シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

ヒダミノウミウシ

2011年02月27日 | ダイビング

青海島 「船越」・・気温18℃ 水温13℃  透明度 ⇔3~5

Himeika110227m

Yariikatamago110227m

左:ヒメイカ (By satoru) 右:ヤリイカ卵 (By saitou)

  本日はいい凪だったので2本とも船越で潜りました。しかしながら透明度やはりあまり良くはありませんでした。1本目は左の瀬に行き、浮遊系を探しましたが今日はちょっと不発でした。ヤリイカの卵はまた新しいところにも産みつけられており、今年は沢山見ることが出来てます。かなり成長しているものも増えてきました。ナイトをすれば高確率で見れそうです。砂地では今日もヒメイカを数匹見ることが出来ました。

Ebiruinoissyu110227m

Higedai110227m左:エビ類の一種の幼生(By satoru) 右:ヒゲダイ(By saitou)

  saitouさんがテングダイを撮影されてました。船越では見たことがないので、おそらく初登場だと思います。2本目は洞窟へ行きました。ヒダウミウシを今シーズン初めて見ました。以前からいる赤いミノウミウシ亜目の一種ですが、エラが青っぽくなってる個体もいて、ひょっとしたらすべてヒダミノウミウシかもしれません。帰りには今日もやたら外に出ているコケギンポが目に付きました。それにしてもこの濁りははやくなくなってほしいです。


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衝撃のミズダコ

2011年02月26日 | ダイビング

青海島「紫津浦」・・・気温14℃ 水温11℃  透明度 ⇔5~8

Mizudako110226mAsabanite110226m左:ミズダコ (By matumoto) 右:紫津浦にて(By matumoto)

  本日も船越はややうねりが入っていたので2本とも紫津浦で潜りました。それほど透明度は良くありませんでしたが、浅場は海藻類が沢山生えてきてとても綺麗です。フクロノリも増えてきたのでウミウシも探さないといけないですね。沖では今日もイトヒキウミウシ属の一種を沢山見ることが出来ました。

Cyagaranotamago110226mArimoumiusi110226m左:チャガラの卵(By satoru) 右:アリモウミウシ(By レモン)

  チャガラの卵はいよいよハッチアウト間近という感じになってまいりました。いつ出てきてもおかしくないくらい成長しています。そして今日はレモンさんがミズダコを発見してくれました。青海島では2度目の登場ですが、巨大すぎてちょっと怖いです。

Hatatatenumeri110226mKuetogonzui110226m左:ハタタテヌメリ(By satoru) 右:クエとゴンズイ(By レモン)

  サメも襲うという噂も聞いたことがあるのでちょっと近寄るのに勇気がいります。写真ではちょっと伝わらないですが、生で見るとちょっとビビります。その他クラゲの仲間にはクラゲノミ亜目の一種が今日も見れました。ハタタテヌメリも婚姻色になってきて、これからがおもしろそうです。


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再び浮遊系

2011年02月25日 | ダイビング

青海島 「船越」・「紫津浦」・・・気温18℃ 水温12℃  透明度 ⇔8~10

Ebiruinoissyunoyousei110225mKuragenomiamokunoissyu110225m

本日の画像はyuriさんからいただきました。

左:エビの一種の幼生  右:クラゲノミ亜目の一種

本日は1本目は船越、2本目はやや風が出てきたので紫津浦で潜りました。船越では、数種浮遊系が見れました。やはり甲殻類の幼生を多く見かけます。タツノオトシゴは本日はペアになっていて、メスのお腹はかなり大きくなっていたので、近いうち産卵しそうです。砂地ではヒメイカやホウボウなど見れました。

Kuragenonakama110225m

Itohikiumiusizokunoissyu110225m左:クラゲの仲間  右:イトヒキウミウシ属の一種

紫津浦では今年もイトヒキウミウシ属の一種が大量発生!!けっこう巨大なものが目に付きました。そういえば船越で巨大なコウイカを見つけたんで、紫津浦で産卵してないかな?と思い探しましたがみつけられませんでした。今年は不発かな?そのかわりチャガラは絶好調!!

Kuragenonakama2110225mSituuranite110225m

左:クラゲノミの仲間  右:紫津浦にて(By sasa)

卵もかなり成長してきました。マツカサウミウシ、クロコソデウミウシ、ミヤコウミウシ、ミノウミウシの仲間など見れました。浅場のフクロノリなんかも増えてきて、春の海っぽくなってきましたが、ちょっと濁りがでてきています。


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いろんな発見!!

2011年02月24日 | ダイビング

青海島 「船越」・・気温18℃ 水温12℃  透明度 ⇔8~10

Simasirokurahaze110224m

Nakaharatanabatauo110224m本日の画像はkenyuさんからいただきました。

左:シマシロクラハゼ   右:ナカハラタナバタウオ

本日は船越はべたなぎでしたが、春濁りが始まったようで、透明度は悪化気味でした。期待していた浮遊系でしたが本日は少なかったです。ヤリイカの卵はいよいよハッチアウトが始まったようで、殻の卵が目立ちだしました。卵の中のベビー達がとってもかわいかったです。

Matoudaiyougyo110224mAkaisohaze110224m

左:マトウダイの幼魚   右:アカイソハゼ

その他はタツノオトシゴ、ヒメイカ、ムカデミノウミウシ、サクラミノウミウシ、kenyuさんがマトウダイの幼魚を見つけられてました。2本目は三角岩沖から洞窟へ行きました。こちらも浮遊系はこれといったものはいませんでしたが、ヒメギンポの産卵、キタンヒメセミエビ、ミノウミウシ亜目の一種、イソギンポなど見れました。

Himeginnpo110224mWarekara110224m左:婚姻色のヒメギンポ  右:ワレカラ

浅場でkenyuさんがナカハラタナバタウオやシマシロクラハゼなど撮影されてました。浮遊系は寂しかったですが、いろんな発見があった一日でした。


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クラゲノミ亜目の一種の抱卵

2011年02月20日 | ダイビング

青海島 「船越」・・気温11℃ 水温12℃  透明度 ⇔8~10

Himeika110220mKinnmemodoki110220m

左:ヒメイカ (By satoru) 右:キンメモドキ(By satoru)

先週から天候不良や体調不良でなかなか潜りにいけなかったのですが、久々に潜ってきました。そして海は凪だったので2本とも船越で潜りました。1本目は左の瀬に行きました。浮遊系は今日も色々見れました。クラゲに乗ってる甲殻類の幼生たちがけっこうみれだしましたが撮影はとっても難しいです。ミノウミウシの仲間が増えてきました。珍しいところではシャクジョウミノウミウシを久々に見ることが出来ました。

Minoumiusiamokunoissyu110220mYariikatamago110220m左:ミノウミウシ亜目の一種(By  chisato)  右:ヤリイカの卵(By satoru)

その他はヒメイカやヤリイカの卵など見てきました。かなり成長してきて、形がはっきりわかるようになってきました。あと1週間から10日くらいでハッチアウトといったところでしょうか?今年はとっても広範囲にヤリイカの卵を見ることが出来ます。

Kuragenomiamokunoissyuhourann110220Syakujyouminoumiusi110220m

左:クラゲノミ亜目の一種の抱卵 (By chisato) 右:シャクジョウミノウミウシ(By chisato)

2本目は三角岩沖から洞窟へ行きました。カブトクラゲに乗ってるウミノミの仲間ですが、オオトガリズキンウミノミの若い個体だと思っていたのですが、すでにこのサイズ、細さで成熟してるようで、卵を持っている個体を確認できました。どうやら違う種のようなのでクラゲノミ亜目の一種としておきます。こちらでもサクラミノウミウシを初め、沢山のミノウミウシの仲間が見れました。特に洞窟内では、毎年この時期しかみれないミノウミウシ亜目の仲間が見れました。その他は季節外れのキンメモドキ、イソギンポ、メダカラ、ボウズコウイカなど見れました。透明度は下がってきましたが、春っぽい浮遊生物が沢山見れるようになってきました。


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チャガラベビーがすくすく成長中です。

2011年02月11日 | ダイビング

青海島 「船越」・「紫津裏」・・気温7℃ 水温12℃  透明度 ⇔8~10

Matoudaiyo110211Higedaiyo110211

左:マトウダイの幼魚(by satoru)  右:ヒゲダイの幼魚(by satoru)

  雪は降りませんでしたが、冷たい雨の降る寒い一日でした。今年は週末になると寒波到来といった感じになるのでちょっとかんべんしてほしいです。しかしながらヤリイカの卵やチャガラの卵はスクスク成長中です。1本目は多少うねりがあるものの船越で潜りました。透明度はあまり良くありませんでしたが、砂地ではヒゲダイの幼魚が見れました。今シーズン最小のマトウダイの幼魚もみれました。いつもは500円サイズのものが多いのですが、今日の個体は100円サイズととっても可愛かったです。浮遊系はまったくといっていいほど見つけることは出来ませんでした。

Kamikurage110211Cyagaranotamagohogo110211

左:カミクラゲ(by satoru)  右:チャガラの卵(by satoru)

  2本目は紫津浦に入り、クラゲの仲間が大量発生!!ちょっとテンションアップです。チャガラの卵は少し目ができてきました。これからが楽しみです。イトヒキウミウシ属の一種やクロコソデウミウシ、イソウミウシの仲間も増えてきました。

Kue110211Kamikuragetotsunokurage110211

左:クエ(by sasa)  右:カミクラゲとツノクラゲ(by sasa)

  サクラミノやアカエラミノ、ミノウミウシの仲間も見れだしましたが、例年に比べるとまだまだウミウシは少ないです。明日は大荒れっぽいので中止にし、日曜日は潜る予定です。


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今日は船越

2011年02月06日 | ダイビング

青海島 「船越」・・・気温14℃ 水温12℃  透明度 ⇔10~12

Betdakara110206m

Himeika110206m左:メダカラ (By yuri) 右:ヒメイカ (By satoru)

昨日船越は後半時化ていたので今日は紫津浦かな?と思っていましたが、2本とも船越で潜れました。今日もいろんな浮遊生物が見れました。クラゲはカブトクラゲがほとんどですが、カミクラゲ、ツノクラゲ、バレンクラゲなんかも出てきました。

Koukakuruinoissyu110206mSujikouika110206m

左:甲殻類の一種(By yuri) 右:スジコウイカ(By satoru)

相変らず訳のわからない甲殻類の幼生が浮遊しています。ガラスウキズノガイも増えてきました。その他のカメガイの仲間も早く出てきてほしいです。その他はヒメイカ、イワアナコケギンポ、チャガラについてる寄生虫なんかが見れました。2本目は久しぶりに洞窟へ行きました。

Doukutunite110206mKabutokurage110206m左:洞窟にて  右:カブトクラゲ(By yuri) 

ウミウシはまだ少ないですが、透明度が良く気持ちよかったです。メダカラ、サクラミノウミウシ、アカエラミノウミウシ、エビの仲間など見れました。浅場ではアミの仲間が大量発生しています。


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いよいよ卵保護行動。

2011年02月05日 | ダイビング

青海島 「船越」・「紫津浦」・・気温11℃ 水温12℃  透明度 ⇔10~12

Tatsunootosigo110208Yariikanotamago110208

左:タツノオトシゴ(by sasa)  右:ヤリイカの卵(by satoru)

  本日船越は少し時化気味だったので、1本だけ外で潜って2本目は紫津浦で潜りました。まずは左の瀬に行き、浮遊生物チェック!!クラゲにはウミノミの仲間が沢山見れました。ガラスウキヅノガイもいるのですが、サイズがまだ小さいのでちょっと撮影は難しいです。ヤリイカの卵はスクスク成長中!!来月初め頃がいい感じかな?砂地では今日もヒメイカ、アナハゼの幼魚、マトウダイの幼魚、ヨウジウオなどが見れました。アミの仲間が大量発生してて、いたるところで捕食シーンを見ることが出来ます。その他タツノオトシゴ、ムカデミノウミウシ、キイロウミコチョウなど見れました。

Chiyagara110205

Cyagaranotamagohogo

左:チャガラ(by satoru)  右:チャガラの卵(by satoru)

  紫津浦ではいよいよ卵保護中のチャガラを発見できました。ただちょっと撮影するには難しい場所なんですが、今シーズンは初めて見れたのでちょっと嬉しかったです。

Tsunokurage110208Kitakamikurage110205

左:ツノクラゲ(by sasa)  右:キタカニクラゲ(by sasa)

  こちらも浅場はクラゲだらけでそろそろ浮遊系も楽しいかも。今年もキアンコウは登場してくれるでしょうか?


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今日も浮遊してきました。

2011年02月04日 | ダイビング

青海島 「船越」・・・気温14℃ 水温13℃  透明度 ⇔12~15

Ootogarizukinnuminomi110204

Kareimokuishyuyo110204本日の画像はyuriさんかたいただきました。

左:オオトガリズキンウミノミ  右:カレイ目の一種

本日も2月とは思えないとっても暖かな一日でした。船越はすこーしうねりが出てきましたが、2本とも外で潜りました。1本目は左へ行き、瀬に着くまではひたすら浮遊系探しです。今日もカブトクラゲが沢山浮遊してて、エビの仲間やウミノミの仲間が見れました。

Matoudai110204Akaeraminoumiusi110204左:マトウダイの幼魚 右:アカエラミノウミウシ

そしてカレイ目の一種の幼魚も見ることが出来ました。このての稚魚も数種存在するので同定は難しいようですが、昨年見た角の長いタイプはトウカイナガダルマガレイの幼魚だそうです。本日見た種ももう少し成長したら角が伸びてくるのかもしれませんが、今のとこちょっと不明種です。その他はヒメイカ、ヨウジウオ、オトメミドリガイ、ヤリイカの卵、マトウダイの中サイズ、小サイズと2匹見れました。

Sakuraminoumiusi110204mSumizomeminoumiusi110204左:サクラミノウミウシ 右:スミゾメミノウミウシ&卵

2本目はトンネルへ行きました。スミゾメミノウミウシ、サクラミノウミウシ、アカエラミノウミウシなど増えてきました。季節外れのキンメモドキも数匹見れました。帰りはまたたま浮遊系!!いとんなクラゲの仲間やまだサイズは小さいですが、オオトガリズキンウミノミも見れました。青海島らしいマニアックな生物が増えてきました。


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浮遊系が増えてきました。

2011年02月02日 | ダイビング

青海島 「船越」・・・気温11℃ 水温13℃  透明度 ⇔15~20

Ebirui110202

Koukakurui110202

本日の画像はkenyuさんからいただきました。

左:エビ類の一種  右:甲殻類の一種

今週は少し冬型がゆるんで、穏やかな海況になっています。すこーしうねりはありましたが2本とも船越で潜りました。この時期船越に潜れるととっても透明度がいいです。砂地付近はスコーンと抜けてとっても良好で気持ちよかったです。

Garasuukitunogai110202Koshioriebika110202

左:ガラスウキヅノガイ  右:コシオリエビ科の一種

そして早くも浮遊系が見れだしました。特に甲殻類の幼生と思われるものが多く見れました。ガラスウキヅノガイや、ヒラメの仲間の幼魚なんかも見れました。2本とも左の瀬に行き、ヤリイカの卵やヒメイカ、大きなホウボウ、ヨウジウオ、アナハゼの幼魚や謎の魚の幼魚など多く見れました。

Tatu110202←タツノオトシゴ

タツノオトシゴはペアになっていて、背びれが黄色と黒に縁取られ、お腹に黒い線が入ってきてちょっと婚姻色っぽくなっていました。そろそろ産卵シーズンに入りそうです。今年もお腹の大きなタツパパが沢山みれるとうれしいです。


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