沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

兼高かおる世界の旅

2010年08月08日 | 日々のこと
 たまったハガキや手紙等を整理していると、写真の記事が出てきた。最近のと思いきや2005年5月20日の沖縄タイムス・朝刊の記事だった。
 忘れていた記憶が呼び覚まされた。小学生の頃大好きだったTV番組「兼高かおる世界の旅」。外国にいつか自分も行ってみたい、行けるのかしらと思っていた時代。このTV番組は自動車だってまだまだ普及していない頃に放映されていた。未開の地で部族の人と踊ったり、インディアンの酋長と会ったり、豊かなアメリカやヨーロッパ社会を見せてくれたりと彼女は世界中を旅していた。。
 
 何か国語を話せるらしいと言うことでも尊敬の対象だった。その番組は1959年~1990年までの31年間あったらしいが、私は小学生の頃以来たぶん見ていない。中学高校生の頃は友人と遊んだり、部活に夢中で、大学時代はバイトで忙しかった。結婚してからは子育てと仕事に追われてTVを楽しむゆとりがなかった。

 今、改めてもう一度あのすばらしいナレーションとともに見たいという気がする。
 兼高かおる:教養のある女性。エキゾチックなお顔立ちは、どこの国でも通用する美人だ。彼女のような成熟した女性が日本のTV界にはあまりお目にかかれない。
  TVでパリのある女性が「パリは日本と違うのよ、パリは成熟した街よ」と言った言葉が忘れられない。「兼高かおる」憧れのひと。TVの前に座って、未知の国へ思いを馳せ、見入っていた1960年代の頃の自分の姿が見える。

(ちなみに赤線で引いた箇所には**「どこかに行きたいと思われたら、今すぐに旅をすべきです。特に50歳を過ぎたら、残っているエネルギーを自分のために使ってもいいじゃありませんか」**とある)

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香港を走る二階建てバス

2010年08月08日 | 日々のこと
 香港では二階建てバスが目を引いた。写真の通りバスは恰好の広告宣伝カー(車)と化していた。色とりどりの広告バスが街中を走っているので目を奪われた。商魂たくましいというのが随所で見受けられた。
 出発の飛行機の中では、離陸から着陸ぎりぎりまで、添乗員(スチュワーデス)たちは忙しく立ち回っていた。結構揺れていたにも関わらず、ふらふらしながら機内誌を掲げ「これ入りませんか?」と。その時は、人出がすくないからなのかしらん?と軽く思っていた。
 ところが、近くの雑貨店で買い物をした時のこと、いい香りのする石鹸をレジへ持って行くと、アルバイトかなと思った位若い女の子が、「これもいい香り、いいですよ、二つなら○○です」と熱心に売り込むので買いましたよ。この売り込み方はここでは普通なのだ「行く先々で、二つなら安いよ」と半額にまで負けてくれたから買ってしまった。若いものまで、「二つなら安いよ」商売しっかり根付いている。
 香港はもリーマンショックの影響あるよといっていたが、日本に比べると活気がある。

 「格安ゆったり香港ツアー」のはずが、行った先々で「二つなら安いよ」攻撃に会い、やれやれと戻ったバスでは現地添乗員が「みなさんどうせお土産かうなら、荷物もバスに置いておけるし、早く買えばあとは遊べるよ、お願いします」攻撃で、おまけに「円でいいよ」と言うから、バスに閉じ込められたままサイフの口だけが開いていた。

 恐るべし香港。

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