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2歳戦予想しません。

結果を受け止め、次へ・・・。

2008-04-16 18:41:56 | 競馬(レース回顧・反省)
桜花賞

結果

 1着 15番レジネッタ
 2着 18番エフティマイア
 3着 13番ソーマジック
 4着  8番ハートオブクィーン
 5着▲ 9番リトルアマポーラ
 6着☆ 4番マイネレーツェル
 7着  3番エイムアットビップ
 8着○10番トールポピー

12着◎ 5番オディール
13着△17番シャランジュ

大波乱!の決着でした。
12番人気、15番人気の組み合わせ。
勝ち時計は、1分34秒4・・・。

しかし、
その前、8Rに行われた「蓬莱峡特別」・・・、
4歳上、1000万条件で、同じコースなのですが、
勝ち時計は、1分33秒9・・・。

けっして、馬場が悪かったわけではなく(相応のタイムは出ていますので・・・)、あくまでも、「展開のアヤ」で、このようなタイムになったのですが、それにしても、実績のある人気上位3頭がことごとく連を外すというのは、不思議です。

ちょっと、ラップタイムを較べてみましょう。

蓬莱峡 12.6-10.8-10.8-11.5-12.2-11.8-12.0-12.2
34.2-45.7-57.9(前半積算)
桜花賞 12.4-10.9-11.3-11.8-12.1-11.7-11.6-12.6
34.6-46.4-58.5(前半積算)

まぁ、並べて見てもサッパリ解かりませんが、桜花賞の場合、オディールの前と後ろに、馬群の切れ目がありましたので、その辺りに何か秘密があるのかもしれませんが、それ以上のことは、全く不明です。

勝ったレジネッタは、阪神JFで6着(0秒5差)のあと、エルフィンS、Fレビューと連続3着。
それ以前は、未勝利、500万下をそれぞれ上がり1位で連勝していましたので、穴馬としての評価は出来るでしょう。
今回は、道中10番手ぐらいから、上がり2位タイ(34秒5)での戴冠となりました。
本番に向けて、上手く調教して来たと考えれば、納得の出来る結果であると思います。
まぁ、オイラは、調教でも特に良くは見えませんでしたが、そのあたりは、オイラの力不足であるということです(爆)。
次走はオークスでしょうか?・・・血統的には厳しいと思いますが、レースがスローなら、掲示板には載らないこともないでしょうね。

そして・・・、
2着のエフティマイア・・・。
6番手あたりからの粘りを見せてのものですが、これはもう、馬が一気に変わったような感じですね。
福島でデビューしてから、新潟2歳Sまで3連勝したあとは、サッパリでしたので、ここで激走したのは、馬体重のマイナス10kgというのが、大きな要素になるのでしょうか?
まさに、一杯に仕上げた、ということ?
こちらは脚質的に、オークスは無理だろうと思います。

3着ソーマジック。
来ちゃいましたね・・・、というのが、正直なところ。
道中は、8番手で、オディールと、ほぼ同位置。
オディールは、全く伸びなかったですが、こちらは上がり5位タイ(34秒8)です。
一応、ここまでは3連勝して来ましたので、馬が成長(精神的にも)して来たと言うことでしょうか?
血統的にオークスも、こなせないこともないと思います。

そして、エフティマイアと同様に、全く無警戒だったハートオブクィーンが4着ですね。
函館2歳S以降、4戦して、すべて2桁着順。
こちらも、馬体重がマイナス10kgです。つまりは、一杯に仕上げた、ということでしょうね。

今回、たまたま、そういうタイプの馬が活躍したということではないでしょうか?
エフティマイアもハートオブクィーンも、2歳重賞で勝っているのですから、能力が無い訳ではないのです。

教訓としては、2歳重賞勝ち馬を侮るな!・・・ということになるでしょうか? そして、劇走の条件としては、馬体重を大幅に絞り込んで来たケース・・・ということであれば、当日の気配を見なければならないという要素が加わりますが、今後の参考にはなると思います。

有力馬の1頭、リトルアマポーラ5着。
道中は、後方15番手から、上がり34秒1(1位)。
おそらくは、トールポピー(道中13番手あたり)をマークしていたものと思いますが、今回、一番能力を発揮出来た1頭です。
まさに、展開のアヤで負けたという感じでしょう。
負けて強しと言えると思います。
東京コースで重賞も勝っていますので、オークスでは期待出来ると思います。

6着のマイネレーツェルも、レジネッタと同位置から上がり5位タイの34秒8なら、上出来でしょう。小さい馬なので、体調面が不安ですが、展開次第で浮上して来る可能性は大いに有ります。

8着トールポピーも上がり34秒7は全体の4位。
この馬のパフォーマンスは示せた感じですが、末脚が切れない分、着順を下げてしまいました。しかし、勝ち馬とは0秒4差ですから、着順ほど負けていないと思います。
こちらは、マイナス10kgが、そのまま、惨敗の原因と言えるでしょう。470kg前後で結果を出していましたからね。
血統的に、オークスは絶好の条件と考えられますので、依然として主役の一頭であることは間違いありません。

問題は、12着のオディールですね(爆)。
道中は、絶好と言える8番手でしたが、上がり35秒6(11位タイ)と完全に末脚が不発に終わりました。
もし、敗因を挙げるなら、馬群が切れたところの先頭を走っていたと言うことでしょうか?
馬群に囲まれていた方が、リラックスして走れるタイプなのかもしれません。あるいは、馬自体の中身が良くなかったか・・・。

最後に、取り消しのポルトフィーノですが、オイラとしては、最初から無印の予定でしたので予想的には混乱しませんでした。
仮に出走していたら、後方待機の競馬なら、掲示板に載って来たかもしれませんが、馬券に絡むまでは無かったと思います。ただし、オークスでは、ちょっと注意が必要かも・・・。母エアグルーヴは、東京コースで無類の勝負強さを発揮していますからね。

さて・・・、
ある程度、理解出来そうな回顧は出来たでしょうか?
まぁ、なかなか納得出来ることはないと思いますが、競馬とはそういうものですから・・・(激爆)。

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