シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

週末も続きそう。

2013年05月31日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温25度 水温18度 透明度5~12m

Dangouo130531Hanaika130531左:ダンゴウオ(by mado)  右:ハナイカ(by mado)

  浮遊生物は少しづつ減ってきているものの、普通を考えるとまだまだ信じられないくらいの浮遊生物だらけの船越です。

  今日も沢山のゾエア幼生がヘンゲクラゲに捕食されていたんですが、なかなか生きている個体には会えません。捕食者があまりにも多いようです。

Uchiwakantennkamegai130531Firozomayousei130531左:ウチワカンテンカメガイ(by mado)  右:フィロゾーマ幼生(by mado)

  ヤサガタハダカカメガイは今日も沢山の個体が交接しており、タルガタハダカカメガイは今日もウチワカンテンカメガイを捕食しているシーンを何回か目撃できました。底物も仙崎ダイビングスクールの松尾さんがハナイカを見つけてくれたり、ダンゴウオも定位置で見れました。

Mizukurage130531Suzihanabirauo130531左:ミズクラゲ(by sasa)  右:スジハナビラウオの幼魚(by sasa)

  アカクラゲには、スジハナビラウオと思われる幼魚もくっついておりました。休憩中に冗談で、吉野雄輔さんがトウカイナガダルマガレイが見たい。と言われてたのですが、この魚は過去2度しか見たことがない超レア生物だったんですが、上がり際雄輔さん自ら見つけられました。超ミラクルでございます。エアーも少なく、ゆっくり撮影はできなかったみたいですが、まだまだすごいものが出てきそうな予感です!!


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今日もお祭り騒ぎ!!

2013年05月30日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温23度 水温18度 透明度5~10m

Zoeayousei130530Hadakakamegainomure左:ゾエア幼生(by kumi)  右:浮遊系の群れ(by 吉野雄輔)

  昨日はわたくし不本意にも病欠いたしまして、ものすごく悔しー思いをいたしましたが、本日もすごいことになっておりました。

  過去最大級の浮遊生物の数々でございました。ヤサガタハダカカメガイはいろんな場所で交接しまくってるし、タルガタハダカカメガイはウチワカンテンカメガイを捕食してるし、初めて見るタイプのハダカゾウクラゲ科の一種も見れたし、ボディーが黄色、頭がピンクというとってもキュートなハダカカメガイの仲間が見れたし

Hadakazoukuragekanoissyu130530Akatenfirozoma130530左:ハダカゾウクラゲ科の一種(by kumi)  右:フィロゾーマ幼生(by kumi)

  フウセンクラゲはやたらゾエア幼生を捕食してるし、今シーズン初の赤点フィロゾーマも見れたし、天才写真家吉野雄輔先生から画像もお借りできたし、とにかくそれはそれはすばらしー浮遊生物パラダイスでございました。

Firozoma130530

Hadakakamegaikanoissyu130530左:フィロゾーマ幼生(by matuda)  右:ハダカカメガイ科の一種(by matuda)

  その他にも久しぶりに見るウキゴカイの仲間や、巨大なハダカゾウクラゲ、ウチワカンテンカメガイの卵、各種大量の微小クラゲ達。とにかくすごい事になっておりました。昨日は悔しさのあまり睡眠不足だったのですが、本日はぐっすり眠れそうです。いやー青海島っておもろいですねー。 


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だから浮遊ダイビングはやめられない!!

2013年05月29日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温13度 水温18度 透明度8~12m

Yasagatahadakahsyoku130529Yasagatahadakakamegaikousetu130529本日の画像はくみさんからいただきました。

左:ヤサガタハダカカメガイの捕食 右:ヤサガタハダカカメガイの交接

本日は午前中1本はハダカゾウクラゲやヤサガタハダカカメガイなどがポツリポツリ・・・。

そこまで浮遊生物は見当たりませんでしたが、上がる頃にはヤサガタやフウセンクラゲが増えてきて、午後はいいかな~と話していたら、午後から大爆発。

本当に大大大爆発!!一言でいうと湾内全部ヤサガタハダカカメガイやウチワカンテンカメガイ、クリイロカメガイが埋め尽くされるほどの数でした、

Hengekurage130529Uyudaisyugou130529左:ヘンゲクラゲ  右:浮遊生物大集合

雄輔さんいわく数千匹はいたなということです。それ以外にもハダカカメガイ科の一種やオビクラゲ、タルガタハダカカメガイ、1匹だけオオタルマワシ、フィロゾーマ幼生、キアンコウまで!!

そしてヤサガタハダカカメガイは頭にノミの仲間がついているちょっとおしゃれな個体、クリイロカメガイを捕食する個体、交接シーンまで見ることができました。もう海から上がれない状態です。

Firozoumayousei130529Hadakazoukurage130529左:フィロゾーマ幼生 右:ハダカゾウクラゲ

カラカサクラゲは超特大サイズのものも見ることができました。本当にすごい海で未だ興奮しています。この感動を皆さんに伝えたい!!面白かった~~!!


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きれーな海でした。

2013年05月28日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温13度 水温18度 透明度8~12m

Yourakukuragenonakama130528Ookazunagi130528左:ヨウラククラゲの仲間   右:オオカズナギ

  本日も南寄りの風が非常に強く、陸は大変でしたが引き続き 凪の船越です。本日も湧昇流ビシバシの水中をイメージしてエントリー。そして視界に入る水中景観は、それはそれはきれーな世界が広がっておりました。

  遠くにポツンとミズクラゲとオビクラゲが薄ら見える程度で、浮遊系の「ふ」の字も出てこない様な、静かーな世界が広がっておりました。探せど探せど見つかりませんでした。こいう日もあるんですね。

  しかしながら本日のゲストにはオオカズナギのリクエストをいただいており、幸運にもバトルや求愛を見ることができました。ちょっとホッとしました。

Nakamurakenominasanto130528Suicyuu1130528  そして本日で巨匠中村宏治先生率いる中村家の方々が、今シーズンの撮影終了いたしました。今年も数々の珍しい生態写真を撮影していただきました。そして宏治さんの話はとてもおもしろく、いろんな勉強をさせていただきました。ありがとうございます。是非秋シーズンも宏治さんを胸を張って呼べるような生物を探したいと思っております。

Nihonsangyoruikensaku130528←日本産魚類検索第三版

  そして、告知が大変遅れてしまいましたが、先日発売されました世界一詳しい魚類図鑑、「日本産魚類検索第三版」において、表紙や差し込みの生態写真を宏治さんが撮影されてるんですが、青海島で撮影されたオオカズナギやチャガラが採用されております。すごいですねー。それと、これまで宏治さんが撮影されてきたクラゲを中心とする浮遊生物達を題材にした子供向けの図鑑も作成されてるそうです。

  少しずつ青海島で撮影された生物が形となって出版されていくので、なんだかとってもワクワクします。中村家の方々とまた会える日を楽しみにしております。


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アップウェリング

2013年05月27日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温23度 水温18度 透明度5~10m

Yatsudeika1170527Yatsudeika3130527←ヤツデイカ(by yuri

  本日も引き続き南寄りの風が強く吹いており、今シーズン一番のアップウェリング現象と思われる水中景観となっております。

  昨日ブルーワールドさんが深海イカであるサメハダホウズキイカを見られたらしいので、本日も何か出るだろうと意気込んでエントリーしました。

  オオタルマワシやハダカゾウクラゲ、ヤサガタハダカカメガイなど見れたのですが、微小クラゲも数多く確認できました。

Ootarumawasi130527Ookazunaginobatoru130527_2 左:オオタルマワシ(by yuri) 右:オオカズナギのバトル(by yuri)

  そして本日はミズクラゲの量がハンパなく多く、この中に紛れて深海イカがいるに違いないと思い探しまくりましたが、見つけることはできませんでした。

  しかしなんと巨匠中村宏治先生が素晴らしく綺麗なこちらも深海イカであるヤツデイカを見つけられていました。

  先シーズンから何度か出てるヤツデイカですが、どれもかなり小さい個体が多かったのですが、本日はいい感じのサイズで、とっても綺麗な個体でした。まるで「メヂューサ」を彷彿させるような奇妙な威嚇をするのがこのイカの特徴なんです。

Yatsudeika2130527Mizukurage130527右:ミズクラゲ(by sasa)

  小さい個体に比べ、なかなか堂々としてるので、ちょっと興奮してしまいました。すばらしいです。そして今日は僕は見ていないのですが、オオカズナギもバトルしてたそうです。明日、明後日と、南風が強そうなので、さらなる未知なる生物が来そうな予感大です。


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好感触

2013年05月26日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温27度 水温17度~19度 透明度5~8m

Ootarumawasi2130526Ootarumawasi130526←オオタルマワシ  左:アッキー  右:saitou

  本日南東の風が強く吹いており、ちょっといい感じな船越で潜ってきました。一本目はこれといった浮遊系は見れなかったんですが、ヘルプに入ってくれてた「キューブリック」佐々木さんがオオタルマワシを見つけてくれました。本日も遠方からのゲストが多かったので、久々のオオタルマワシにみんな感激でした。ありがとうございます。

Hadakakamegaikanoissyu130526Hanaika130526左:ハダカカメガイ科の一種(by saitou)  右:ハナイカ(by アッキー)

  そして2本目はゲストのoobaさんがなんとなんとゴールデンオオタルマワシを見つけてくれました。こちらもかなりテンション上がりました。有難うございます。
2本目後半には、ヘンゲクラゲやフタツクラゲの仲間、カラカサクラゲ、オビクラゲなど出てきて、ちょっと浮遊系好感触といった感じです。

Ubauonotamagohogo130526Dangouo130526左:ウバウオの卵保護(by saitou)  右:ダンゴウオ(by アッキー)

  本日より3日間南寄りの風が強く吹きそうなんでなんか出そうな気がします。底ものもそこそこ楽しめました。ハナイカ、巨大ダンゴ、オオカズナギのちょい口開け、ウバウオの卵保護、タツノオトシゴなど見れました。さあいよいよ浮遊系シーズンも後半戦!!まだ見ぬ生物を見たいです。


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今日も夜はナイト予定!!

2013年05月25日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温27度 水温17度~19度 透明度5~8m

Hanoika130525ハナイカ(by アッキー) 

  本日も凪の船越でした。浮遊生物は若干少なめでしたが、ENそうそうにkenyuさんがヤサガタハダカカメガイを見つけてくれて、皆で撮影です。 通称ヒモエビも登場です!!オオカズナギも今日はまったりモードでした。

Yasagatahadakakamegai130525 ヤサガタハダカカメガイ(by アッキー)

   ウバウオの卵保護やオニカナガシラ、チゴダラ科の一種、タツノオトシゴはペアの個体を見ることができました。じっと撮影中見ていると、オスの首にメスが尻尾を巻きつけるという面白いシーンに遭遇し、思わず笑ってしまいました。

  マトウダイの幼魚やハナイカ、ダンゴウオなどなど見てEXしました。そして今日もナイトダイビングを笹川達はする予定です。前回の様にオオタルマワシが大爆発になることを期待して・・・。


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またも赤潮

2013年05月23日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温27度 水温17度~19度 透明度5~8m

Mukademeribe130523Asahianahazenohosyoku130523左:ムカデメリベ(by yuri)  右:アサヒアナハゼの捕食(by sasa)

  本日もべたなぎの船越だったんですが、またも赤潮が発生し、2本目終わって上がるころには湾内一面真っ赤でした。

  こういう時は浮遊生物は多いのですが、本日はほとんど見ることができませんでした。こういう時はやはり普通に潜るに限ります。オオカズナギは今日もアクションはありませんでしたが、本日もハナイカ見れました。

  このところかなりの高確率でハナイカ見れております。そしてやはりウバウオはとっても可愛い。ずっと見ていてもあきません。

Doukutsu130523Ubauonopea2130523左:洞窟にて(by sasa)  右:ウバウオのペア(by yuri)

  本日はペアになっており、また産卵していたらしいですよ。まだまだ楽しめそうです。

  そして2本目はものすごく久しぶりに洞窟へ行ってきました。赤潮のためやや透明度は悪かったのですが。

  やはり洞窟はいつ行っても癒されます。フジツボの殻の中では今年もイソギンポが卵保護を行っており、卵もギラギラしてきて、ハッチアウトは近そうです。

Ubauonopea130523Ubauonotamago130523左:ウバウオのペア(by yuri)  右:ウバウオの卵(by yuri)

  さあ今週末も浮遊系ダイバーが大集合する予定なので、新たな浮遊生物の登場に期待しましょう。


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超ミラクル!!

2013年05月22日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温25度 水温17度~19度 透明度5~10m

Koukakuruinoissyunozoeayousei130522Koukakuruinoissyunomegaropayousei13左:ゾエア幼生(by レモン)  右:メガロパ幼生(by レモン)

  本日も凪の船越だったんですが、やはり急激な水温上昇に伴い赤潮発生の船越で潜りました。

  やはり浮遊系は少々少なめの今日この頃なんですが、ようやく通称ヒモエビが姿を見せてくれました。

  尾びれから長い紐のようなものを付けて浮遊してるんですが、危険を察知すると、素早く尻尾を切って泳いで逃げるという面白い生態を持ったエビです。

  そして今日はものすごいミラクルな出来事も起こりました。通称やじろべーゾエアがなんとなんと脱皮しまして、メガロパ幼生に変態しました。

Ebiruinoissyu130522Satsueifuukei130522左:エビ類の一種(by レモン)

  これを見た人はおそらくいないのではないでしょうか?ごく一部のマニアにしかこの感動は伝わらないかもしれませんが、ものすごくミラクルな出来事なんですねー。これでやじろべーがこのメガロパに変身することがわかりました。わかったといっても種はわからないんですけどねー。しかしこれは小さな一歩、大きな前進といったところではないでしょうか。

Sunappu1130522Sunappu213052  そして本日で教祖阿部秀樹様が今シーズンの青海島撮影終了でございます。今シーズンも数々の阿部ワールドを披露していただき、最高に楽しかったです。ありがとうございました。今度は能登島でフォトセミナーだそうです。相変わらずものすごくバイタリティー溢れる教祖様でございます。


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やじろべータイプ

2013年05月21日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温25度 水温16度~17度 透明度5~10m

Akakuragetohanabirauo130521Hadakazoukurage130521左:アカクラゲとハナビラウオ  右:ハダカゾウクラゲ

  本日は凪になった船越で潜ってきました。またまた赤潮チックな船越でしたが、本日やっとゾエア幼生がでました。

  出初式タイプとヤジロベータイプです。出初式タイプは、フウセンクラゲの食べられていました。今シーズンはこれらが少なかったのでうれしいです。

Hanabirauo130521Tarugatahadakakamegai130521左:ハナビラウオ  右:タルガタハダカカメガイ

  相変わらず浮遊生物は少なめなんですが、巨大タルガタハダカカメガイ、ヤサガタハダカカメガイ、ハダカゾウクラゲなどは見ることができました。

  今日ちょっとヒットだったのがハナビラウオの幼魚です。アカクラゲにくっついてたんですが、こんなに大きく綺麗なのは初めて見ました。ボウズニラの仲間や、ヨウラククラゲの仲間が増えてきて、刺されるとちょっと痛いので注意が必要です。


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