀬へ。思ったよりもうねりはなく快適です。テングハギやナミマツカサ、イワアナコケギンポ、オトヒメエビ、ミノカサゴも幼魚、カザリイソギンチャクエビは随分と大きくなってきています。砂地からの帰りタコベラのオスを探しましたが、今日はメス1匹のみ。明日に期待です。オドリカクレエビを見た後スジアラも浅場で見ることができました。


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タコ&ミジン

2010年10月21日 | ダイビング

青海島 「紫津浦」・・・気温23℃ 水温23℃   透明度 ⇔5~8

Onihaze101021s Datehazezokuissyu101021s

本日の画像はyuriさんからいただきました。左:オニハゼ 右:ダテハゼ属の一種

  本日は北東の風強く船越側は時化ており、紫津浦でのダイビングとなりました。前回に紫津浦で潜ったときよりも透明度は良くなってきています。このまま早くスコーンと抜けてほしいですね。

Kusahaze101021s_3Mijinnbenihaze101021s_3左:クサハゼ 右:ミジンベニハゼ

  沖のほうではやはりハゼの仲間達が多く、イトヒキハゼを初め、ダテハゼの仲間やクサハゼ、カスリハゼなど個体数もどんどん増えてきているような気がしています。カスリハゼは昨年に比べると大きく、数も多いのでねらい目です。やはりヒレ全開を狙いたいですね。ツキヒガイも久しぶりに見たのですが、ホタテのように口をパクパクしながら一目散に逃げていきました。

  そして今日のヒットはタコ&ミジンベニハゼ。透明のビンの中にタコが入っており、その中を更に良く見るとミジンも入っているというラッキーな出来事でした!

Kasurihaze101021s_2 Nagasakisuzumedai101021s_3 左:カスリハゼ 右:ナガサキスズメダイ

  大きなクエやキジハタ、チャガラの群れ、アカカマスの群れ、そしてチョウチョウウオの幼魚やゲンロクダイ、ハタタテダイなども見ることができました。ハナハゼも数匹で群れていたり、タツノオトシゴやホシハゼなどゆっくりとフィッシュウオッチングしてきました。明日も紫津浦になるかなぁ~。


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サヨリアタック

2010年10月17日 | ダイビング

青海島 「船越」・・・気温25℃ 水温24℃   透明度 ⇔8~12

Okizayori101017mOkizayoriatakku101017m

左:オキザヨリ(by fukumoto) 右:イワシを捕食するオキザヨリ(by fukumoto)

  本日はべたなぎになり、絶好のコンディションでした。そして今日もとっても熱い内容でした。特に浅場にはイワシが群れていて、それを上からオキザヨリが、横からアオリイカが、そして下から大きなスズキがアタックをかけ、まるで映画「オーシャンズ」の1シーンの様な光景でした。

Takobera101017m

Hanaminokasago101017m左:タコベラ(by chisato)  右:ハナミノカサゴ(by chisato)

  そして左の瀬では今日もタコベラが威嚇したりメスにアピールしたりしてこちらも楽しかったです。その他左の瀬では、ハナミノカサゴ、オドリカクレエビ、カザリイソギンチャクエビ、ナミマツカサ、テングハギなど見れました。三角岩沖では、何をされても引っ込まない強気なベンケイハゼに出会えました。

Doukutunite101017m

Benikeihaze101017m左:洞窟にて(by fukumoto) 右:ベンケイハゼ(by chisato)

  いつもは1~2回ストロボを光らすと隠れてしまうのですが、今日は撮り放題!!オキナワベニハゼ「もいいの?」ていうくらい外にでてる個体に出会えました。その他マダコの卵保護、キンギョハナダイの幼魚、マダラギンポ、スジアラ、テングハギ、ハタタテダイ、theチョウチョウウオ、オヤビッチャ、ナガサキスズメダイ、イソギンチャクエビなど見れました。さあ青海島絶好調です。


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レインボーランナー

2010年10月16日 | ダイビング

青海島 「船越」・・・気温23℃ 水温25℃~24℃   透明度 ⇔5~8

Sunachi101016Kannpachi101016

左:砂地にて  右:カンパチの群れ (By matumoto)

  本日も船越は若干時化気味でしたが2本とも外で潜りました。昨日同様浅場は若干揺れがありますが、少し下がるとそれほどの揺れも無く、透明度もまあまあです。そして秋らしく回遊魚がとっても多かったです。ハマチやカンパチの群れ、大きなヒラマサや久しぶりにツムブリも見ることができました。以前相島で1度、青海島で1度見ただけです。

Sujiara101016

Tsumuburi101016左:スジアラ(By satoru) 右:ツムブリ(By matumoto)

  日本海ではとっても珍しい回遊魚です。英名は「レインボーランナー」シャープな体に青いラインが2本入ってカッコイイですねー。とりあえず証拠写真は抑えていただきました。その他はナミマツカサ、ハコフグの幼魚、テングハギの幼魚、オドリカクレエビ、カザリイソギンチャクエビ、タコベラ、ヒメフエダイ、ハタタテダイ、ヨウジウオなど見れました。

Tako101016Takobera101016左:卵を守るマダコ(By satoru)  右:タコベラ(By satoru)

  2本目は三角岩沖へ行き、スジアラの幼魚が3匹見れました。マダコの卵も10日経ち、すこーし目が出来てきました。しかしながらハッチアウトはまだまだ先のようです。その他クマノミの幼魚、マダラギンポ、ハタタテダイ、キンギョハナダイの幼魚、オキナワベニハゼ、イソギンチャクエビなど見れました。この時期はマクロもワイドもとっておもしろく、ベストシーズン到来といった感じです。


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やや荒れてました。

2010年10月15日 | ダイビング

青海島 「紫津浦」・「船越」・・・気温25℃ 水温25℃~24℃   透明度 ⇔5~10

Amimehagiyougyo101015sHanamimonkasago2101015s左:アミメハギの幼魚 (By satoko) 右:ハナミノカサゴの幼魚(By yamada)

本日は初めやや風波があったので紫津浦へ入りました。しかしながら透明度はまたまた悪化。本日は浅場も濁ってたので開き直って共生ハゼ狙いでじっくり近場を攻めてきました。ダテハゼ、オニハゼが今年はよく目立ちます。クサハゼやカスリハゼもまだサイズは小さいですが、確認することが出来ます。けっこう浅場にも多いのでちょっとびっくりです。

Hanaminokasago101015sKobunumeri101015s左:ハナミノカサゴの幼魚(By satoko) 右:コブヌメリ (By yamada)

スニハゼやユカタハゼなど地味なものもじっくり撮影。イトヒキハゼは相変らずわんさかいました。浅場はハタタテダイ、ナガサキスズメダイの幼魚、ハナハゼの幼魚などがいてちょっと南国チックです。

Odorikakureebi101015s Namimatukasa101015s 左:オドリカクレエビ(By yamada) 右:ナミマツカサ(By satoko)

2本目は少し波がおさまって来たので船越左の瀬に潜りました。ナミマツカサ、カザリイソギンチャクエビ、オドリカクレエビなど見た後久々にハナミノカサゴを見ることができました。1~2ヶ月前に近くで幼魚を見てたのでおそらく同じ個体だと思うんですが、ちょっと大人になっててとっても綺麗でした。その後タコベラをじっくり撮影。浅場ではスジアラの幼魚をまた見れました。週末は海況どうでしょう。


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