「僕の音盤青春記 Part2 1976~1981」牧野良幸

2012年02月18日 | 音楽本
僕の音盤青春記 Part2 1976~1981 著者:牧野良幸(CDジャーナルムック)
牧野 良幸
音楽出版社
 2012.1.20

「僕の音盤青春記1971-1976」に続く第2弾。時代は1976-1981。牧野氏、大学1年から卒業後1年。牧野氏は1つ下なのでほとんど体験は同時代。時代の雰囲気はあとがきによく書かれています。「60年代から70年代にかけて活躍したアーティスト達のパワーが、ひと段落した時期で、かわりにパンクやディスコなど新しい世代の音楽が台頭してきて」「音楽の聴き方もこの時期に変わって、70年代前半のようにみんなが同じレコードを聴く事も減って、これが大人への道で、大学生ともなればヒット曲に踊らされず自分がこだわる音楽を聴くようになる。がそれを差し引いても70年代前半とは変わったような気がする」と書いてます。

これがまったく同感なのです。70年代後半は学生運動はひと段落し、キャンパスは大学によって違うでしょうが、自治会の独特の文字の立て看板はあったものの、話に聞くような運動はありませんでした。音楽に関し、高校時代と違ったのは、地方から東京へ出たせいもあって、それまではFMはNHKしか聴けなかったのが、FM東京が聴けるようになって格段に情報量が増えたことです。FM東京の邦楽・洋楽それぞれのベストテン番組は聴いていたものの、流行りの以外のジャズや特集される昔の音楽を聴くようになりました。

これまた氏の言葉と同じ、なんといっても70年代後半のトピックは自分にとってはパンクとディスコでした。70年代前半にビートルズを聞くようになって、彼らとかサイケデリックとか同時代体験してないのが悔しかったのですが、やっとパンクは出現時に体験できたのです。これは音楽はもとより、男性の髪が短くなったのが印象的です。そしてディスコ。これは映画「サタデーナイト・フィーバー」で頂点に達したのでしょうか。この映画も友人と当時銀座でロードショーで見て、そのあと入った喫茶店でいくらだったのか、食事セットが値段が高くて頼めず、隣でおいしそうに食べてるおじさんを眺めてました。三橋美智也が焼きそばのCMで”フィーバー♪”とやってた気がします。それに、なんと卒業式のあと式服のまま新宿のディスコに行き、当時の友人たちとの最後の別れとなったのでした。

・・と同世代人である私は読みながら自分の事にオーバラップさせ、どんどん回顧のるつぼにはまっていきます。

僕の音盤青春記パート2 牧野さんの公式ページ(目次があります)
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