シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

船越でもツムブリ

2013年07月31日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温35度 水温29~28度 透明度8~12m

Maazinomure130731Aigonoyougyo130731左:マアジ(by hirata)の群れ  右:アイゴの幼魚(by hirata)

  本日はファンダイブで潜ってきました。いよいよ日本海の生物達にとっては過酷な水温になってしまいました。

  このままの高水温が続いちゃうと、せっかく復活したキヌバリやウバウオ、スイなどがまたいなくなってしまいそうです。

Nihonawasango130731Tensu130731左:ニホンアワサンゴ(by miyazaki)  右:テンス(by sasa)

  そしてニホンアワサンゴもいよいよヤバくなってきました。数年前の白化の前兆である、骨格むきだしの個体が増えてきました。まだまだ夏は長いので、ひょっとしたらまた全滅の可能性がでてきました。とりあえず一回台風が来るか海が時化ないかぎり水温は下がりそうにありません。ちょっと心配です。しかしながら相変わらず生物がとっても多いです。本日はツムブリが現れてくれました。

Tonnnerudeguchi130731Tsumuburi130731左:トンネル出口(by sasa)  右:ツムブリ(by hirata)

  カンパチやヒラマサなんかも多くなってきました。浅場はアイゴの幼魚たちも群れはじめました。ネンブツダイの口内保育がかなりおすすめになってきました。オレンジ色の新しい卵や銀色のギラギラしたハッチアウトしそうな卵まで、群れてるのでとっても観察しやすいです。

  砂地ではテンスの成魚が見れています。以前は近寄るとすぐ逃げてたんですが、この暑さのせいか、泳ぐのがめんどくさいようでかなり寄れるようになりました。


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今日も講習デイ~!

2013年07月30日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温33度 水温28~27度 透明度10~12m

Doukutsu130730mHatatatedainokuriningu130730m左:洞窟にて  右:ハタタテダイの幼魚

本日も講習DAYです!!2日目と最終日のかたのスクーバダイバー講習を行ってきました。海は若干風波がありましたが、海の中に入ってしまえば快適です。講習の水中遊泳中にカンパチの子供がフィンにまとわりつくように着いてきて、可愛かったです。ハタタテダイの幼魚は今日もクリーニングに励んでいました。

Asahianahaze130730mKuroyurihazenoyougyo130730m左:アサヒアナハゼ  右:クロユリハゼの幼魚

最終日のお二人は午後からは洞窟コースへ。出口を振り返ると綺麗だった~^^と感激されていました。クロユリハゼの幼魚も数匹で群れていました~!

無事に講習も終了し来月は遊びに行かれるプランがあるようです!!楽しんできてくださいね~。

Kanpachi130730m← カンパチ

そしてこの夏青海島にもまたお越しくださいね!!


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講習行ってきました。

2013年07月29日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温30度 水温28~27度 透明度10~12m

  本日は海洋講習に行ってきました。今年はシーアゲインでは珍しく講習や体験ダイビングが沢山入っておりまして、このところインストラクターらしい仕事をしている笹川です。

  本日は初日の講習だったんですが、体験ダイビングを先週していただいた方だったので、とってもスムーズに行えました。本日多少浅場は底揺れがあったんですが、サクサクスキルを行っていただきました。

  中性浮力もかなり上手で、すでに肺のトリミングもマスターし、ホバリングもほぼ完ぺきにこなされておりました。すばらしい。明日も引き続き講習ですが、頑張りましょう。


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豪雨でした。

2013年07月28日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温30度 水温28~27度 透明度10~12m

Akasimasirahigeebi130728_3Meichidainoyougyo130728左:アカシマシラヒゲエビ(By harada) 右メイチダイの幼魚(By yuri)

本日はファンダイブと体験ダイビングに分かれて潜ってきました。山口市内は朝からものすごい雷雨でしたが、青海島はほぼ雨は上がりました。

Niziginpo130728Sakuradai130728左:ニジギンポの卵保護(By harada) 右:サクラダイの幼魚(By yuri)

メイチダイやヨコスジフエダイ、イソフエフキやイトフエフキの幼魚など、夏の魚たちが沢山見れるようになってきました。季節来遊生物も続々登場しております。サクラダイはまだ定位置で確認できています。かなりダイバー慣れしてきて、以前はすぐ隠れてたんですが、このところ泳ぎ回っております。コブヌメリの婚姻色がとっても綺麗です。

Tatsunoitoko130728Yokosuzifuedainoyougyo130728左:タツノイトコ(By saitou) 右:ヨコスジフエダイの幼魚(By saitou)

時折通りがかるメスにアピールしております。砂地ではクロエリギンポの個体数がややふえてきたものの、まだサイズが小さい個体ばかりです。

P7280023m← 体験ダイビング

体験ダイビングも順調にもぐれたようで、楽しかったそうです。また是非潜りに来てください。


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魚影が最高。

2013年07月27日 | ダイビング

相  島・・・気温33度 水温28~27度 透明度10~15m

Ookawarigincyaku130727Nennbutsudai130727左:オオカワリギンチャク(by saitou)  右:ネンブツダイとトゲトサカの仲間(by sasa)

  本日ファンダイブは相島と青海島に分かれて潜ってきました。相島は本日南西の風がやや強く吹いていたので2本とも「カッカセ」に潜りました。

  深場では今日もサクラダイが沢山見れました。そして巨大なコブダイのオスが2匹見れました。

  魚影は今シーズン最高で、イサキ、タカベ、ムツ、マアジ、ネンブツダイなどがものすごく群れておりました。相変わらずカワリギンチャクの群生は見事です。

Isakitototosakanonakama130727Kawarigincyakunogunsei130727左トゲトサカの仲間(by sasa)  右:カワリギンチャクの群生(by sasa)

  最近しょんぼりしていたオオカワリギンチャクですが、本日はシャキッと元気に花開いておりました。

Sakuradai130727←サクラダイ(by saitou)

  浅場ではキンギョハナダイのオスが、メスに求愛している様子があちらこちらで見れたほか、イトヒキベラも婚姻色ギラギラでとっても綺麗です。次回相島は8月11日です。他にも平日計画中です。

Doukutunite130727m ←洞窟にて(By あっこちゃん)

そして青海島も砂地まで行くと透明度も良く, 気持ちよく潜ってきました。やっぱり午後からの洞窟は綺麗ですね~。また明日も楽しみです~!!


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レッツ調査ダイブ!!

2013年07月25日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温33度 水温28~27度 透明度10~12m

Benitsukeganinokousetsu130725mAkaei130725m 左:交接中のベニツケガニ(By sasa) 右:アカエイ(By sasa)

本日は若干風波がありましたが、週末に向けての調査ダイブをみんなで行ってきました。1本目に左の瀬。2本目に洞窟コースです。左の瀬では、砂地でゆっくりとしてきました。オキエソがアナハゼを捕食がっつりと捕食するシーンや極小の稚魚が無数に浮遊しているのですが、その稚魚を狙ってミノカサゴが大量に集まってきています。オキエソの幼魚や他の魚にとっても格好の捕食場となり、みな捕食に大忙しです。

Kuroeriginpo130725mOkiesonohosyoku130725m 左:クロエリギンポ(By クミさん) 右:アカエソの捕食(By クミさん)

成魚に育つと面白くなってきそうなクロエリギンポやクロウシノシタ、タツノオトシゴやタツノイトコ、先日見たテンスの幼魚がいない代わりに成魚のテンスが1匹泳いでいました。久しぶりに肉食系のキイボキヌハダウミウシも見てEXしました。

Hourancyuunonokogiriyouzi130725mKobunumerinopea130725m 左:抱卵中のノコギリヨウジ(By sasa) 右:コブヌメリのペア(By クミさん)

洞窟コースでは白い髭をなびかせているアカシマシラヒゲエビとオトヒメエビのコンビに挨拶し、今日はまったく疲れていないサクラダイの幼魚、先日見たマダコはすべてハッチし終わったようで姿がなくなってしまっていました。ベニツケガニの交接や抱卵中のノコギリヨウジ、2枚貝の中で卵を守るニジギンポ、そしてコブヌメリも面白かったです。このコブヌメリもバトルや婚姻色がとても綺麗なので、ちょっと観察が楽しみです。洞窟内も光が入りやっぱり綺麗でした。海に入ってすっきりです~!週末もがんばります~!!


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タコのハッチ

2013年07月23日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温33度 水温28~27度 透明度12~15m

Taikenn130723mTaiken30723m左右:レッツ体験ダイビング!!

  本日は体験ダイビングとファンダイブに分かれて潜ってきました。ずっと卵保護していたマダコですが、本日沢山のベビー達がハッチアウトしておりました。しかしながら相変わらず穴の外に陣取ってたダイナンギンポが、パクパクとベビー達を捕食しておりました。

  自然界の厳しさを目の当りに見せられてちょっとかわいそうな気がしますが、しょうがないですね。しかしながら隙をついて沢山のベビー達が旅立って行っておりました。何度見てもこういうシーンは感動的ですね。

Taiken20723mTatsunootosigo130723m左:体験ダイビング 右:タツノオトシゴ

  アカシマシラヒゲエビやサクラダイは今日も健在。砂地ではクロウシノシタ、タツノイトコ、タツノオトシゴなど見れました。体験ダイビングも順調だったみたいで、とても楽しかったそうです。また是非潜りに来てください。


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カキの仲間の放精、放卵

2013年07月22日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温33度 水温28~27度 透明度12~15m

Iwagakinonakamanohourann130722Iwagakinonakamanohousei130722左:イワガキの仲間の放卵(by sasa)  右:イワガキの仲間の放精(by sasa)

  本日も午後からら少し風波が立ちましたが、相変わらずコンディション良好の船越です。今日もまた透明度が良くなり、気持ちいい水中です。

  久しぶりにトンネルまで行ってきたんですが、トンネル付近だけ白っぽい濁りがあったんで、これはまた何かが放精してるんだなーっと思っておりましたが、イワガキの仲間がものすごい勢いで放精、放卵しておりました。

Kawahaginobatoru1130722Kawahaginobatoru2130722左:カワハギのダトル(by sasa)  右:カワハギのバトル(by fukue)

  特に水路付近が最も激しく濁っており、そこらじゅうのカキが放精、放卵しておりました。カメラのストロボの調子が悪く、ろくな写真が撮れませんでしたが、見れてラッキーでした。

Otohimeebitominokasago130722Minokasago130722左:オトヒメエビとミノカサゴ(by fukue)  右:ミノカサゴ(by sasa)

  今日もサクラダイやアカシマシラヒゲエビをはじめとする季節来遊生物達は健在でした。しかしながらこのところいろんな生物の生態シーンが観察できて、フィッシュウオッチングがとっても楽しい季節です。


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久々のハナイカ

2013年07月21日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温33度 水温28~27度 透明度12~15m

Hanaika130721Iwaanakokeginpo130721左:ハナイカ(by sasa)  右:イワアナコケギンポ(by satoru)

  本日若干の風波がありましたが水中は快適でした。そして今日も沢山のダイバーや海水浴客で賑わう船越でした。

  久しぶりにハナイカが見れました。なかなか今シーズンは卵が少ないんで、そろそろ安定した場所に卵を産んでほしいです。アカシマシラヒゲエビやサクラダイは今日も元気でした。

Madakonotamagohogotodainanginpo1307Misakisuzihaze130721左:マダコの卵保護とダイナギン(by sasa)ポ  右:ミサキスジハゼ(by satoru)

  今年はハタタテダイも多いようで何か所かで見れているようです。卵保護しているマダコの外にはダイナンギンポが居座っていて、おそらくハッチしたばかりの子供たちを狙っているようでした。洞窟は今日もとっても癒しでした。

Otohimeebi130721Sakuradai130721左:オトヒメエビ(by satoru)  右:サクラダイ(by satoru)

  左の瀬では、砂地まで行くと若干水温が下がって気持ちいいです。透明度も良好で、魚の幼魚を狙ってミノカサゴ達がストーカーの様に追いかけてる姿をみかけます。今年はクロエリギンポの個体数が多いようで、繁殖期にはいるととても楽しめそうです。オス同士が威嚇しあう姿がとってもおもしろいです。


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ハタタテダイ幼魚のクリーニング店大繁盛

2013年07月20日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温33度 水温28~27度 透明度12~15m

Doukutsu130720Akaei130720左:洞窟にて 右:アカエイ

本日は海水浴客も随分と増えて更に賑やかなビーチになっていました。夏のこの雰囲気が嬉しいですね~!1本目に左の瀬。2本目に洞窟コースへ行ってきました。

左の瀬では、ENしてすぐの場所で今日もせっせとハタタテダイの幼魚がマダイの幼魚をクリーニングしていました。他の場所でもハタタテダイの幼魚が見つかっていて、そこでもクリーニング店は大繁盛しています。先日見たソラスズメダイの成魚ですがまだ産卵床を定めていない様子でした。ちょうどダイバーの通り道になっているところなので、いい場所を見つけてほしいですね~。砂地ではマアジが群れ、ホオジロゴマウミヘビ、ホタテウミヘビ、ダイナンウミヘビと砂地から顔を覗けています。アカエイも颯爽と駆け抜けていきました。そしてクロエリギンポ達はすぐに砂に潜ってしまいました。

Akasimasirahigeebi130720Hatatatedaitomadai130720左;アカシマシラヒゲエビ(By shimizu) 右:ハタタテダイの幼魚(By shimizu)

洞窟コースでは、アカシマシラヒゲエビ&オトヒメエビのコンビがなかなか可愛いです。とくにアカシマの方はよくサービスしてくれます。サクラダイの幼魚や抱卵中のマダコ、そして洞窟内は今日もとっても素敵な景色でした。この光のシャワーがなんともいえません。

Hoozirogomaumihebi130720← ホオジロゴマウミヘビ(By shimizu)

水温もさらに上昇しすっかり常夏です。


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