その日のツアーは、水上生活者の集落をめぐるというものだった。サイパン船に乗って最初に見たのがこのカラフルな建物、水上レストランのようだったが、この建物も「すごくいいね」という気持ちにはなれなかった。みんなも同じらしくさっさと見て回って終わり。
それよりも面白かったことが。M子が「あのオジサンの前に置かれていたプラスチックの入れ物見た?」と聞くが、誰も気がつかなかった。ところが、船に戻るとなるほど、船を漕いでいる強面のオジサンの前には確かに入れ物があった。そして、なんと中のお金はすべて紙幣だ。どうするの?と言いながら、結局は船を降りる際にはみんなチップとしてコインをその中に入れた。このツアーの代金はしっかりツアーの中に入っているのに、みんな優しい?オジサンが終始怖い顔をしてにらみを利かせていたせいもある。
ところが、終始私達に付きまとっていたもう一人のオジサンが写した写真を沖縄に帰ってきてよく見ると、なんと、あの怖いオジサンは私達の後ろで、しっかり笑顔で写っていた。まるで、「こいつらからもらうぜ、みてみなよ!」的な笑顔でカメラマンのオジサンに向かって。
なのに、次に連れて行かれた「漢方薬」の店と「宝石店」のあやしい店では、最初にもっとらしい品物の説明のあと、売り子たちに取り囲まれた。慣れている方はさっとその店から出て行った。
私達のメンバーのT子とM子が掴まり、やせ薬としみとり薬を買わされた。外で待っている私達はそれを聞いて大笑い。確かにT子は太っているので、説教もどきの売り込みだったらしい。私も言われた「あんたは体格はいいね、でも顔しみあるでしょ!私見て、48歳よ、しみないでしょ」と。失礼なこともずけずけいう取り囲み商魂は感心もするが何回もやられると可笑しくなってくる。
カメラマンのあやしいオジサンはレストランにもいたし、バスには乗りこんでくるし、その日の夕食時には、たった4枚の写真をきれいな夜景等をセットして日本円で3800円で売られてしまった。まったく何という日なの!
しかし、おばさんたちは「まっいいかと」夜の宴会の酒の肴にして大笑いだった。そしてカモにされたにも拘らず連れて行った現地添乗員にも「一緒に写真をとりましょう」と。これだから日本人はカモにされるのかも。
それよりも面白かったことが。M子が「あのオジサンの前に置かれていたプラスチックの入れ物見た?」と聞くが、誰も気がつかなかった。ところが、船に戻るとなるほど、船を漕いでいる強面のオジサンの前には確かに入れ物があった。そして、なんと中のお金はすべて紙幣だ。どうするの?と言いながら、結局は船を降りる際にはみんなチップとしてコインをその中に入れた。このツアーの代金はしっかりツアーの中に入っているのに、みんな優しい?オジサンが終始怖い顔をしてにらみを利かせていたせいもある。
ところが、終始私達に付きまとっていたもう一人のオジサンが写した写真を沖縄に帰ってきてよく見ると、なんと、あの怖いオジサンは私達の後ろで、しっかり笑顔で写っていた。まるで、「こいつらからもらうぜ、みてみなよ!」的な笑顔でカメラマンのオジサンに向かって。
なのに、次に連れて行かれた「漢方薬」の店と「宝石店」のあやしい店では、最初にもっとらしい品物の説明のあと、売り子たちに取り囲まれた。慣れている方はさっとその店から出て行った。
私達のメンバーのT子とM子が掴まり、やせ薬としみとり薬を買わされた。外で待っている私達はそれを聞いて大笑い。確かにT子は太っているので、説教もどきの売り込みだったらしい。私も言われた「あんたは体格はいいね、でも顔しみあるでしょ!私見て、48歳よ、しみないでしょ」と。失礼なこともずけずけいう取り囲み商魂は感心もするが何回もやられると可笑しくなってくる。
カメラマンのあやしいオジサンはレストランにもいたし、バスには乗りこんでくるし、その日の夕食時には、たった4枚の写真をきれいな夜景等をセットして日本円で3800円で売られてしまった。まったく何という日なの!
しかし、おばさんたちは「まっいいかと」夜の宴会の酒の肴にして大笑いだった。そしてカモにされたにも拘らず連れて行った現地添乗員にも「一緒に写真をとりましょう」と。これだから日本人はカモにされるのかも。