日本ロック雑誌クロニクル

2005年03月27日 | 音楽本
日本ロック雑誌クロニクル篠原章著 2005.1/15

オビが「壊滅した日本ロック雑誌への鎮魂歌」である。
~僕達にとって、ロックは聞きながら“読む”ものだった。
なるほどオビ文考えるひとはうまい。ズバリこの本の内容です。

篠原氏は1956年生、小学3年だった東京オリンピックの年に従姉の部屋でビートルズの写真の載った「ミュージックライフ」を見たのがロック雑誌をみた初めであり、ビートルズを見た最初であったそうです。

ロック雑誌の流れ、と「ミュージックライフ」「ニューミュージックマガジン」「URCレコードとフォークリポート」「ロッキングオン」「宝島」「ロックマガジン」を取り上げてます。

おもしろいのは、星加ルミ子さんへのインタビュー記事。やはりミュージックライフ隆盛の祖。新興楽譜出版社(シンコーミュージック)にはいるいきさつ、~かわいくて若い女の子募集と編集後記にあったので、少なくとも若いことは確か(短大2年の時)だから電話した、とか、流行の感覚は高校卒業したての女の子が一番、とか男性は理屈は一番だけど感覚はダメね、とか。Jポップには関心ありません、とキッパリ。ユーミンもさほどでないよう。美空ひばりは子供の時は好きだったとか。興味的にはビートルズまでだそうで、発行部数のピークは66~68年の17~8万部ということです。

70年代になりジミ・ヘンとかが表紙になるとあるマニアックな人にしか売れなくなって、おやめになった75年には7~8万部だったそう。ジミ・ヘン聴くってマニアなの?と言いたくなるが、水上はる子さんや東郷かおる子さんにバトンタッチされます。なんだかんだ言ってMLは書店の棚で目立ちました。

渋谷氏へのインタビューはメリットがないと断られたそうで、ならROでやってた架空インタビュー、ということで書いています。実は「若いこだま」からの渋谷ファン。RO初めて買ったのは77年頃かなあ。81年くらいまでは読んでたなあ。

著者の篠原章さん、調べてみたら、ええー大学の先生なの?
誕生日が1956.7/23となっている。うむ、文中では東京オリンピックで小学3年と出ていたが、
誕生日があってれば、これは2年ですぞ。

篠原章さん プロフィール
篠原章ゼミ 表紙の似顔絵が夏目房之介さん画
「日本ロック雑誌クロニクル」インターネット版 のページもありました。
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ウーマン・イン・ロッククロニクル

2005年03月26日 | 音楽本

ウーマン・イン・ロッククロニクル―40人&400枚で知る女性とロックの20世紀
ウーマン・イン・ロッククロニクル―40人&400枚で知る女性とロックの20世紀
2004.7刊 CDジャーナルムック

題名のごとく女性ロックアーティスト名鑑。
1950年代あたりから現在までのロック界での女性アーティストをざっと概観して、
次に個人の紹介ページ。だいたい一人見開きか1ページ。
最後に聴き所のアルバムが紹介されている。

女性ボーカルで好きなのはなんといってもジャニス・ジョップリンだ。
知った時はすでに亡くなってしまっていたが、人生、歌声、歌い方、歌詞、
メロディ、見た目、どれをとってもあこがれと悲しさを感じる。
In Concert
In Concert

たぶん持ってるレコードはこれだと思う。1972年発売。
CDの時代になってからは、オムニバスものに入ってる「サマータイム」とかしか聴いてないなあ。
書いてたらなんだか聴きたくなってきた。
「コズミック・ブルース」が一番好き。

あとはパティ・スミス。「ビコーズ・ザ・ナイト」の歌詞が好き。
「ダンシング・ベア・フット」もいい。

最後はケイト・ブッシュ。
Never for Ever
Never for Ever

邦題「夢物語」 「バブーシュカ」の森厳な感じが好き。あとはエキセントリックな声かな。
このジャケットの絵もいいよね。

Easter because the knight が入ってる
ウェイヴ ダンシング・ベアフットが入ってる

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深夜放送グラフィティ オールナイトニッポン

2005年03月24日 | ロック
深夜放送グラフティ オールナイトニッポン 1991.12/12発売

オールナイトニッポンのCD。
糸居五郎、亀渕昭信、斉藤安弘氏のDJとオープニング曲「ビター・スイート・サンバ」や
「水虫の唄」などやかけた曲「カリフォルニアの青い空」などが収録されてます。
ビバカメショーの最後の日のが入ってたように思う。
発売当時、友人が貸してくれて聴いたのですが、残念なことにテープにとってなかった!
今は在庫切れになってるようです。

よく聴いてたのは亀渕氏のビバカメショー。1972年6月~1973年6月の放送です。
毎日やっていて、しかも洋楽しかかけなかった。カメちゃんはとにかくよく曲を知っていた。
音楽が好きってのがすごく伝わってきて、しかも品があるDJだった。
ちょうどそのころ自分でも洋楽を聴き始めた時だったので、この番組からいろんなことを知った。

アンコーさんは3時から「エバーグリーン」としてオールナイトニッポンに復活しています。
先日放送80周年のNHKに落合恵子、愛川欽也さんと出ておられましたが、
アナウンサーの、これからのラジオに求められるものは?との問いに
「ラジオは情緒に訴えるパーソナルなもの」と答えられました。
ほかのお二人は、少数意見も汲み上げやすい媒体、もっと大人の復権をとおっしゃてました。
基本は災害時など特に公共伝達が使命でしょうが、
特に深夜放送などは「あなたとわたし」の関係、情緒、というのを感じます。

渦中のニッポン放送。どちらさんも、
ラジオのこういう性格、いろんな番組のファンがいるってのを忘れないでほしいな。
株主だけじゃなく聴視者のことも忘れないでおくれよ。

オールナイトニッポンヒストリー
オールナイトニッポン エバーグリーンのサイト
ゆめの夢アンコーさん応援blog 放送を逐一報告してくれます。
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ジーン・ラッセル/ニュー・ディレクション

2005年03月23日 | ジャズ
GENE RUSSELL/NEW DIRECTION

前に聴いた「リターン・オブ・ジャズ・ファンク」でよかったので買ってみました。
ジーン・ラッセルのはもう1枚「トーク・トゥ・マイ・レディ」というのが出てるのですが、
こちらは売り切れでした。

なんと言うんでしょう、この方のピアノ、癒しとかリラックスというのとはちょっと違う、
もっと明るい安心感っていうのかな。だけど音符は踊ってる。

3.Willow Weep For Me これはウェス・モンゴメリーのが印象にありますが、
ジーン・ラッセル流にアレンジ、リズムの妙がたのしめます。
7.My Cherie Amourなどスティービー・ワンダーの曲も入ってます。

70年代初頭にこういうピアニストがいたんだなあ。
残念ながら81年にお亡くなりになったようです。

ニュー・ディレクションズ(紙ジャケット仕様) 1971発売 2004.2/4P-VINEレコードで初CD化
トーク・トゥ・マイ・レディー(紙ジャケット仕様)
Pヴァインレコード 2月新譜 8番目にあります ♪2曲あり

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ロック・イン・ゴールデン・エイジ Vol.2 1971-1972

2005年03月20日 | 音楽本
Rock In Golden Age 1971-1972
Rock In Golden Age (ロック イン ゴールデン エイジ) ~ロック栄光の50年~ 2号 [雑誌]
~レッド・ツェッペリンとジョン・レノンのイマジン、
     ~ハード・ロック世界を揺るがす轟音

タイトルは上のようですが、ほとんどツェッペリンの記事。
編集も1号よりおもしろい感じ。自分で実感できる年だからかな。

これは買いました。1972年からラジオをほぼ毎日聴きだして、洋楽にはまって行った年だからです。
71.2年当時のアイルランド紛争とか社会情勢のことがちょっと載っていて、
日本にもツェッペリンはじめグランド・ファンクとか旬のロック・グループが
来日公演をするようになり、「轟音」が響いたとあります。
この轟音こそ、私が青春回帰する一つのアイテムです。

記事的には、マネージャーのピーター・グラント氏の記事と
(昔情報の少ない頃、名前をロバート・プラントと混同してた。
 似てるでしょ? 間違うわけないだろ!って言われそう?)
広島公演で700万円を広島市に寄附、という記事がおもしろかった。

「スポーツニッポン」昭和46年9月26日の新聞の切り抜き写真が載っていて、
明治生まれの広島市長に4人の面々が目録のようなものを手渡す写真が載ってます。
見出しが「レッド・ツェッペリン・イン・ヒロシマ」
「有言実行”愛と平和”」「ポンと七百万円」「収益金を原爆被爆者救済に」
「明治生まれの市長も珍客に目を白黒」 意外な事実でした。

西城秀樹の記事も載っていて、その広島公演を最後列で観たということです。

ツェッペリンは71年と72年に来日してますが、いろんなHPでライブ体験談が載ってます

飛龍のロック雑記帳 
71,72年の来日公演レポートが載ってます。
特に71年の「ツェッペリンがやってきた」という公演までの1週間の記事にはわくわくします。
70’sロック秘蔵館
ツェッペリンはじめいろんな写真が満載です。
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リターン・オブ・ジャズ・ファンク~キラー・ジャズ・フロム・ブラック・ジャズ

2005年03月17日 | ジャズ
RETURN OF JAZZ FUNK FROM BLACK JAZZ VAULT
リターン・オブ・ジャズ・ファンク~キラー・ジャズ・ファンク・フロム・ブラック・ジャズ
 2005.2/24発売


アメリカの「ブラック・ジャズレーベル」というところで出した1971-1975あたりのアルバムから聴き所をピックアップしたもの。
ジャケットのフルーツを持ったアジア系の女の子が、何か購買意欲をわかせるのか?
タワー・レコードの試聴コーナーにて。これでこのタイプのジャケットは3枚目である。

1曲目 ウッドベースで始まり、うねるようなミディアム・テンポのファンキーなピアノ
2曲目は一転、オルガンの和音が心地よい。
3曲目「Soul Daddy」はヴォーカル入り。女性のちょっとつぶれたような、けど軽快な声。
     Kellee Patterson(vo)
4曲目「Weored Harold」はイントロのトロンボーンが印象的。Al Hall(tr)
8曲目も1曲目と同じピアノとベースの人の組み合わせ。このピアノいいです。
    と思ったら、このレーベルの設立者だったのね。
    Gene Russell(p) Henry Franklin(b)
9曲目、ヴィヴラホンがいいです。Woody Murray(vib)

「ブラック・ジャズ・レーベル」は1971ビアニストのジーン・ラッセルがロサンゼルスで設立した。
5年間の活動中21枚のアルバムを製作し20枚を発表。PヴァインレコードでCD化する。


Pヴァインレコード ♪あり 下のほう2/4の日付 詳細へ
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ルーサー・バンドロス/ソングス

2005年03月14日 | ソウル
LUTHER VANDROSS/SONGS

SongsSONGS 1994

ここ2,3日夜聴いている。
最初の「LOVE THE ONE YOU'RE WITH」はlove the one love the one というリフレインがいい。
次の「KILLING ME SOFTRY」はロバータ・フラックで有名な曲。
killing me softry with his songと女性の歌詞だが、ルーサー・バンドロスはそのまま歌ってる。
ロバータ・フラックの、はかなげなのとはまた違って、
太い声なんだけど包み込むような艶のある声は、正にルーサーの声に殺されてしまいそうだ。

ブラック・コンテンポラリーのボーカルものは、どうも混同してしまう。
今後ろで聴いてたのは「Superhero」だった。どうもさらりとしているなと思ったらこれはブライアン・マックナイトだった。
やっぱりいいかげんな耳。

all music guide
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ストーン・テンプル・パイロッツ/パープル

2005年03月13日 | 90年代
STONE TEMPLE PILOTS/PURPLE

Stone Temple Pilots - Purple 1994.6/25 2ndアルバム

何が気に入ったって、このジャケットが気に入ってしまった。
赤ちゃんもなにか不思議な面持ちで、中国風というか見方によってはヘンなのだが、
どこか愛嬌がある。
少し前デパートの中古CDセールでみつけたもの。

最初にベストを聴いてしまったので、これとこれは入ってたな、
と一度めの時はそれ以外の曲は流れてしまったが、
改めて聴いてみたら、どれもいい。やはりボーカルのスコット・ウェイランドの
割れたような声質がいいのかもしれない。
声質も含めて全体に濁った音が、いまいち気が晴れない時に聴くと、その気分にマッチして
逆に普通の気分にまで戻ってくる感じになる。

ジャケットの作者、クレジットには書いてあるのだろうが、なんと手書きなのだ。
でよくわからない。
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ロック・イン・ゴールデン・エイジ 創刊号 1964(講談社

2005年03月10日 | 音楽本
やっぱり手にとって見てきました。
はい、見てきただけです。
1964年の私的ヒットといえば・・ なんといっても「東京五輪音頭」です。
ビートルズなと露知らず、運動会の五輪音頭を練習していた日々・・
世界ではこんなことが起こっていたのに。

この号、見所は最終ページ、パティ・ボイドです。
女性のわたしが言うのもなんですが、か、かわいい。
今までジョージと顔だけ写ってるのしか見たことありませんでしたが、
ミニスカートの全身像が載ってます。
すらりとかっこいい足が伸びてます。

ずっと、パティ自身がクラプトンの方に傾いたのかと思って
あまりいい感情はもってなかったのですが、
横の文ではインドに夢中になったジョージがかまってくれなくなって、
ジョージの目を再び自分に向けるためにクラプトンに気のアルそぶりをしたんだ、
とありました。いろいろあったんでしょうが、とにかくあの写真をみたら、
ジョージやったね! という感じです。

Rock In Golden Age 1964
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ケミカル・ブラザーズ/プッシュ・ザ・ボタン

2005年03月08日 | 2000±
Chemical Brothers/Push the Button Push the Button 2005.1/24

ケミカル・ブラザーズはDig Your Own Holeで気に入ってしまって、その後出るたび買っていた。
今度のは、POPになったと言われてただけあって、
最初聴いた時はなんか気が抜けたような感じがしてしまった。
少したってまた聴いてみたら、これはこれでけっこういいかも。
弾けるような鋭いビートや、鋭角的な感覚というのは薄らいでるけど、
車で流してると気持ちいい。

Singles 93-03 このベスト盤で聴いた初期のが、尖ってる。
Exit Planet Dust「さらばダスト惑星」ファーストアルバム

東芝EMI公式ページ
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