沖縄の日常

日々変わり行く沖縄と自然とつれづれなるままに

すく

2010年08月03日 | 日々のこと
 「すく」は私の大好物。旧暦6月1日と15日の大潮に藻を食べにやって来る。その時を海んちゅは見逃さない!なにしろ年に一回のボーナスとなるからだ。
 「すく」はあいごの稚魚である。酢にしばらく漬けた後に酢味噌で合える。それに島とーがらしを入れると、もう何とも言えない酒のつまみとなる。
 私の父はビール以外の酒は一切飲まない。遺伝なのか、姉妹もみなビール党。母は酒を飲まないし、酒飲みが嫌いだからつまみは作らない、だから父はいつも自分で作っているが、それがとても上手。
 レバーや砂肝の煮たのやラッキョウの塩漬け、魚の粗煮、さらし鯨の酢味噌合え、蒜のグーチーの塩漬けなど。90歳になった今も大好きなビールのために肴を作る。

 二三年前から父は、すくの酢味噌を作らない。歯が弱くなったから?のどにあたるのかな?なので、私は最近自分で作っている。旬の物に目がない私はある時食べ過ぎて、上唇にできものができたことがある。旬のものはほどほどに。食べ過ぎるといいことがない。みななさんも気をつけて・・ね。

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