シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

久々のバトル

2009年05月31日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温21℃   水温19~19℃  透明度 ⇔10~12

Aoriika090531

Ookazunagi090531左:アオリイカ(by higashi)  右:オオカズナギのバトル(by michiki)

  本日は船越の海況も回復して、2本とも船越で潜りました。本日も大入りだったのでまたまた助っ人にかりゆしの大山さんを頼んで3チームに分かれて潜ってきました。今日もとーっても熱いダイビングでしたよ。まずは浮遊生物からですがはいってびっくりヤサガタハダカカメガイがたくさん見れました。すごいですねー。

Matoudai090531

Utiwaebinakama090531

左:マトウダイ(by azu)  右:ウチワエビの仲間のフィロゾーマ幼生(by kenyu)

  クリイロカメガイやカンテンカメガイの仲間、ゾウクラゲの仲間など見れ、kenyuさんはひそかにウチワエビの仲間のフィロゾーマ幼生を撮影されてました。しかもウリクラゲに乗ってるとってもオシャレな個体です。すごいですねー。そして左の瀬ではアオリイカのものすごい集団産卵が行われていました。さらにオオカズナギのバトルも見れとってもラッキーでした。

Dango090531

←ダンゴウオ(by madoka)

  トンネルでは今日もダンゴは健在!!コノハガニ、ツマニケボリ、ソリキヌヅツミ、テンロクケボリ、マツカサウオなど見れました。相変わらず浮遊生物がすごいですよー。


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大時化でした。

2009年05月29日 | ダイビング

青海島「紫津浦」・・・気温18℃   水温19~18℃  透明度 ⇔2~5

Hikariumi090529_2Kutuwahaze090529_2

本日の画像はyuriさんからいただきました。

左:ヒカリウミウシ  右:クツワハゼ

  本日は船越は大時化。2本とも紫津浦へ入りました。シリヤケイカですが、かなり個体数が減っていました。オスばかり3匹見られ、メスが見当たりません。オス同士の縄張り争いは見れたのですが、産卵は見られませんでした。もう終ったんでしょうか?昨年の規模から考えると今年はかなり今のとこ小規模です。その他はいろんな魚の求愛や縄張り争いがおもしろかったです。クツワハゼは普段はとっても地味ですが、今日はとっても綺麗な婚姻色を出し、必死にアピールしていました。ハオコゼは背びれを立て、過激なバトルをしていました。yuriさんはハナビヌメリの求愛も見たようです。トビヌメリも綺麗な婚姻色をだしていました。魚たちは恋の季節なんでしょうね。その他はタツノオトシゴ、ビードロカクレエビ、クサハゼ、ヒカリウミウシ、イシヨウジなど見れました。

Tatu090529_2Tobinumeri090529_2

左:タツノオトシゴ  右:トビヌメリ

  明日は大入り満員の予定でしたが、状況が悪そうなのでファンダイブは中止いたします。ご了承下さい。尚、25日に撮影された、ハダカカメガイの仲間と、未確認生物は、それぞれヤサガタハダカカメガイとササノハウミウシと同定していただきました。堀博士、ならびに奥谷先生。ありがとうございました。2種ともかなりの稀種ということです。今年はすごいものがたくさん見つかりますねー。


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クリオネ?

2009年05月25日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温22℃   水温19~18℃  透明度 ⇔8~12

Yamadori090525Tumanikebori090525

左:ヤマドリ(by madoka)  右:ツマニケボリ(by yuri)

  本日も海況は良好!!2本とも船越に入り、午後からは撮影隊は紫津浦へ潜られました。1本目は左の瀬に行きました。僕は見ていませんが、オオカズナギがまたまたバトルしてたらしいですよー!!少しづつコンスタントに見れてまいりました。昨日はあれほどいた浮遊系ですが、午前中はやや不発でした。ミミイカの卵やキヌハダウミウシ、スジコウイカ、ヤマドリなど見れました。

Nazo090525

Hadakakamegainakama090525 左:未確認生物(by kenyu)  右:ハダカカメガイの仲間(by satoru)

2本目はまたまた浮遊生物祭りです!!クリイロカメガイが今日も沢山見れ、謎の未確認生物も発見!!何の仲間かすらわからない生物です。魚の様にクネクネと泳いでいました。そしてなんといっても今日一番の発見はハダカカメガイの仲間です。最初タルガタハダカカメガイかな?と思いましたが若干ぽっちゃりしててやはり別種の可能性が高いです。また堀博士にお聞きしたいと思います。

   ダンゴやソリキヌヅツミ、コノハガニ等レギュラーメンバーは健在!!オレンジ色のテンロクケボリに似たウミウサギガイ科の一種は、やはりツマニケボリだった様です。堀博士に同定していただきました。ありがとうございます。なんでも日本海では見島に続く二固体目の発見でとっても貴重ということです。すごいですねー!!

Zenin090525

←photo by ken

  そして少し寂しいですが本日で日本水中映像ご一行様の撮影が終了いたしました。今回もいろいろな事をお教えいただき有難うございました。ものすごく勉強になりました。また是非潜りにいらしてください。


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浮遊生物パート2

2009年05月24日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温22℃   水温19~18℃  透明度 ⇔8~12

Dango090524_2

Zoukuragenakama090524左:ダンゴウオ(by kou)  右:ゾウクラゲの仲間(by kou)

本日はやや風波がありましたが水中はとってもおだやかで2本とも船越に潜りました。西風が吹くと浮遊生物がとってもおもしろい今日この頃です。今日もクリイロカメガイ、カンテンカメガイの仲間、ゾウクラゲの仲間、そしてまたまたオオタルマワシが出ました。しかもタルの周りに卵を付けてました。

  その他阿部秀樹さんに、始めて見るウチワエビの仲間のフィロゾーマ幼生を教えてもらいました。有難うございました。浮遊生物さらにヤバイ事になってますねー。

Ookazunagi090524s_2

Sujikouika090524s_2

左:オオカズナギ(by mine)  右:スジコウイカ(by mine)

   トンネルでは今日もダンゴやソリキヌヅツミ、テンロクケボリなど見れ、左の瀬ではオオカズナギ、スジコウイカの求愛、ミミイカの仲間の卵、じっとしてるヒョウモンダコ、アオリイカの産卵など見れました。そして日本水中映像の坂田さんの話では、午後からオオカズナギがバトルしてたらしいです。今年はなかなか見れないバトルですがまだオオカズナギシーズンは続くんで期待しましょう。


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クロフチウミコチョウ

2009年05月23日 | ダイビング

青海島「船越」&「紫津浦」・・・気温25℃   水温19~18℃  透明度 ⇔8~10

Kurofutiumikotyou090523Utiwaebinonakamanoyousei090523

本日の画像はsaitouさんからいただきました。左:クロフチウミコチョウ  右:ウチワエビの仲間の幼生

  本日は船越と紫津浦に分かれて潜ってきました。船越はトンネルと左の瀬に行き、トンネルコースではダンゴウオ2匹、コノハガニ、サメジマオトメウミウシ、オトメウミウシ、ルンキナウミウシ、ソリキヌヅツミ、テンロクケボリ、サガミミノウミウシ、ベニハゼ属の一種など見れました。移動中はやたらとクリイロカメガイが見れました。

Kokeginpo090523Tensu090523

左:コケギンポ  右:テンス

  左の瀬では、ジャパンマリンクラブの河合さんにウチワエビの仲間の幼生を教えてもらいました。ありがとうございました。幼生期は透明でクラゲなどに乗って移動する性質があり、とっても珍しいんです。その他は産卵しそうでしないアオリイカのペア、オオカズナギ、ミミイカの卵、卵保護中のスズメダイ、コケギンポ、テンス、久しぶりにクロフチウミコチョウも見れました。

  紫津浦では今日もシリヤケイカ狙い!!昨日よりもかなり産卵してたそうです。シリヤケイカもまだまだ暑い!!


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今日もシリヤケ

2009年05月22日 | インポート

青海島「紫津浦」・・・気温26℃   水温19~18℃  透明度 ⇔2~5

Ika09052202Ika090522

本日の画像はyuriさんからいただきました。左;シリヤケイカの交接  右;シリヤケイカの産卵

   本日からまたまた中村宏治さん率いる日本水中映像撮影隊がご来訪です。しかも今回はイカタコガイドブックでおなじみ水中写真家の安部秀樹さんもご一緒で、強烈なプレッシャーの中紫津浦に潜ってきました。

Tatu090522

←タツノオトシゴ

   ほぼシリヤケイカオンリーのダイビングでしたが、前回はまったく警戒心が無かったのですが今回は警戒しまくりでなかなか寄れず、一本目は少し不完全燃焼で終っちゃいました。しかしさすがはプロ集団!!2本目は見事各自でシリヤケイカを手なずけ、かなり寄って撮影されていました。皆さんさすがです。しかし今日は透明度悪すぎです。明日は少し回復してくれるとうれしいのですが・・・。


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シリヤケイカの集団産卵

2009年05月20日 | ダイビング

青海島「船越」&「紫津浦」・・・気温27℃   水温19~18℃  透明度 ⇔5~10

Siriyakeika3090520s Siriyakeika090520s

本日の画像はhigashiさんからいただきました。左画像はシリヤケイカの集団産卵

  本日は船越はべたなぎ!!1本目は船越に入り、2本目はシリヤケイカ狙いで紫津浦に入りました。そして今年も集団で登場です!!7~8ペアくらいが産卵している姿を確認できました。メスを奪おうとする単体のオスも数匹いて、20匹以上の数です。昨年は6月に入ってからの確認でしたのでやや早いですが、期間はあまり長くないと思われますので見たいかたはお早めに!!

Konohagani090520s Benihazezokunoissyu090520s

左:コノハガニ  右:ベニハゼ属の一種

  船越はトンネルコースへ行き、ダンゴウオ、マスダオコゼ、コノハガニ、モエビ属の一種、テンロクケボリ、ツマニケボリ、ソリキヌヅツミ、コウイカ科の一種の卵、帰りにはベニハゼ属の一種やベンケイハゼなんかも見れました。さあさあ熱い青海島。大変なことになってまいりましたよ!!


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コウイカ科の一種の卵

2009年05月18日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温25℃   水温18~17℃  透明度 ⇔5~12

Matoudai090518Mimiikatama090518

本日の画像はyuriさんからいただきました。左:マトウダイ 右:ミミイカの卵

  本日も若干風波がありましたが2本とも船越で潜りました。1本目は左の瀬に行き、オオカズナギはメスが外にでていましたが以前アクションは無しです。抱卵中のヒョウモンダコはまだ貝殻の中に入っていました。いつまでいるんでしょうねー。砂地ではミミイカの卵やマトウダイの幼魚が見られ、帰りもさらに小さいマトウダイの幼魚が見れました。コブヌメリは綺麗な婚姻色を出しだしました。

Kouikakanoisyutama090518

Kamegainonakama090518

左:コウイカ科の一種の卵  右:カメガイの仲間

   2本目は三角岩沖へ行き、僕は見ていませんが後ろでハナイカを見ていたらしいです。今年シーアゲインでは初登場!!そしてyuriさんがコウイカ科の仲間の卵を見つけてくれました。いまにもハッチアウトしそうな勢いです。ベンケイハゼも健在でした。帰りにはまたまた珍しそうなクリオネの仲間発見!!小さいのですがやたら大きな羽をパタパタさせて泳いでいました。最近イカタコの卵ネタがやたら多いです。


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シリヤケイカの卵

2009年05月17日 | インポート

青海島「船越」&「紫津浦」・・・気温18℃   水温18~17℃  透明度 ⇔10~12

Konohagani090517mAmakusayouji090517m左:コノハガニ (By yuri) 右:アマクサヨウジ (By satoru)

本日ははじめ凪でしたが午後からやや時化てきました。1本目はトンネルへ行き、ダンゴウオ3匹、セトリュウグウ2匹、テンロクケボリ、ソリキヌヅツミ、マスダオコゼ、そしてイワズタ類を頭につけたかわいいコノハガニも見れました。水路では久しぶりにアマクサヨウジも見られ、帰りにはまたまた深海チックな魚の幼魚が見れました。これもキホウボウ科の一種の可能性が高いのですが、糸を引いててちょっとキアンコウに似てました。帰りにはアオリイカが集団産卵している中、ボラの大群がドット来て一気に蹴散らされてしまいました。

Siriyakeikatamago090517m_2 Sinaikei2090517m 左:シリヤケイカの卵 (By satoru) 右:深海系?? (By yuri) 

2本目は紫津浦へ入りました。そしていよいよシリヤケイカの卵が確認できました。イカスミで真っ黒に染めた卵です。残念ながら親は確認できませんでしたが、昨年は6月に入ってからだったのでこれからが本番だと思います。

Kouikatamago090517m_2 ← コウイカの卵 (By yuri)

そして以前から気になってたコウイカの卵ですがほぼハッチアウト終了していましたが、数個まだ卵の中に居るベビーもいました。卵の中で動く姿が可愛かったです。今日明日中には旅立っていくんでしょうね。さあますます熱い青海島です。


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ホシノハゼの求愛

2009年05月16日 | ダイビング

青海島「船越」・・・気温20℃   水温19~18℃  透明度 ⇔8~12

Kyounodango090516mMasudaokoze090516m

左:ダンゴウオ(by satoru)  右:マスダオコゼ(by matumoto)

  本日はまたまた変なうねりが入り、若干の底ゆれがありましたが船越で潜れました。1本目はトンネルに行きました。途中浮遊生物を探しましたが本日はクラゲなどもほとんどいなくなっていてこれといったものは見られませんでした。

  ダンゴウオは3匹ともさらにメタボ化がすすみ、巨大化しています。セトリュウグウウミウシは今日も2匹見れ、特にちっちゃいヤツ はとっても綺麗です。そして今日もマスダオコゼは健在!!このキモカワイさがたまりません。水路のマツカサウオは健在でしたが浅場のマツカサウオはいなくなっていました。

Kinukajika090516m

Hosinohaze090516m

左:キヌカジカ(by satoru)  右:ホシノハゼの求愛(by matumoto)

  2本目は左の瀬に行き、ホソウミヤッコやキヌカジカ、巨大なヒラメ、ミミイカの卵、ホウボウの幼魚、砂地では巨大なウチワザメが見れました。秋によく見れるエイの仲間ですが、この時期見れたのは初めてです。

  そして今日のヒットはホシノハゼの求愛です。何度も何度もメスの前に行って、婚姻色を出し、尾びれをフリフリしてアピールするのですがメスにはまったくその気が無くそっぽをむかれます。それでも諦めず何度も何度も求愛する姿がとっても愛らしかったです。


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