沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

HY (バンド)

2010年08月16日 | 日々のこと
 車に乗る時、子どもたちは自分の好きなCDを持ち込み勝手にまわすので、数年前にHYの歌を聞かされる羽目になったが、何回か繰り返し聞くうちに、素晴らしい歌声に今ではすっかりファンになってしまった私。
 
 HYのバンド名は彼らの故郷、沖縄県うるま市の東屋慶名(ひがしやけな)からきている。
 昨日見た、HY「時をこえ」NHK密着ドキュメント番組は途中からだっだ。あまり公に顔を出さない彼らがでるというので、前から見ようと思っていたが、すっかり忘れていたのだった。なかなかいい若者たちです。
 多くのヒット曲を出しながらも、なおインディーズという立場から音楽を発信し続けている彼ら。沖縄を拠点にして、故郷を愛する歌や、恋愛歌、最近の曲は「時をこえ」では、沖縄戦で亡くなった祖父の話を聞いたことを発端にして歌が作られた。命は引き継がれていくもの、命は尊いものだよと歌っている。

 い~ず(仲宗根泉)のどこまでも届きそうな声量は、私の心の中にどすんと入ってきて優しく響き渡っていく。一度生で聞きたいな彼らの音楽。いつかきっと。

 (写真は彼らの故郷の海)

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金武町まつり  花火2

2010年08月15日 | 日々のこと

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金武町まつりの花火

2010年08月15日 | 日々のこと
 今日は第31回の金武町まつりがあった。
 なんでだろう。若い頃のように心躍るような気持ちはない。
 
 今、最後の打ち上げ花火が終わって帰ってきた。毎年朝から出て今ごろまでボランティアの仕事?なので、帰ってくるどっと疲れが。去年は割り当てられた仕事が終わるとまっすぐ帰ってきたが、今日は150発の打ち上げ花火を見た。人ごみの中を抜けるのは大変なので、早めに切り上げ、最後の方は、駐車場へ向かい歩きながら見た。 
 
 まつりはこじんまりとした、昔の方がよかった。と思う。年とった証拠かな。
 近年はイベントが多いので、まつりの価値が薄れた気がする。

 しかし、去年の花火より良く撮れているよ。花火が。本物はもっときれいだけど。

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高齢者はどこへ

2010年08月13日 | 日々のこと
 日本の高齢者が行方不明になっている。すでに亡くなっているとか、家を追い出さたのだろうか。
 日本は世界一の長寿国ということになっているが、不明の数が日に日に増えていく現状では、もはや世界一とは言えないのではないか。 儒教の精神が息づいているのは、もはや過去のことになってしまったのだろうか。寂しいニュースが駆け巡る毎日だ。

 今NHKで 色つきの悪夢「カラーでよみがえる第二次世界大戦」という番組をやっていた。80代以上の方はあの過酷な戦争の時代を生き抜いて、今日の日本を作り上げてきた方達である。1945年の終戦を迎えその焼け野原から立ち上がって、生活するためだけに働き続けてきた。贅沢もせず、家族を養ってきたはずである。 激動の昭和から豊かな平成を迎えたはずだったのに、自分の行く末がこんなことになろうと誰が想像しただろうか。
 
 この番組を見て改めて、今身近にいる親やお年寄りを大事にして行かなくてはと思った一人ひとりが「自分の親を敬う」ことを忘れてはならない。日本人としてそう教えられてきたはず。そうすることによって自分の老後も見えてくると信じたい。
 
 急速な超高齢化社会を迎えることを誰もがわかっていた。だが社会制度が現状に追いついていない。不安な未来だから貯蓄世界一。貯蓄世界一は、見えてこない将来に対する不安の表れの象徴たるもの。お国のリーダーは何もしていない。見えていない。
 んんん?今 誰?リーダーは????

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衣料品

2010年08月11日 | 日々のこと
 夏は家の中では大体半ズボンをはいている。
 前はジャージ素材を着たりはいたりしていたが、一番いいのはやっぱり綿100%。以前より太めになったので、S衣料品店で綿の半ズボンを買った。ところが、ウエストがゴム素材にもかかわらず、私がはくとぎりぎりサイズ。ゴムのサイズが短いのか伸びが小さいので、はく時四苦八苦するので、自然とそのズボンに手が伸びない。せっかく買ったのに。
 あまりにも安いので試着をしないで買ったのが悔やまれたが、後の祭り。

 しかし、近頃衣料品の安さには目を見張るものがあるが、伴って質の悪さも目を見張るものがある。 2,3年前から衣料品店によっては、入った途端目がちかちかして、石油系?の匂いが鼻をつく。粗悪な品が多い。安かろう悪かろうなのである。
 あ~・・・こんなに安くなくていいから、前みたいに素材は安全かついいものを使ってほしいと思うのは私一人ではないと思う。

 消費者の私達が選択する目を問われる時代になったのだ。
 時代は進化しているのか、退化しているのか?服を買う楽しみが半減してしまった。
 



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台風一過

2010年08月10日 | 大好きなハイビスカス
 昨日、突然にやって来た台風。今までになくあれよあれよというスピードで風が雨が強くなっていった。直撃ではないし、風速25メートル位なので怖いというのではなかった。
 七月が過ぎた頃、「今年もとうとう台風来なかったね」と話していた矢先のことだった。どうも、近頃は台風の発生場所が沖縄先島近海らしいのだ。
 昨日の朝とは打って変わって、今朝は台風一過の晴天とはならなかったが、風がさわさわ吹きわたって気持ちのいい一日だった。炎天下から逃れて得した気分。

 写真は、先日暑い一日が終わり、疲れを引きずって階段を上がった途端、目に入ったハイビスカス。私の家の玄関前。朝まで蕾だったのに。いつの間にか花開いて私を待っていてくれた。ありがとね!

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兼高かおる世界の旅

2010年08月08日 | 日々のこと
 たまったハガキや手紙等を整理していると、写真の記事が出てきた。最近のと思いきや2005年5月20日の沖縄タイムス・朝刊の記事だった。
 忘れていた記憶が呼び覚まされた。小学生の頃大好きだったTV番組「兼高かおる世界の旅」。外国にいつか自分も行ってみたい、行けるのかしらと思っていた時代。このTV番組は自動車だってまだまだ普及していない頃に放映されていた。未開の地で部族の人と踊ったり、インディアンの酋長と会ったり、豊かなアメリカやヨーロッパ社会を見せてくれたりと彼女は世界中を旅していた。。
 
 何か国語を話せるらしいと言うことでも尊敬の対象だった。その番組は1959年~1990年までの31年間あったらしいが、私は小学生の頃以来たぶん見ていない。中学高校生の頃は友人と遊んだり、部活に夢中で、大学時代はバイトで忙しかった。結婚してからは子育てと仕事に追われてTVを楽しむゆとりがなかった。

 今、改めてもう一度あのすばらしいナレーションとともに見たいという気がする。
 兼高かおる:教養のある女性。エキゾチックなお顔立ちは、どこの国でも通用する美人だ。彼女のような成熟した女性が日本のTV界にはあまりお目にかかれない。
  TVでパリのある女性が「パリは日本と違うのよ、パリは成熟した街よ」と言った言葉が忘れられない。「兼高かおる」憧れのひと。TVの前に座って、未知の国へ思いを馳せ、見入っていた1960年代の頃の自分の姿が見える。

(ちなみに赤線で引いた箇所には**「どこかに行きたいと思われたら、今すぐに旅をすべきです。特に50歳を過ぎたら、残っているエネルギーを自分のために使ってもいいじゃありませんか」**とある)

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香港を走る二階建てバス

2010年08月08日 | 日々のこと
 香港では二階建てバスが目を引いた。写真の通りバスは恰好の広告宣伝カー(車)と化していた。色とりどりの広告バスが街中を走っているので目を奪われた。商魂たくましいというのが随所で見受けられた。
 出発の飛行機の中では、離陸から着陸ぎりぎりまで、添乗員(スチュワーデス)たちは忙しく立ち回っていた。結構揺れていたにも関わらず、ふらふらしながら機内誌を掲げ「これ入りませんか?」と。その時は、人出がすくないからなのかしらん?と軽く思っていた。
 ところが、近くの雑貨店で買い物をした時のこと、いい香りのする石鹸をレジへ持って行くと、アルバイトかなと思った位若い女の子が、「これもいい香り、いいですよ、二つなら○○です」と熱心に売り込むので買いましたよ。この売り込み方はここでは普通なのだ「行く先々で、二つなら安いよ」と半額にまで負けてくれたから買ってしまった。若いものまで、「二つなら安いよ」商売しっかり根付いている。
 香港はもリーマンショックの影響あるよといっていたが、日本に比べると活気がある。

 「格安ゆったり香港ツアー」のはずが、行った先々で「二つなら安いよ」攻撃に会い、やれやれと戻ったバスでは現地添乗員が「みなさんどうせお土産かうなら、荷物もバスに置いておけるし、早く買えばあとは遊べるよ、お願いします」攻撃で、おまけに「円でいいよ」と言うから、バスに閉じ込められたままサイフの口だけが開いていた。

 恐るべし香港。

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「白髪」考

2010年08月06日 | 日々のこと
 白髪を染めるようになってもう大分経つ。染めるとかゆくなるし、化学染料は体に悪かろうと思って「もう染めるのを止めようかな?」と言うと、周囲の人は「まだ早いんじゃない」という。
 早いとは何を基準にしているのだろう?よく言ううのが下の子が高校を卒業したら、授業参観にも行くことないしいいんじゃないと、みんな言っていた。ところが一人二人と子離れしたにも拘わらず一考に染めることを止めない。みんな。

 私はもうそろそろいいかなと数ヶ月前決心したのに、会う度に姉妹から「白髪めだつよ」などと言われるので、白髪が伸びるまでかつらを買おうかとも思ったが、あまりの暑さで鬘をする気にもなれず、断念した。
 その時、ふっと考えた。頭が真っ白で、髪型をチャーミングにすれば白髪だって若々しくいられるはずだ、あれっ?頭を白髪にして、眉だけ黒いのっておかしくない?あれっ眉毛も白く染めるんだっけ?ん?わからなくなった。ので、後日友人たちに聞いたら大笑いされた。眉はそのままらしい。ほんと?
 
 人生50年の時は、40歳くらいから白髪でも可笑しくなかっただろうが、30年寿命が延びた今日では白髪頭になるのは、まだ早い(若い)と誰もが思っている。
 私はもう染めたくない。でも老人じゃありませんからね。白髪頭にして「まだ50代」と首から下げようかな・・・。

 私の周囲に若いのに白髪にしている素敵な方がいる。彼女曰く「年寄りにみられないために、おしゃれには気をつかうわよ、イヤリングは必ずするし」と言っていた。見習いたいものだ。

  (写真のハイビスカスは白髪頭なのに・・・)








 

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スークの唄

2010年08月05日 | 日々のこと
  スークの唄
 
    ちいさなガラス瓶に
つめられて
      親戚も兄弟もみないっしょ
      「スクガラス塩辛」の
        ラベルをはられ
       店頭にならんで
      「品質優良」
  「内容量120g」
      整列した姉妹たちよ
       箸につままれて
        人間さまの口のなか
         「ちょっとトゲがあるな」
           などと言われ
             なかまが少しずつ
               減っていゆく


     ぼくたちにだって
       こころはあるんだ
       なんの権利があって
        塩づけにして
         ごはんと一緒に食べ…
    あっ!

 
大好きな「すく」の詩がある。
 この詩を作ったのは詩人:大石直樹 詩集「八重山讃歌」(第31回山之口獏賞受賞作)の38ページにこの詩がある。八重山の母の懐に抱かれて、庭の景色や自然を見つめているようなほっこり感がある。可笑しみもある。
 作家もやわらかな素敵な方だが、この詩集もいい。そしてこの唄がすき。

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