顧客満足度を上げるために、営業がすべきことというのが世の中にたくさんあるのですが。
そもそもの商品開発コンセプトを理解していない営業が多いのが問題だと思っています。
「コンセプトなんてどうでもいいんだよ。でっち上げるから」
という短絡思考の営業が多すぎるのが問題なんです。
大勢の人を巻き込んで、大量の投資をして、たくさんの努力の末に出来上がるものに、コンセプトがないはずがないんです。
コンセプトがなければ作れない。
ただ儲かればいいやと簡単に考えてでっち上げる製品もあるけれど、本当にいいものって、かなり深く考えて試行錯誤して作られる。
お客がどう使うか、どのようなシーンで使うか、どのように作るか、どのように安くするか、しっかり考えて全体で共有してものを作らないと、あっという間に発散してろくなものは作れないんですよ。
人それぞれ欲が違う。
大抵の人は、努力などせずに手軽に間にあわせでものを作って大儲けしたい。
そうやって作られたものは、とても一生を共にできない、使い捨ての品物で。
そんなものを売っても顧客満足度なんか上がるわけないんです。
精魂込めて作られたものには哲学がある。
その哲学をしっかり理解して、それを必要として共感する人にしっかり売れば満足しますよ。
作る側も満足ですよ。
できない営業は、そういう基本的な学習をしないで、製品をばらまいてどれか当たるだろ?で売ろうとする。
そりゃ損失も不満も大きい。
作る側も買う側も不満。
ただ安くネームバリューで売れば売れるという、短絡思考で売れば、成績も悪くなります。それは。
営業こそしっかり勉強しないといけないと思うのですが。
勉強しないから営業になりました〜というアホが多い気がするのは気のせいじゃないと思う。
意図的に辛辣です。