紋ちゃんの一周忌

今日も曇り空の一日だった。寒くないので久しぶりに紋次郎の
お墓に行く。お墓のそばの梅の木の蕾が膨らんできた。前の椎茸の
榾木では2月だと言うのに小さな頭をあげている。一個だけ摘む。明日
宿泊の台湾の高校生たちに天ぷらにでもしてあげようか？

紋次郎のお墓にかれいの焼いたんなど供える。去年の今日は雪も多く
寒かった。亡くなる当日は朝から少し変だった。私のそばから離れず
その時にはドッグフードも牛乳も大好きなお肉もたべなくて水だけ飲んでいた。
大きくなった腫瘍を舐めようとするので包帯を巻くと嫌がった。多分痛かった
のだろう。その夜はおとなしく布団に寝させた。夜遅く泣くのでおかしいなと
思ってはいたがあれが最後の声とは思わなかった。夜半過ぎ私が起きて紋次郎を
探した時、彼はパソコンの椅子の下で亡くなっていた。私は見つけた時声もでなかった。
その姿は紋次郎ではなくただの小動物の死体に見えたのだ。紋次郎はいつも凛として
人にも媚びず元気で勇敢な犬だった。最後はこんな形になるのかと唖然とした。

あれから早いもので1年が経つ。紋次郎との17年が懐かしく思いだされる。
お墓の前で「紋ちゃん、どうしている？お母さん元気だからね」と呟いた。

火曜日、金曜日移動販売車の日

雪は降りませんでした。寒さもそんなに感じません。
曇り空の鬱陶しい一日でした。洗濯物は一日では
乾きません。風にあてた後二階で乾かします。

今日は移動販売車の日です。少々高くつきますが
便利です。買い物難民になってもいい地域なのに
小浜から20数年来てくれるお兄ちゃんには感謝です。
今は高齢者ばかりで買い物額も少なくなっています。
以前ならはまちや鰤など一本で買ったものですが
今では切り身にした刺身ぐらいしか売れません。
我が家でも二人暮らしなのでそんなに買いません。
ただ旬の魚はよく買います。特に小浜名物の甘鯛（ぐじ）
鯖は美味しいと思います。今日はカレイを買いました。

買い物の後は集まり場所の喫茶店でコーヒータイムです。
93歳のおばあさんから50代までの村人が集合します。
1時過ぎから4時まで喋ったりします。年寄りの人の
安否確認の時でもあります。同じ話ばかり聞かされて
ウンザリするときもありますが。

今オリーブオイル人気ですね…

今日も思ったより雪は積もらなかった。寒くもなかった。
3連休大雪情報に振り回された格好になった。北海道だけは
寒くて大変みたい。大阪から子供を連れてきた知人は大喜びで
そり遊びなどして堪能して夕方帰って行った。

夜、根野菜のクリームシチュー作った・かぶ、ジャガイモ、タマネギ
ベーコンで味をつけた。蕪も白菜も冬野菜だ。旬の野菜をふんだんに
使った。もう一品は鱈の酒蒸しだ。今の時期生の鱈が手に入る。
オリーブオイルをフライパンに入れてそこに塩コショウした鱈を並べる。
その上にねぎの千切りと生姜の千切りをのせる。しばらくして酒を振り込み
鍋の蓋をして蒸し煮にする。美味しく出来上がった鱈の酒蒸しをみて
マルタで食べたワイン蒸しを思い出した。地中海でてれた数種類の魚や貝を
ワインで蒸していた。オリーブオイルもふんだんに使っていた。
近頃テレビの料理番組で地中海食が長寿に関係していると言っている
特にオリーブオイルが身体に良いとのことだ。夫までがオリーブオイルの小瓶
を買ってサラダに振り出した。今晩の鱈の酒蒸しも完食した。

調査って役にたつのかなあ？

昨夜から風が吹き荒れ雪が舞う冬荒れのような一日となりました。
休日と日曜日は郵便配達もないので新聞も人も坂道を登ってきません。
外にでると小さな小動物の足跡が点々とついていました。多分ハクビシン
か狸か狐でしょう。彼らも雪の中餌を探して歩き回っているのでしょう。

午前中は溜まっていた生類の整理をしました。統計調査ではないけれど
観光局や府の振興局などから農家民宿の宿泊調査がよくきます。
1年間の人数を月ごとに書いたり外国人の内訳など書くわけですが
これらの調査がどのように使われ、私たちにどんなメリットがあるのでしょうか？
一日8名ぐらいの小さな農家民宿には関係ないと思うのですが。
それにこれから確定申告もしなければなりません。年金だけで食べて
いけないのでほそぼそとやっている民宿なのに。

お金儲けにはなりませんが多くの人たちとの交流のおかげで
脳の老化防止には少し役立っているかもしれません。

大雪にならず

天気予報ははずれました。関東も関西も雪はほとんど
降りませんでした。北海道だけが大寒波模様です・
日中でもマイナス10度とか30度とか、私達には理解
できない温度です。暖かな冬だったはずなのに。

午前中は編み物。ドイツ産の毛糸で苦労しています。
極太毛糸なのですが編み棒の太いのがなくて。
なんとか昨日見直しに着手、ゲージを取り直し太い編み棒も
借りてきました。ロングベストを編んでいるのですが、編みあがるか
どうかわかりませんね。

午後は「みかづき」を読みました。土曜日の夜NHKで９時に放送されて
いるドラマの原作本です。高橋一生と永作博美主演です。
ドラマも面白いですが原作はもっと面白いです。１時から５時までかかり
読み終えました。塾の一代記なのですが戦後から今までの教育界の変遷など
少し難しいですがよくわかります。田舎では塾はありません。
京都市内に住む双子の孫は「塾通いに忙しく田舎に行けない。でも塾は好きや」と
言います。ただ嫌々行かされていないようで安心しています。

日本列島大寒波予報

テレビのワイドショー天気予報ではこの連休の3日間
大雪になると言っている。北海道は昼間でもマイナス10度以下
の大寒波が来たようだ。雪まつりの会場からの中継も寒そうだ。
次に問題は明日東京に雪が降るかどうかということだ。
大都会東京では積雪5センチでいつもパニックになっている。
近畿地方も私の地域では雪の予想になっているが今10時現在
1センチほどの積雪だ。夫は除雪に備えて早めに寝た。
でも本当に今年は暖冬気味で雪の量も極端に少ないし気温も零下に
なる日もない。水道管が凍ったこともない。明日の朝はどうなっているか
気にはなるが、私の予想ではそんなに積もらないと思う。

ラインって便利なのか？

先月らくらくスマホの買い替えて友人たちとラインをするようになった。
無料と言う事で日に何通ものラインが入る。音が鳴るたびに確認しなければ
ならないし、ラインスタンプのラインも何度かはいる。スタンプは有料とか
私は購入しない。文章だけで十分である。スマホも高齢者向きのらくらくスマホに
なり随分使いやすくなってきた。特に写真は綺麗に撮れる。デジカメが売れなく
なった理由もよくわかる。一カ月以上たちだいぶ使いこなせるようになった。

我が家に泊まりに来る客もほとんどスマホである。電波が通りにくい日も
あるが、なんとかなる。台湾の高校生たちはスマホが一番大事な様で離さない。
夕食の時も朝食の時も写真を撮る。帰る前にも茅葺きの家の前で撮る。
「お婆さん、ラインしましょう」と言ってくれるがお断りする。英語の文章
を読むだけで疲れるから。「充電器とスマホは忘れないように」と念を押す。

光の春

今日は午後から日差しもあって光の春を感じました。
日の入りも随分伸びたと思います。

ひさしぶりに紋次郎の墓まで足を延ばしました。
「紋ちゃん一周忌だね。どうしているの？」
「お母さん元気だね。僕もひさしぶりにお母さんの声が
聞けて安心したよ。頑張れ、頑張れ。僕が見守っているから」
そんな二人の無言での会話でした。

墓の前の榾木の椎茸が2個出ていました。
雪の中の椎茸は生命力が強く感じます。茶碗蒸しにでもしようと
思っています。それに蕗の薹と椎茸の天ぷらもいいでしょう。
自然界は一歩ずつ春に向かって行きつ戻りつして春になるのでしょう。
そばの梅の枝も一枝折りました。枝先の蕾が膨らんできました。
部屋の中で一足先に咲くかもしれません。

夕食は鮭とタマネギのマリネを作りました。今話題のオリーブ
オイルを少し入れました。煮物は子芋と大根といかの足とえらで
煮ました。今年の冬はよく大根の煮物を作りました。ぼつぼつ
終わりです。もうすぐ春大根が出て来るでしょう。

突然死について思う事

近所の知人が土曜日に突然死した。今日は移動販売車の日で
村人があつまりその話題で時間が過ぎた。いつもならここに
来てコーヒーを飲んで買い物をするはずなのにもう今日はここへ
来ることもない。移動販売車のお兄ちゃんも驚いていた。
73歳ぐらいなので私も夫も似たような年だからよけい応える。

土曜日の午後意識を失い１１９を呼んだがここの集落に救急車が
到着するまで４０分かかりヘリポート基地まで30分はかかる
それから京都市内の病院まで30分はかかる。2時過ぎに倒れたそうだが
救急車が来たのは3時15分ぐらいだった。単純に計算しても病院に着くまで
3時間半以上かかっている。これだと脳梗塞、心筋梗塞なら助かるはずがない。
死亡時刻は夜の11時過ぎだったらしい。
突然死と言っても予兆があるそうだが素人では気づかない。
高齢者だけの過疎の山村での突然死はどうして防ぐことができるのだろう？

暖かな立春です・

雨が降ったりやんだりの天気ですが暖かな立春です・
東京、静岡などでは20度近くまで上がったそうです。このまま春に
なるとは思いませんが、暖かな日はいいですね。

昨夜柊や花を表に出しました。一カ月近く部屋に明るさと華やぎを
添えてくれました。シクラメンも終わり盆梅の紅い梅が咲いてきました。
各地で早咲きの梅や寒桜がさいているようですが、ここはまだ雪の中です。

お雛さんを出して桃でも入れようかと考えていますが、年をとると
お雛さんを出すのも面倒になってきました。14日に台湾の高校生たちが
来るので、そのとき手伝ってもらおうかと考えています。
私は小さい時お雛さんがほしかったのですが、我が家は妹3人と弟の
子だくさん家庭で買ってもらえませんでした。でもどこの家にもお雛さんは
ありませんでした。女の子の孫が生まれた時買おうと思ったのですが
マンションの玄関に飾る小さなお雛さんでいいと長男に言われました。
しかし、私のお雛さんへの願望が強く60歳の時英会話の友人の友達から
7段飾りのお雛さんを譲り受けたのです。数年は座敷に飾っていたのですが
孫たちが小学校に入り塾などが忙しくお雛さんの時に京都市内から
帰ることもなくなり、今は外国人観光客用に飾っているのです。
ピアノもそうでした。二人の男の子に習わせましたが二人とも中学校
でやめてしまいピアノは売りました。

何をするのも、私の思うようにはなりません。

雨の節分

朝から晩まで一日中雨が降り暖かな節分になった。
昨日ドクターヘリで運ばれた知人は亡くなった。
ついこの間まで元気で喋っていたのに命の儚さを
しみじみ感じた。私も71歳なのでよけいに身につなされる。

夫に手巻き寿司と卵を取りに行ってもらう。実家の3本近所の
5本、わが家の2本かってきてもらった。予約しておいたので
大きな鰯を焼いて手巻き寿司1本と豆を20粒ほどお皿に並べた。
鰯を食べた後、頭を柊に刺して玄関に置く。朝までに鹿が食べるだろう。

テレビ朝日の「ぽつんと一軒家」を見る。航空写真で探していく番組で
本当に奥山に一軒家があって驚かされる。今回は青森のりんご栽培
農家と長崎の牛飼い農家だった。やはり彼らには信念があるように見える。
我が家もずいぶん田舎と思うが比べ物にならない。民宿に泊まるお客さんは
本当の田舎ですねと言うが、住んでいる私たちにはそうも思わない。
京都市内から50キロ、車で1時間半で京都市内に行けるから。ただ冬期の
積雪期間だけは困るが。峠が開通する3月15日までは冬眠期間になる。

のんびりした週末が

泊り客もなく、朝もゆっくり寝てのんびりした一日となったが。
夕方夫が近所の知人が救急車で運ばれ途中からドクタ―ヘリで
京都市内の病院に運ばれたと言う。3時過ぎ救急車のサイレン音が響いていた。
夫の話では車の中で意識を失い近所の人たちが外に出し救急車の到着を待ったそうだ
救急隊員はADをしたそうだが反応はなかったようだ。彼は2日前からかぜをひき体調が
悪かったらしいがこのような状態で考えられるのは脳梗塞しかない。ドクタ―ヘリの乗り場まで
も半時間以上かかる。こんな過疎の山里で脳梗塞や心筋梗塞を起こすと
病院に行くまで時間がかかりすぎて命を落とすことにもなる。

私もいつ脳梗塞を起こすかわからない状態なので日常の生活に気を使っている。
私の場合頸動脈狭窄が大きな原因だ。私の主治医は早くに病院に着いて処置さえ
すれば命を落とすことはないといつも言われる。すぐに１１９に電話してドクターヘリ
で府立病院に来ればなんとかたすかるだろうと、定期診察の時の話である。
65歳からそのような状態で71歳まで来ている。今日のことは他人事ではない。

今日も早朝から除雪

今朝は久しぶりにゆっくり寝ようと思っていたのに4時に電話がなった。
9センチの積雪なので除雪してほしいと。私は寒い雪の中夫をお越しに
離れまで走った。4時半過ぎ除雪車は出て行った。でも今年の冬は積雪量
があまり多くない、10時半には戻ってっ来た。今日で７回の手動だ。
私は7時過ぎまでなんとか眠ることができた。雪は10時過ぎに止み青空が
出てきたので母屋のお客さんのシーツなどの洗濯をした。

今日は小浜の移動販売車の日だ。私は魚すきをするつもりで牡蠣を探したが
なかった。先日のテレビ番組で牡蠣がインフルエンザに効くと言ったからだ。
私はたらを買った。タラと豆腐の鍋に変更。寒い夜は鍋にかぎる。

夕食後ベストの仕上げにかかる。V首のところが難しい。一応尚美さんに図を
書いてもらったが、なかなか大変だった。なんとか首らしく仕上がり。それから袖回りの
始末などして10時前にできあがった。約一カ月かかった。次は何を編もうかと思案中。
でも確定申告もしなければならないし、デジカメの取説も読まなければならないし
タブレットも使えるようにしなければならない。70歳を超えたおばあさんには細心の
電気機器の使用は時間がかかる。