ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

緊張と弛緩

2016-05-04 07:48:21 | 日記
MIDIで音楽を打ち込む際、4分音符は480となっている。
8分音符は半分の240。
16分音符は更に半分の120。
32分音符は更に更に半分の60。
64分音符は更に更に更に半分の30。

480という数字は、約数が多く、三連符などにも対応できるため、とても便利な数字だったりする。

逆にMIDIの音の長さ1というのはどのくらいの時間的長さかというと、テンポ120(4分音符)として、

0.5[sec]÷480=0.00104[sec]

約1ミリ秒単位での入力が可能になる。

機械的に打ち込むと、この1ミリ秒のズレを敏感に察知して、
「これは人の演奏じゃない!」
とわかるので、わざとズラしたりする。
特にギターパートのストローク奏法で、全ての弦が一気に鳴ることはありえないので、チマチマずらす必要がある。

プロの演奏家は、譜面に忠実に演奏するところを目指すのだが、完璧に機械的には演奏せず、独自の解釈を入れて感情を入れて演奏する。

演奏家と打ち込みはこの点で相反するのだが、それじゃあ「完璧」って何なのよ?となると、非常に難しい。

この辺り、MMDに対して実際のダンスやら、CGに対して役者の演技やら、国際競技、国際レースなど、常にミリ秒以下のレベルで闘っている人などは、ちょっとしたミスが減点対象になるのだから、毎回同じ時間に同じ筋肉に同じ出力を与えるのは、まさに驚異的だと言える。


そこで本題。
筋肉は収縮しかしない。
どちらかに体を曲げようとすれば、曲げようとする側の筋肉を収縮させるかわりに、反対側の筋力を開放する必要がある。

過度に緊張すると、開放しなければいけない筋肉まで収縮するので、動けなくなりぎこちない動きになる。

当たり前田のクラッカー。

適度にリラックスする必要がある。

それと筋肉に負荷をかければ筋繊維が破断する。それを休めることにより修復し更に強化できるのだが、ちゃんと休まないと筋肉は壊れたままとなる。

筋肉に限ったことではなく、頭脳労働もそうだし、機械だってそう。
働いたあとはゆっくりメンテナンスする必要がある。

頑張るときには頑張るが、休むときにはしっかり休もう。
緊張と弛緩。

緊張ばかり気になって、休むことを忘れてしまいがちだけど、一旦冷静になって俯瞰して見ることも必要。

じゃなければミリ秒単位の仕事なんかできない。
ミクロからマクロ。
マクロからミクロ。


これは、自分自身にも、他人にも言いたいが、
「とにかく、疲れているんだったら寝ろ!」

それだけかな。
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