ぼくが愛するロック名盤240 ピーター・バラカン著

2005年08月28日 | 音楽本
ぼくが愛するロック名盤240
ぼくが愛するロック名盤240 1998

ピーター・バラカンもけっこう好きなのだ。
以前NHKFMで土曜の朝9時ころに番組を持っていて、よく聴いていた。

この小さな文庫で240枚も紹介されてるから一つ一つの文は短め。60年代~90年代にかけて年代順に紹介されてる。そのレコードを買った当時の生活とかもちょこちょこ書かれてるので、バラカン氏の生活とかイギリスの状況とかが垣間見られるところがおもしろい。

氏がローリング・ストーンズを初めて聴いたのは、学校から帰って家の玄関を開けた時。なんと母親が出たばかりのストーンズのアルバムを買って玄関にレコードプレーヤを置いて聴いていたというのだ。

ボブ・ディランを聴くきっかけはラジオのインタビューで、ジョン・レノンがディランを推薦してたから、とかジミヘンを見たのもデビュー前のTV番組だったとか、さすが本場イギリスだと出会いが違う。我々が日本の歌手を知るのと同じなのだな。当たり前か。バラカン氏にとってはロックはおおむね自国の音楽なのだ。紹介されてるのにも知らない名前がけっこうある。

74年にバラカン氏は日本で仕事をするためにやってくるのだが、なくては困るアルバム20枚を硬いかばんにいれて持ってきた。などなど
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ニュー・オーダー/ウェイティング・フォー・ザ・サイレンズ・コール

2005年08月24日 | 2000±
Waiting for the Sirens' Call
Waiting for the Sirens' Call 2005.4.26発売

図書館の新着コーナーにあったのでなんとなく聴いてみた。
これが掘り出し物。気持ちいい。
打ち込みというのか、リズムがぽこぽこと続くがこれがはまる。
解説よんだらもう30年も続くグループ。
前身は「ジョイ・デヴィジョン」だという。

このジョイ・デヴィジョンのジャケットのデザインをした人の展覧会を見たことがあった。
下のジャケットの線が印象に残っている。
観た時は音を知らなかったが、このデザインも線が幾重にも続くような、音を象徴してるかのようだ。

Unknown Pleasures
Unknown Pleasures 

デザインはピーター・サヴィル という人だった。
名前も覚えてなかったが、なんとスウェードの「カミング・アップ」のデザインも彼だった。

ロンドンでの展覧会 このあとラフォーレ・原宿でやったらしい。

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サンボマスター/サンボマスターは君に語りかける

2005年08月22日 | 日本のロック
サンボマスターは君に語りかける

ついに聴いてみました。
数ヶ月前、お店でもピックアップされていて、昔の洋楽ファンの人がけっこういいと言ってるのをblog上でも何度かみかけていた。どんな音なのかなとは思ってたのだが、CDの紹介をよくみたら「月に咲く花のようになるの」が映画「恋の門」に使われたとあったのでがぜん聴いてみたくなった。

「恋の門」はひょんなことから見た映画だったのだが、松田龍平主演のそれは、むろん彼が好きっていうのもあるが、はちゃめちゃ具合がとてもおもしろかったのだ。歌も効果的だった。最後に流れた忌野清志郎の歌も印象も強かったが、聴いたらこちらも思い出した。

ブルーハーツとRCサクセションと、歌声はバービーボイーズを思い起こした。やっぱり「月に咲く花のようになるの」が一番いいかな。

ジャケットの中に入ってた写真の場所は福島県の吾妻富士じゃないかなと思う。
と思って公式ページをみたら、福島、栃木、千葉の出身だ。 

ソニーのサンボマスターのページ ♪あり

映画「恋の門」
恋の門 オリジナル・サウンドトラック 映画の最後では忌野清志郎の「恋の門」が流れる。
清志郎はアパートのへんな住人役で出ている。

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東京JAZZ2005

2005年08月21日 | ジャズ
きのう、午後2時ごろ用事があって車で出かけた。
片道15分の距離、めずらしくラジオをかけたら、アフリカっぽいリズムが流れてきて15分間休みなく続いていた。民俗音楽特集でもやってるのか、と思った。

10分くらいで用事が終わりまたラジオをかけたら、ゲストのサンディさん、という声が聞こえた。家に帰って番組表を見たらなんと東京JAZZを生中継していたのだった。
なかなかおもしろい音だった。

去年は行ったのだがあまりに音が悪かったので、今年は行く気にもならなかったのだが、やっぱりああいうイベントは発見があるんだなあ。

サイトを見たら、「Jazztronik」というユニットにサンディがゲストの部分だった。

Jazztronik オフィシャルページ。たくさん試聴あり♪

アルバムもたくさん出していた。
JAZZTRONICA!!
JAZZTRONICA!! ジャケットで選んでみました。


東京ジャズ2005
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北海道のミュージシャン 3

2005年08月20日 | クラシック
サンクス・トゥ・ミュージック 谷本光(g)
サンクス・トゥ・ミュージック 2002.6.2発売

谷本さんは札幌生まれ、在住のギタリスト。このCD発売当時17才。
生ギター1本でこういう表現のしかたがあるんだね、という驚きがあります。
全ての曲が彼のオリジナルなのも素晴らしい。
クラシック風? 谷本流ですね。

昨日は夜寝ながら窓を開けて彼のギターを聴きながら眠りました。
やはりこういうのは静かな環境で聴くのがいいです。バックにこおろぎの合唱がきこえちゃいましたが。
特徴は板をたたく奏法かな。DVDも発売されたようで、録音はボディ内部にマイクを取り付けてるそう。指先、ツメ先、指輪とたたく所で音がちがうとか。こちらにお姿と記事が載ってます。

ラジオ番組ももってるようでここで「渡り鳥」が試聴できます
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北海道のミュージシャン 2

2005年08月19日 | ジャズ
松山いづみの「チュニジアの夜」を聴いた時は、黒人のシンガーだと思ってしまった。
太くて低くて、なんでもこいっていう声だった。
チュニジアの夜の歌詞入りバージョンを聴いたことがなかったので、
とても新鮮だった。さすが黒人は発音もいいよな、などと思った。
しかしあとで日本人だと知り、そう思って聴くと、日本的かなどと思ったり、
いい加減なもんである。

松山いづみさんも、北海道を拠点に活動している。
チュニジアの夜は「松山いづみライヴ!」(2000.9)に入っている。
これは札幌の「ファミリー・トゥリー」というお店で行ったライヴで、
ジャズのスタンダードやポップスが入ってる。
チュニジアのほかは「青春の光と影」がよかった。
バフィー・セントメリーのは全く違って、音程が低くとってありゆっくりめ。
ジャズ風にくずす醍醐味が味わえる。
3才からピアノを始め、ピアノ、声楽はクラシックを学び、
地元でFMの番組ももっているとのことです。

そういえば14日の日曜午後のFMで松任谷由実の番組にケイコ・リーがゲストで出ていて、「チュニジアの夜」と「スタンド・バイ・ミー」がかかった。
彼女のチュニジアもなかなかよかった。
チュニジアの夜の歌バージョンにこってしまいそうである。

札幌のベーシスト熊谷望さんのページ 「松山いづみライブ」に参加。彼のページの右見出しの「CD」をクリックすると、参加CD紹介が出る。そこに「松山いづみライブ」があって、何曲か試聴できます。それでもって、”ご購入はこちらへ”をクリックすると、松山いづみさんのHP「Twilight Room」にとびます。

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北海道のミュージシャン

2005年08月16日 | ジャズ
北海道にはまだ1度しか行ったことがないが、
自然もさることながら、こと音楽人となると多彩な人が多いような気がする。

SCENERY+2 福居良(p)
試聴コーナーにピックアップされていた。
聴いてみるとオーソドックスなまろやかなピアノだ。
「柳よ泣いておくれ」「枯葉」とゆるやかな水の流れのように演奏が続いてとても穏やかな気分になってくる。
新人なのかと思ったら、1976年に出したものがCD化されたものだった。
昭和23年生まれなので、当時28才。20代でこの包容力。
父は津軽三味線の名手で様々な楽器に親しんだが、ピアノは22才で始めたというから驚きだ。
ベースは伝法論さん。この方は函館生まれ。
ドラムは弟の福居良則。

札幌で自分の店「スロウボート」を構え、
99年には4thアルバムも出しています(1曲♪あり)



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ジャニス・ジョプリンのある映像

2005年08月06日 | 70年代±
ベスト盤、ウッドストックとジャニスずいた。
ことしの夏の暑さは、まさにジャニスの夏って感じ。
ジャニスの映像のメモを。

モンタレー・インターナショナル・ポップ・フェスティバル
1967開催。これで一躍注目された。足を踏ん張って歌う姿が印象的。
NHKの「ヤング・ミュージックショー」でも75年ころ放映された。
長髪だった渋谷陽一氏が最初に出てきて紹介した。
ジャニスのほかにもジミ・ヘンドリックスがギターを燃やすのとか。
DVDが9月25日に発売される
ザ・コンプリート・モンタレー・インターナショナル・ジャズ・フェスティバル1967 


フェスティバル・エクスプレス
1970年、ジャニスやザ・バンドなどのミュージシャンを乗せカナダを横断しながら、
行く先々でコンサートを行った。
この春映画が公開されてた模様です(知らなかった~)
しかし、7月29日にDVDが発売された。しかも3800円。
フェスティバル・エクスプレス


ウッド・ストック 1969.8.16
ウッド・ストック 1969.8.16
 DVD
いわゆるウッドストックの映画とは別に編集されたものらしい。
日にち別になっている。ジャニスは8/16に出た。
映画ではカットされた「try」「ボール&チェイン」が入ってる。


ディレクターズ・カット ウッドストック~愛と平和と音楽の3日間~
ディレクターズ・カット ウッドストック~愛と平和と音楽の3日間~

前にも紹介した、ディレクターズカット版のDVD。
歩く姿が入ってます。


MOVE OVER とME AND BOBBY McGGYの歌詞がわかるよ!
MOVE OVERはジャニスが作詞作曲。最初の1行でが~んとくるね。

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アル・クーパー/スーパー・セッション

2005年08月02日 | 70年代±
Super Session
Super Session [Bonus Tracks] AL KOOPER、MIKE BLOOMFIELD、STEVE STILLS 1968

1曲目「アルバートのシャッフル」、
艶のあるギターがぺろんと鳴り、軽やかなオルガンがバックに流れたらたまらない。
これがぶるーすってもんだぜっ と
この調子で最後まで心地よいゆったり感にゆられます。
ギターとオルガン、オルガンとホーンのかけあい、
いままでこういうのは素通りしてました。

実はアル・クーパー この方もつい2週間位前まで、
アル・グリーン? アリス・クーパー? とよく知りませんでした。
キーボード奏者だと分かったのはCDを何回か聴いて解説を読んでからでした。
このアルバム、ギターが強烈。マイク・ブルームフィールドが気に入ったともいえるのかな。
でもバックに入るアル・クーパーのキーボードの間合いもたまらないです。

掲示板で話題にでて検索して出たのがこの画面。いきなり うっとくる弦の音が流れてきました。
この一発で、やられてしまいました。
でもこの曲がナンなのかアルバムをネットで片端から試聴してみたのですが、
探せなくて、この「スーパー・セッション」を買ってみたというわけです。

誰か教えてくれないかなあ?

さらにもっと聴きたくなってFillmore East: The Lost Concert Tapes 12/13/68
も買ってみたのですが、スーパーセッションほどではないかなあ。

マイク・ブルームフィールド、残念ながら81年に37才でなくなってしまってる。
マイク・オールドフィールドもいたりして、今回は似た名前に混乱する。。

マイク・ブルームフィールドファンサイト
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アーマッド・ジャマル/バット・ノット・フォー・ミー

2005年08月01日 | ジャズ
BUT NOT FOR ME
バット・ノット・フォー・ミー AHMAD JAMAL TRIO 1958.1.16録音
 
小川隆夫さんの「ベスト・オブ・ジャズ・ピアノ」を読むまでは名前も知らなかったピアニスト。
興味を引いたのが、「マイルスの誘いを断った男」という見出し。
誘いというのはマイルスグループへの参加です。他の誘いではないです。。

そこにMさんから「Night Song」(1981)を聴かせていただきました。
聴いた時はタイトルや録音年などみず、いきなり車で聴きだしたら、
現代的な、軽やかなピアノの音が転がりでました。
年代順に紹介してある小川さんの本では、初期の頃に出ていたので
50年代風の音だと思ってしまってたので、フュージョン色も感じる音が以外でした。

で他のも聞いてみたくなり、名作との誉れ高いこの「BUT NOT FOR ME」です。
いやいやこれ、すごく現代的な音。
現代的ってのはなんだと言われそうですが、まあ年代色を感じないってところかな。
ALL MUSICでは Elegant、Sophisticated、Stylish などと形容されてます。
ビル・チャーラップとも少し似てる気もしますが、彼より細い感じかな。
それがエレガントかも。

売り場がABC順。armadだと思って探して、やっぱり無いのか、マイナーなのかと思ったら、
AHMADだった。で4種類くらいあったが、↓も買いました。
こちらは1970オリジナル盤発売。こちらも心地よく転がります。

The Awakening
The Awakening 

BUT NOT FOR MEの♪はこれ
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