沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

高齢者はどこへ

2010年08月13日 | 日々のこと
 日本の高齢者が行方不明になっている。すでに亡くなっているとか、家を追い出さたのだろうか。
 日本は世界一の長寿国ということになっているが、不明の数が日に日に増えていく現状では、もはや世界一とは言えないのではないか。 儒教の精神が息づいているのは、もはや過去のことになってしまったのだろうか。寂しいニュースが駆け巡る毎日だ。

 今NHKで 色つきの悪夢「カラーでよみがえる第二次世界大戦」という番組をやっていた。80代以上の方はあの過酷な戦争の時代を生き抜いて、今日の日本を作り上げてきた方達である。1945年の終戦を迎えその焼け野原から立ち上がって、生活するためだけに働き続けてきた。贅沢もせず、家族を養ってきたはずである。 激動の昭和から豊かな平成を迎えたはずだったのに、自分の行く末がこんなことになろうと誰が想像しただろうか。
 
 この番組を見て改めて、今身近にいる親やお年寄りを大事にして行かなくてはと思った一人ひとりが「自分の親を敬う」ことを忘れてはならない。日本人としてそう教えられてきたはず。そうすることによって自分の老後も見えてくると信じたい。
 
 急速な超高齢化社会を迎えることを誰もがわかっていた。だが社会制度が現状に追いついていない。不安な未来だから貯蓄世界一。貯蓄世界一は、見えてこない将来に対する不安の表れの象徴たるもの。お国のリーダーは何もしていない。見えていない。
 んんん?今 誰?リーダーは????

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