シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

久々の船越

2013年02月27日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温12度   水温12度   透明度8~12m

Iwaanakokeginpo130227Ebiruinoissyu130227本日の画像はkenyuさんからいただきました。左:イワアナコケギンポ  右:エビの仲間

  本日は久しぶりに船越のうねりも落ちたので2本とも外で潜りました。そしてほぼ浮遊ダイビングをしてきました。相変わらずクラゲ類がとっても多く、よく探していくと、たまにウミノミの仲間がポツンとくっついててかわいいです。

Kamikuragetouminominonakama130227Kuchikireukigai130227左:カミクラゲとウミノミの仲間  右:クチキレウキガイ

  エビの仲間と思われる幼生もまだ小さいのですが沢山見れるようになりました。kenyuさんが、久しぶりに通称「やじろべー」タイプのゾエア幼生を見つけられてました。極小だったのでちょっと撮影は困難といった感じでした。

Kuragenonakama130227Uminominonakama130227左:クラゲのの仲間  右:ウミノミの仲間

  その他には、カラカサクラゲがやたら小魚を捕食している姿が見られた他、甲殻類のゾエアやメガロパが沢山見られました。

  魚の仔魚もけっこう沢山見れるんですが、泳ぎがけっこう機敏なので、なかなか確認することができません。午後から少し風の影響で若干風波が立ちましたが、水中はとっても穏やかな船越でした。


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クラゲだらけ。

2013年02月24日 | ダイビング

青海島「紫津浦」・・気温10度   水温11度   透明度8~10m

Cyagaranokyuuai130224m Cyagaranotamago130224m 左:チャガラの求愛(By sasa) 右:チャガラの卵(By satoru)

本日も船越は時化気味で、2本とも紫津浦です。最近クラゲがとっても多いのですが、本日はさらに増えておりました。カブトクラゲ、ツノクラゲ、ミズクラゲ、ウリクラゲ、フウセンクラゲ等が多く見れました。中にはアカクラゲやオキクラゲの様な刺すクラゲもたまにいますので、注意が必要です。

Cyagaranotamagohogo130224m Kurokosodeumiusi130224m 左:チャガラの卵保護(By saitou) 右:クロコソデウミウシ(By satoru)

その他の浮遊系は本日不発気味でした。チャガラの卵ですが、もうハッチアウト寸前といったようなものがある他、またまた新しい卵が3か所で確認できました。今年はとっても多く観察できています。
Kuragenotaigun130224m Uminominonakama130224m 左:クラゲの大群(By sasa) 右:ウミノミの仲間(By saitou)

求愛シーンはほとんど見れなくなったと思っていたのですが、まだまだいろんな場所で行われていました。その他は、マトウダイ、クエ、キジハタ、ジョオウミノウミウシ、クロコソデウミウシ、コウイカなど見れました。ぼちぼち本格的に浮遊したくなってきました。


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そろそろ

2013年02月23日 | ダイビング

青海島「紫津浦」・・気温10度   水温11度   透明度8~10m

Cyagaranotamagohogo130223m 左:チャガラの卵保護(By saitou)  Aohatanoyougyo130223m右:アオハタ(By sasa)

本日はやはり寒波の影響で船越は荒れ気味だったので2本とも紫津浦で潜りました。今日もクラゲだらけの紫津浦でして、浮遊系探してみたんですが、「これ」というものは見れませんでした。カブトクラゲが魚の仔魚を捕食しているところを初めて見ました。チャガラの卵がいよいよいい感じになってまいりました。

Jyoouminoumiushi130223m Kabutokuragenohosyoku130223m 左:ジョオウミノウミウシ(By saitou) 右:カブトクラゲの捕食(By saitou)

もうそろそろハッチアウトしそうです。ヨコエビの仲間も増えてまいりました。肉眼でも見えるサイズになってきました。けっこう綺麗なものもいます。コウイカは本日1匹だけ見れ、ボウズコウイカのペアが見れました。
Watamo130223m Yokoebinonakama130223m 左:ワタモ(By sasa) 右:ヨコエビの仲間 (By saitou)

他にはアオハタ、ウスユキミノ、ヒオウギガイ、サガミコネコウミウシ、ジョオウミノウミウシ、タツノオトシゴ、クジメの卵保護など見れました。浅場のワタモやフクロノリがかなりいい感じになってまいりました。


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寒かったです。

2013年02月18日 | ダイビング

青海島「船越」・「紫津浦」・・気温8度   水温12度~11度   透明度8~15m

Kuragenonakama130218←クラゲの仲間  本日の画像はyuriさんからいただきました。

  本日はもう少し温かいと思っていたのですが、とっても寒い青海島でした。1本目は船越へ入れました。

  透明度がスコーンと抜け、気持ちいい水中でした。浮遊系は昨日よりは若干減ったものの、相変わらずクラゲの仲間が多く見られました。昨日見たウバウオを今日も見たかったので探したんですが、本日は見つけることができませんでした。

Torazame130218Cyagaranotamago130218左:トラザメ  右:チャガラの卵

  2本目は船越が荒れてきたので紫津浦へ入りました。こちらも浮遊系が増えてきました。初めて見るとっても綺麗なウミノミの仲間が見れました。

  ずっと観察していたチャガラの卵ですが、この時期水温が低く、例年だとハッチアウトまで20日~25日かかります。

  しかし2週間くらいしかたっていない卵が半分くらい殻になっており、ちょっとビックリ!!ひょっとして見れるかな?と思い寒い中かなり粘ったのですが、やはりハッチは確認できませんでした。

Cyagaranotamagohogo130218Uminominonakama130218左:チャガラの卵保護  右:ウミノミの仲間

  良く見るとやはり成長しきってないみたいなので、もう少し先かな?と思います。他の場所の卵もスクスク成長していますが、やはり水温が低いので、ちょっと成長は遅いようです。もう1週刊から10日くらいしたらおもしろくなりそうな卵が何か所かあります。

Ijatakozukan130218m  最後に、「イカとタコの大研究」という子供向けの図鑑が発行され、青海島で撮影された、kenyuさんや高崎さん達の写真がけっこう掲載されてます。かなーり貴重な生態写真もあるし、内容も興味をそそること間違いなしです。特にお子様のいらっしゃる方は必見です。


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今日も船越

2013年02月17日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温10度  水温12度  透明度8~12m

Fuyuudaiba130217m Ubauo130217m 左:浮遊系ダイバー(By azu) 右:ウバウオ(By yuri)

今日も船越は凪だったので、2本とも外で潜りました。そしてたーくさん浮遊系見れました。クラゲにつくエビや、ウミノミの仲間、今シーズン初となるウキビシガイ、クチキレウキガイ、ガラスウキヅノガイ、ダルマガレイ科の一種と思われる仔魚も見れました。途中着底し、チャガラの卵保護や、ヒョウモンダコ、サクラミノウミウシ、ヤリイカの卵、極小マトウダイの幼魚、ホウボウの幼魚など見れました。

Hyoumondako130217m Ukibisigai130217m 左:ヒョウモンダコ(By satoru ) 右:ウキビシガイ (By yuri)

yuriさんが、約一年ぶりとなる、ウバウオも撮影されていました。お腹がちょっとふっくらしてて、卵を持っているような感じでした。ウバウオの卵保護は過去一度しか見たことがないので、これからのシーズン要チェックです。

Harisenbon130217m Uminominonakama130217m 左:ハリセンボン(By azu) 右:ウミノミに仲間(By アッキー)

極小クラゲがかなり増えてきました。小さすぎてなんだかはわかりませんがとっても綺麗なものが多いです。個人的には小さいカラカサクラゲに乗ってるウミノミの仲間が好きです。


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久々の船越

2013年02月14日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温10度  水温12度  透明度8~12m

Ootogarizukinuminomi130214m Uminominonakama1302142m 左:オオトガリズキンウミノミ  右:ウミノミの仲間

本日は久しぶりに船越に潜れました。そして今日もほぼ浮遊でしたが、砂地では極小マトウダイも見られたそうです。浮遊生物は今日もクラゲの仲間がわんさか漂っていました。たまーにウミノミの仲間がくっついているのですが、本日はやや少なめでした。

Akaisohaze130214m Uminominonakama130214m 左:アカイソハゼ 右:ウミノミの仲間

クラゲの種類が変わってきました。チョウクラゲ、カブトクラゲ、ツノクラゲが増えてきました。オビクラゲも見れるようになってきました。そして今日も緑色に発光するクラゲが数種見れました。

Ebiruinoissyunoyousei130214m Yamusinonakama130214m 左:エビ類の一種の幼生 右:ヤムシの仲間

ゾエア幼生は本日は見れませんでしたが、変わったエビ類の幼生と思われる甲殻類を数種見ることが出来ました。
まだまだこれからどんどん増えてくることと思います。


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今日も巨大なマトウダイ。

2013年02月12日 | ダイビング

青海島「紫津浦」・・・気温5度  水温11度  透明度8~10m

Uminominonakamanopea130212Matoudai130212左:ウミノミの仲間のペア(by yuri) 右:マトウダイ(by sasa)

  本日も船越は荒れ気味だったので2本とも紫津浦で潜りました。水中は今日もクラゲだらけで、ウミノミの仲間も増えてまいりました。これからは浮遊生物も要チェックです。

  そして今日も巨大マトウダイと遊んできました。ギリギリまで寄って撮影しようとしても、逃げることなく余裕しゃくしゃくで優雅に泳いでおりました。

  ベニクダウミヒドラにはヨコエビの仲間も増えてきました。一見ゴミにしか見えませんが、よーく見ると、小っちゃいヨコエビが沢山くっついております。

Matoudai1302122Cyagaronokyuuai130212左:マトウダイ(by yuri)  右:チャガラの求愛(by yuri)

  浅場では久しぶりにタツノオトシゴも見ることができました。この子達ももう少ししたら繁殖シーズン突入です。チャガラもクジメも寒い中がんばって今日も卵保護しておりました。海藻いい感じになってきましたが、ちょっと風波があり、撮影は断念。

Yokoebinonakama130212Tatsunootosigo130212左:ヨコエビの仲間(by yuri)  右:タツノオトシゴ(by yuri)

  しかしながら、フクロノリやワタモの中には、沢山の酸素をためている姿が確認でき、時々プクプクっと気泡が水面に上がっていきます。とっても癒し空間になっております。


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昨日以上のクラゲパラダイス。

2013年02月11日 | ダイビング

青海島「紫津浦」・・・気温7度  水温11度  透明度8~10m

Itohikiumiusizokunoissyu130211Matoudai1130211本日の画像はyuriさんからいただきました。左:イトヒキウミウシ属の一種  右:マトウダイ

  本日も船越は時化ており、2本とも紫津浦で潜りました。今年はマトウダイが沢山見れてるんですが、今日も大きなマトウダイが4匹見れました。

  一番大きい個体は余裕があるのか、鈍いのかわかりませんが、あわてて逃げる感じでは無く、のんびりダイバーと並走するような感じで泳いでいました。

Matoudai130211Cyagaranokyuuai130211左:マトウダイ  右:チャガラの求愛

  イトヒキウミウシの仲間も増えてきて、極小のものもyuriさんが撮影されていました。昨日、卵の周りに見当たらなかったクジメですが、今日はいたようです。

Kurokosodeumiusi130211Uminominonakama130211左:クロコソデウミウシ  右:ウミノミの仲間

  そして昨日以上にクラゲが大量発生していました。久しぶりにドフラインクラゲも見ることができました。チャガラの闘争や求愛シーンはピーックが過ぎたといった感じですが、卵保護してる個体が増えてきました。産みたてのもんから、ハッチアウトが近いものまで観察できます。


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クラゲが増えてきました。

2013年02月10日 | ダイビング

青海島「紫津浦」・・・気温7度 水温11度 透明度5~8m

Kuragenomiamokunoissyu130210m Cyoukurage130210m 左:クラゲノミ亜目の一種  右:チョウクラゲ

本日も寒い1日でしたが紫津浦へ潜ってきました。クラゲがかなり増えてまいりました。カミクラゲやチョウクラゲ、アミガサクラゲ、ミズクラゲなんかが増えてきたんで、浮遊系シーズン突入といった感じでしょうか。オオトガリズキンウミノミに似た、若干小さめの抱卵しているウミノミの仲間が見れました。オオトガリの子供かな?と思っていたのですが、このサイズで抱卵してるんでおそらく別種だと思われます。

Cyagaranotamagohogo130210m Yokoebinonakama130210m 左:チャガラの卵保護 右:ヨコエビの仲間

ベニキダウミヒドラには、イトヒキウミウシの仲間や、ヨコエビの仲間が見られるようになり、ちょっとマニアを唸らすような生物が増えてきました。ただサイズはかなりの極小です。チャガラの卵はスクスク成長中。求愛シーンなんかもまだまだそこらじゅうで行っています。
Itohikiumiusizokunoissyu130210m Marindaibingu3gatsugou130210m 左:イトヒキウミウシ属の一種  右:3月号マリンダイビング

コウイカが本日は1個体しか見れませんでしたが、スジコウイカが増えてまいりました。こちらもそろそろ繁殖期に入りそうです。今月号のマリンダイビングで青海島の浮遊系が紹介されております。kenyuさん。YURIさん。スナイパーSAITOUさん達の写真も掲載されてるので、是非見てください。なかなか力の入ったマニアックな記事が掲載されております。


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昼間のヤリイカ

2013年02月03日 | ダイビング

青海島「紫津浦」・「船越」・・・気温13度 水温13~12度 透明度5~8m

Cyagaranotamago130203Cyagaranokyuuai130203_2左:チャガラの卵(by satoru)  右:チャガラの求愛(by satoru)

  本日は船越に少しうねりがあったので、1本目は紫津浦へ入りました。海藻がさらに増えてきて、フクロノリやアオサも今年は昨年よりは多いような気がします。

Cyagaranotamagohogo130203←チャガラの卵保護(by saitou)

  チャガラは今日も絶好調でとっても面白かったです。卵は新しいものから少し形ができているものまで様々です。久しぶりにヒカリウミウシを見ることができました。船越側ではキイロウミコチョウも見れ初め、ウミウシシーズン突入といった感じになってきました。そして今日も大きなマトウダイが見れました。

Yariika130203Gyoruinoissyunoyougyo130203左;ヤリイカ(by アッキー)  右:魚類の一種の幼魚(by saitou)

  船越では、珍しくとっても綺麗なヤリイカが見れました。いつも昼間見れるものは、かなり衰弱したものがほとんどなのですが、こんな生き生きつやつやなヤリイカは久しぶりに見ました。とっても形がかっこいいです。

Hyoumondako130203←ヒョウモンダコ(by アッキー)

  ヒョウモンダコも見れました。テトロドトキシンを持つ危ないヤツですが、色を著しく変化させるので絶好の被写体です。昨日大量発生していた浮遊系は、本日ちょっと不発に終わりました。やっぱり浮遊系はギャンブルだ!!


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