星影の小径(小畑実)

2018年01月16日 | Weblog
15日、BSで「名画の暗号 ゴッホと北斎のミステリー」という番組を見ていた。イッセー尾形の指人形とともにゲストがゴッホと北斎について語り合う番組だったが最後にアン・サリーという女性が「星影の小径」という曲を歌った。細くきれいな歌声で、ジャズっぽいその曲がとても素敵だった。

検索してみると、なんと小畑実が昭和25年に歌った曲というではないか。小畑実、聞いたことあるようなないような、とこれまた検索してみると、ヒット曲連発で「貫太郎月夜唄」「高原の駅よ、さようなら」「大利根月夜」とかどれも聞いたことのある歌がたくさん。これはNHKののど自慢や思い出のメロディーで聞いたものだ。さらにYouTubeではちあきなおみ、森昌子、サーカスなどけっこうな人の映像が出てきた。これは美空ひばりも歌っているかと思ったらはたして歌っていた。カバー曲がCMやドラマ主題歌に何回も使われていたようだ。名曲発掘。

小畑実 ザ・ベスト
ビクターエンタテインメント
 本家小畑実。澄んだ高音がゆったりと上品に心地よく流れる。甘い二人の夜、いつまでも終わらないで・・といった空気感まで感じる。

「星影の小径」ウィキペディア
 作詞:矢野亮 ほかに「リンゴ村から」(三橋美智也)「おーい仲村君」など
 作曲:利根一郎 ほかに「霧氷」など

あのころ
森 昌子
ポニーキャニオン
 カバー、イチ押しは森昌子。高音の伸びが素晴らしい。

美空ひばり生誕70年記念 ミソラヒバリ カバーソング コレクション
Columbia
 敬愛するひばり殿。さすがひばり節になっている。

ムーン・ダンス
アン・サリー
日本コロムビア
細い声なのだが途切れない。ジャズのテイスト。か細いうりざね顔の女性が月夜に佇む、といった情景が浮かぶ。

ちあきなおみ 全曲集 〜黄昏のビギン〜
テイチクエンタテインメント
CMに何度も使われたようだ。なおみワールド。







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阿久悠リスペクトコンサート(BSプレミアム)

2017年12月18日 | Weblog
BSプレミアムでやった「阿久悠リスペクトコンサート」という番組をみた。阿久悠が無くなって今年で10年だそうで、さる11月に行われたリスペクトコンサートの模様を中心に、歌手へのインタビュー、阿久悠の言葉なども紹介しながらの2時間。

コンサートはほとんどがオリジナルの歌手が出場。年月を重ね一回り太くなった人も多かったが、ほとんどの曲を知っていたのには我ながら驚き、昭和40年代、50年代はTvで歌番組を見れば自然に覚えてしまったのだなと思ったが、ポップス、歌謡曲はやはり若い年代の歌であり、まさに自分の青春時代の歌なのだ。

曲調はポップスありアニメ主題歌あり、演歌ありとなんでもありの世界。番組中で「僕の中にはハリウッドもディズニーもあって、そして日本人だから、それが詞に現れる。日本人が顔を出せば津軽海峡冬景色になるんだ」と言った。これが作曲家のメモリアルコンサートだったら、例えば「船村徹メモリアルコンサート」なんてことになると日本的演歌一色の世界になると思うが、歌詞にいろいろな人が曲をつける作詞家の世界、となると万華鏡のようなこんな世界になるのかと思った。

それにしても、詞と曲がほんとにうまくマッチしてるんだな、と感心する。「ピンポンパン体操」なんて子供番組の歌だが、半音下がった感じがジャズっぽく、ああこれを聴いて育った子供たちが後のJポップを作った世代になるのか、などと思った。

チャーが出ていた。当時は「気絶するほど悩ましい」は,ロックを広めるにはこういう歌も歌わないと、と言っていたが、のちにアコースティックで歌ったりもしているので自分の持ち歌として消化した?ということなのかな。


阿久悠メモリアル・ソングス~うまく行く恋なんて恋じゃない
ポニーキャニオン
 2017.11発売
レコード会社ごとに合計7枚発売。ジャケットは上村一夫。両氏は宣弘社という広告代理店での同僚。

気絶するほど悩ましい〜本物志向のCharが切り拓いた“歌謡ロック”という新ジャンル(TAP the POP)
  ※作曲:梅垣達志

阿久悠リスペクトコンサート 主催はニッポン放送だった
 →コンサートレポート(OKMUSIC)

阿久悠と上村一夫展 が開かれる。明治大学阿久悠記念館で。2017.12.1~12.25、2019.1.8~2.25
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由紀さおり

2011年11月30日 | Weblog
1969
EMIミュージックジャパン
 2011.10.12発売
由紀さおり・歌 ピンク・マルティーニ・演奏

少し前に新聞のコラムで誰かが取り上げていた。今朝のニュースでインタビューを見て、なるほどと思った次第。海外の中古レコードショップでピンク・マルティーニ氏が「夜明けのスキャット」をいわばジャケ買いし、聴いてその歌声に惚れたというきっかけからしてなんとも素晴らしい偶然の出会いだ。画面ではロンドンの3000人ホールで大きい拍手の渦が映っていた。「どうして海外で受けたと思いますか?」のアナウンサーの問いに「理由はまったくわかりませんねえ。ただ、私たちが英語の歌とか外国語の曲を聴いて歌詞の内容はわからなくても、なんだかいいなあ、気持ちいいなあって感じるでしょう? そういう感覚だと思いますね」と答えていた。我々?中年の?洋楽ファンは、その由紀さおりの答えそのもの、歌詞はわからないけど、なんだかいいんだ、と感じるのがたまたま洋楽ロックポップスであったのだが、それが今逆に輸出されたということか。

歌っているのはアルバムタイトルのごとく1969年のヒット曲ということだ。昭和44年。
テレビではブルーライト・ヨコハマが流れていたが、さおり風になっていて、これもまたいい趣だった。ジャズはアレンジの妙を楽しむけど、歌謡曲はオリジナル歌手の印象がかなり強いので、他人の曲を歌っていいなあと思わせるのはけっこう至難の業である。「今はJPOPと演歌に二極化されてますが、私の立ち位置である歌謡曲が再評価されて、今の若い人たちにも、歌謡曲を聴いてもらいたいですね」と語っていた。確かに昭和40年代の歌謡曲はいい。それは自分の記憶にあるからか。今の若者は今はやりの歌を40年後に聴いて、こういう感慨に陥るのかな。


1. 私もあなたと泣いていい? (兼田みえ子) 三沢郷, 三沢郷,
2. わすれたいのに (バリー・マン)ラリー・コルバー, 奥山伸
3. 季節の足音 (ボーナス・トラック 新曲) - 秋元康, 羽場仁志
4. ブルー・ライト・ヨコハマ (いしだあゆみ) 橋本淳, 筒美京平
5. 真夜中のボサ・ノバ -(ヒデとロザンナ)橋本淳, 筒美京平
6. さらば夏の日 (フランシス・レイ)
7. パフ (PPM)
8. いいじゃないの幸せならば -(相良直美)岩谷時子, いずみたく
9. 夕月 -(黛ジュン)なかにし礼, 三木たかし
10. 夜明けのスキャット (由紀さおり) 山上路夫, いずみたく
11. マシュ・ケ・ナダ -(セルジオ・メンデス&ブラジル66
12. イズ・ザット・オール・ゼア・イズ? - ジェリー・リーバー

フランス語のさらば夏の日、以外は全部日本語だとのこと。あちらの曲も日本語化しているということか。パフはどうして?’63のヒットのようだけど。。


夜明けのスキャット(紙ジャケット仕様)
EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)

「夜明けのスキャット」
ピンクさんはこのジャケットのを買ったのか? やはり昔は少し細かった?


メモリアル100曲集~由紀さおり安田祥子童謡コンサート2000回記念~
EMIミュージック・ジャパン

でも、姉妹コンビだと、私はお姉さんのクラシックの歌声の方が好き。
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A HAPPY NEW YEAR

2011年01月01日 | Weblog


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カーステレオ

2009年02月01日 | Weblog
9年間乗った愛車に別れを告げ、2週間前に新車に取り替えた。
田舎での生活では車は必需品。
買うたびに機器類が進化しているが、今度はipodがつなげるようにしてもらった。
ところがだ、なんとナビに、かけてるCDをそのまま録音できる機能や、
SDカードでデータを作ったのを聴ける機能がついていたのだ。
CD直録音は999枚までできるとなっている。・・営業さん、ちゃんと言ってくれよ~

しかしつけたからには使わねば。。 ということでナノを買うべく準備中。








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パフュームです

2008年05月11日 | Weblog
ここ最近、邦洋問わずとんと新人たちのものについていけない。そんななかで「パフューム」である。
普通ならたとえTVで見たとしても印象に残らなかったと思うのだが、2月に「パフューム」という映画をDVDで見たのだ。それで「パフューム」で検索するとその映画のHPと彼女たちが出てきたのである。紛らわしいやつめ、と気にもとめなかったのだが、ここ2,3週間の間に一度TVで見て、その3人声をそろえて「パフュームです」というきっと会社から与えられたのであろう振りも、なにやら検索で見知った縁とでもいうのか、親近感が湧いてきた。

肝心の音楽はといえば、なんかバーチャルのゲーム音が彼女たちの口から奏でられてるといった風情。きらいではない。短調なリズムの繰り返しがけっこう心地よかったりする。

ポリリズム
ポリリズム
 2007.9

カスタマーレビューをみると、昔YMOにはまりました、なんていう40以上の人がけっこう書いてたりした。けっこう納得。それで私も受け入れたわけだったのか。

パフューム公式HP

CDジャーナル紹介文 宣伝用動画などもあり

1988生まれ・・ なんと自分の子供より小さいワー
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メロンパンのうた

2007年09月19日 | Weblog
日中、車で偶然耳にした楽しい歌。その名も「メロンパンのうた」
9才!のシンガーソングライター、ゆっぴさんのものというからおどろき。

メロンパンのうたメロンパンのうた 発売は10/24


あんぱんにはあんこがあるのに、
メロンパンにはメロンがない、
カレーぱんにはカレーがあるのに、
メロンパンにはメロンがない、
でも私が一番好きなのはメロンパン、
・・と続く。

子供の声特有の不安定さがあるのだが、とてもほんわかして、「メロンパンが大好きなんだもん」という楽しい気持ちが広がる。詞の構成、サビのつくり、とても9才とは思えない一度聴いたらも一度聴きたくなる作り。
9才にして30曲ものオリジナル曲があるという。

アコースティックバージョンと普通のとあるようですが、ラジオで聴いたのはアコースティックじゃない方でした。アコースティックより調子がいい。

ゆっぴさんの紹介 試聴もできます。カップリング曲「ドライブの歌」も楽しい

You Tube この画像は有志によるものらしいです 

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さんすうチャチャチャ

2007年09月04日 | Weblog
日曜の午後出かけたら、FMから聞こえてきたのがこれ。
いきなり~♪ サイン コサイン タンジェント ときた。
なんだ、なんだこの歌詞は、よみがえる悪夢の高校時代。
数学の先生の顔まで浮かんできちゃうぞ。
おだやかな女性の声でバックには子供の声も。
「日曜喫茶室」で流れていたのだが、歌のあとは数学者の算数談義に。(数学者がやるような)アートとしての数学と、100マス計算のような算数の中間の数学を広めたい、とおっしゃていた。いろんな国と人種の相互理解のためには数学の論理的な考え方が有効なのだそう。

で一体この歌は?と思ったらペギー葉山とヤング101の歌う「さんすうチャチャチャ」とのアナウンス。ヤング101といえばあの70年代のNHKの番組「ステージ101」の面々だ。子供の声と思ったのは彼らだったのか。

さんすうチャチャチャ 1973年に初放送

算数チャチャチャに関するページ なんと歌で解かれている数式が書いてあります・・高等数学 
 「みんなのうた缶」の中のコメントページです
 

みんなのうた45周年ベスト曲集
みんなのうた45周年ベスト曲集~北風小僧の寒太郎/山口さんちのツトム君~
これに入ってる。こちらは真理ヨシコさんの歌

ゲストの数学者は新井紀子さんという方でした
 →インタビュー記事 若くてきれいなお方
 e-教室を主宰 会員ページ

ハッピーになれる算数
ハッピーになれる算数 (よりみちパン!セ)
いろいろ本も出しているようです




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ほんとは演歌体質だった?

2007年07月17日 | Weblog
犬の散歩をする時使ってるipodシャッフル。「おまかせ」というので入れ替えをしたら歌謡曲とニューミュージックが”おまかせ”で入った。ipodを買ってからはまあとりあえず入れておくか、という風な具合で「青春歌年鑑」とかフォークベストなんていうのも借りて入れておいたのだ。

ここ3週間ばかり土日はなぜか早起きが出来て河川敷を1時間くらい散歩していたのだが、人もいないし、周りは田んぼだし、日本語が聞こえてくるし、ナツメロはテンポがゆっくりだし、今の上司はカラオケ好きだし、という具合で思わず歌ってしまったのだった。私はあまり高い音がでないのだが、歌ってて音域が楽だったのは「花嫁」と美空ひばり。「花嫁」は以外や低かった。美空ひばりなどテレビ以外で聴いたことがないのだが、なんと「柔」などびっくりするほど自然にコブシを回せてしまう自分にオドロキ。ホントは演歌体質なのでは?などと思ってしまった。

で勢いあまって「邦楽セレクト」と題してCDを作ってしまった。

1.真赤な太陽(美空ひばり) サビのところが情熱的
2.柔(美空ひばり) コブシって気持ちいいのね
3.港町ブルース(森進一) 背のびしてみる海峡を の詞がいいです
4.雨の中の二人(橋幸夫) 雨が小粒の真珠なら・・ 詞がいいです
5.恋のフーガ(ビーナッツ) 勢いのある曲です。
6.二人の銀座(山内賢&和泉雅子) 和泉雅子の声がすごく若い
7.柳ケ瀬ブルース(美川憲一) 美川さんの低音好きです
8.天使の誘惑(黛ジュン) 調子がいいです
9.雨に濡れた慕情(ちあきなおみ) バックの演奏が以外にcool
10.もう恋なのか(にしきのあきら) あーこのさみしさはもう恋なのか 詞がいいです
11.夜と朝の間に(ピーター)詞がいいです
12.人形の家(弘田三枝子)これカラオケで歌ったら引くかな
13.砂に消えた涙(弘田三枝子) 日本語がなじんでます
14.夢見るシャンソン人形(弘田三枝子)これも日本語がなじんでます
15.どしゃぶりの雨の中で(和田アキ子)
16.どうぞこのまま(丸山圭子)カラオケで歌える数少ない曲
17.さらば青春(小椋佳) 黒い犬が出てくる所がいいです
18.雪(猫)しゃれてます
19.迷い道(渡辺真知子)これは詞全部が好き
20.スローなブギにしてくれ(南佳孝)
21.君は天然色(大瀧詠一)・・なんと今はまってしまいました
22・カナリア諸島にて(大瀧詠一)

日本の歌は1行でも詞に好きな部分があると好きになるみたいです。逆に一言でも気に入らないと嫌いになってしまう。

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青江三奈

2007年01月23日 | Weblog
<COLEZO!>青江三奈

BSで特集してたのをなにげなくつけて結局ずっとみてしまった。
昭和40年代あの当時にしてはめずらしい金髪と「アーっ ア」というのが小学生にはなにか大人の世界ではあるが教室で笑いのネタでもあったような。
番組のつくりが時の流れに沿って、残ってる映像で歌をきちんときかせてくれる形式だったのでよかった。まさに歌謡曲。でも聴いてていやじゃないし飽きなかった。けっこう歌的には好きかも。いや、彼女の声と歌い方がいいのかも。歌謡曲の許容範囲は時代的には百恵ちゃんまでだなあというのを再認識した感じ。

平成になると髪形も顔も変わってくるのだが亡くなったのが59才ときいてびっくりしてしまった。最後の頃の映像だと52,3くらいにしかみえなかった

ジャズのCDを出したという新聞記事を覚えてたのだが、番組では「You'd be so nice to come home to」と「ス・ワンダフル」だったかな?が流れたのだが、青江流ジャズになっていてこれはこれでなかなかよかった。高校時代から「銀巴里」で歌ってたようなのでむしろジャズが原点なのかも。

THE SHADOW OF LOVE 93年発売。バックはマル・ウォルドロンとかエディー・ヘンダーソンなどがバックをつとめる。廃盤になってるらしい。

青江三奈 日刊スポーツ

青江三奈さん関係のblog 「日本歌謡界の記憶」 


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