タルカス&展覧会の絵(黒田亜樹)

2012年01月22日 | クラシック
タルカス&展覧会の絵
黒田亜樹,ムソルグスキー,ピサーティ,杉山洋一,クァルテット・プロメテオ,カーゾリ(エレナ),ベン・オマール(マウリツィオ)
ビクターエンタテインメント
 2004.4

吉松隆さんのタルカスを聴いて他にもこういうのがあるかと探して聴いてみました。こちらはオーケストラではなく、展覧会の絵などはけっこう原曲に近い演奏。タルカスはこれはこれ、こういう演奏もあるということで。2012.1.22購入
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タルカス/吉松隆 

2012年01月21日 | ロック
タルカス~クラシック meets ロック
藤岡幸夫,東京フィルハーモニー交響楽団,中野翔太(ピアノ)
日本コロムビア
 2010.7.21

年末にTVを見ていたら大河ドラマ「平清盛」の予告編が流れた。ふーん、清盛ねえ、と、見ていると、なにか現代音楽風の効果音が流れ、おお、と耳惹かれ、そうしたら聴き覚えのあるメロディーが。ええ、こりゃ、ELPじゃないの。さっそくドラマのHPを見、ネットの検索で、テーマ音楽は吉松隆という人がやることが判明。そして吉松氏がタルカスのクラシックバージョンを発表しているのが分かった。近年の大河は見たり見なかったりなのだが、今回の清盛は見なきゃなるまい、と第1回目を視聴。おそらくELPは予告編のみで、ドラマはそれ専用なのだろうと思ったら、ドラマでも使われていた。で、さっそく吉松氏のタルカスをamazonより購入。現在一時的な品切れ状態のようですれすれ間に合ったようです。

この1週間、朝昼の通勤時、毎日聴いてます。片道25分かかるので1日2回聴いている状態です。はまりました。最初の出だしはマリンバで始まります。バイオリンが小刻みに刻むメロディ、太鼓とホルンと、そしてドラが。ああ、オーケストラってこんな広がりのある空間だったのか、と初めて思いました。正直今までクラシックでガツンと脳天割られるような感動をしたことはほとんどありません。ましてポップスやロックのオーケストラ演奏は気の抜けたものに感じるものが多いなか、しかしこの音の空間的な広がりは多数のバイオリンが規則正しく小刻みに刻む音によってなのかなと思う。そして第1、第3音のアクセント。これがたまらない緊張感なのだ。ロックやジャズは第2音と4音がアクセントだと思うのだが、これはリラックス感に通じるのかも。CDの解説で吉松氏は、ロックバンドと大音量や迫力で張り合って「オーケストラって凄い!」と言わせようと思った、と書いてますが、私はまんまと「オーケストラって凄い!」と思わされてしまいました。・・ただしまだタルカスだけですけど。

タルカスは火山の噴火からうまれたアルマジロと戦車の合体のような怪物が、世界(と偶像)を破壊し、マンティコア(ライオンの胴とサソリの尾をもった怪物)と戦い、勝利したものの傷ついて最後は海に帰って行く、というストーリー。このジャケットはタルカスを立体で作ってしまってあり、裏にはタルカスの後ろ姿があるのです。この後ろ姿がなんとも戦いの後の寂しさが漂い、テーマストーリーを思い浮かべると、曲の終わりの演奏がまたたまらなく余韻を残します。


右肩上がりがどことなく寂しげ

吉松氏のHPには、大河音楽制作裏話ものっており、それによると、タルカスはドラマのイメージテーマとしてそのまま使い(確かにドラマでは最初に、音楽 キース・エマーソン、グレック・レイク 編曲:吉松隆 とばーんと出てますね)効果音は別にいろいろ作るようです。

吉松隆氏のHP 「月刊クラシック音楽探偵事務所」の1/10 大河ドラマ音楽制作メモ

タルカスに惹かれて大河をみた同じような方がけっこういるようです。Shiropさんのblog

タルカスのプロデューサー岡野博行氏のblog タルカスの立体を作ったいきさつと写真あり。紙粘土製とあります。

タルカス立体を手にする吉松氏 CDジャーナル2010.6インタビュー

youtubeの題名の無い音楽会のを見ると、やっぱりあの音の迫力はティンパニーであったか。ドラム部分はティンパニーと、太鼓とドラ、シンバルの3人でやっていた。ティンパニーにはかなわんよねえ。

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