美山たそがれメール

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もう67歳まだ67歳の誕生日

2015年03月01日 | 日記
今日は3月1日、雨の3月入りになった。今日は私の誕生日。朝から炊きおこわを作る。67歳まで生きてこれたことにまず感謝。一人で生きると豪語していた20代。癌に侵され闘病中の30代新しい仕事探しの40代、50台後半から惣菜加工業で起業して10年、そして昨年人生最後の仕事として茅葺B&B農家民宿段をオープンした。ふりかえれば長いようで短い人生だった。どれだけ多くの人達に迷惑をかけ支えてもらったかを反省する年になった。

限界集落と呼ばれる過疎の村に住み続けて40年、よく芯棒してきたかと、つくずく不思議に思う。夫の両親とも上手くいったわけではないが、介護させれられることもなく、わずかの入院生活であっけなく亡くなった。大きな茅葺の母屋だけを遺して。

一番手をかけてやらなければならない時期を闘病していたので、我が家の子供たちは私の両親が育ててくれたように思う。だから私は子供たちに対して済まない気持ちを抱えてきたが、二人の子供たちが結婚してそれぞれの家庭をもって親になっている姿を見て親の責任を果たしたと安堵している。

これからは年金生活の二人の老後だけが問題だ。趣味も友達も少ない夫の生活に苛立つ自分がいる。最後まで看取る覚悟はしているが、私が病気にでもなったら大変だ。私は自分の健康だけを考えていかなければならないと思っている。

17歳の紋次郎の最後も看取らなければならない。

もう67歳まだ67歳にの誕生日によせて。確実に先の短くなっていく人生の模索が続く」