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復活とかって、違うよね?

2012-06-25 09:27:05 | 競馬(レース回顧・反省)
宝塚記念

結果

 1着 11番オルフェーヴル
 2着▲ 7番ルーラーシップ
 3着  2番ショウナンマイティ
 4着△ 1番ウインバリアシオン
 5着  4番マウントシャスタ
 6着△ 6番エイシンフラッシュ

 7着  8番アーネストリー
 8着 10番ナカヤマナイト
 9着  9番ビートブラック
10着◎12番フェデラリスト
11着  3番ヒットザターゲット
12着○15番トゥザグローリー

13着 13番モンテクリスエス
14着 14番ホエールキャプチャ
15着  5番スマイルジャック
16着 16番ネコパンチ


はいはい、
オルフェーヴルが、何事も無かったかのように、
楽勝しました(笑)。

池添騎手との確執も、無かったようです(爆)。
ってゆうか、誰が乗っても、本来は勝てる馬です。

オイラが判断を間違えたのは、
天皇賞のレース振りからですが、
あの時だって、普通に好走しているんですよね?
上がり3位(34秒0)は、凡走ではないです。
ただ、仕掛けが全然遅くて、間に合わなかった。

今回も、普通に回って来たら、勝ったってだけです、
オルフェーヴルは、全力を出してません。
全力を出したのは、阪神大賞典の時だけです。

3コーナー手前でブレーキをかけられて、
もう終わりか、と思ったら、
まだ他の連中が走っているのを見て、あわてて戻った。
このあたりが、賢い証拠です。
思わず、「やばい」と思って、全力を出しました(笑)。

それまでは、三冠や有馬記念を勝ちましたが、
一度も本気で走っていないはずです。

本気で走っていなくても、
また今回のように、七分の出来でも、
勝てちゃう馬なんです。

だって、阪神大賞典を見れば、わかるでしょ?
あんな馬は、かつて見たことも聞いたことも無いです。
まぁ、
マルゼンスキーが、それに近いことをやってますが、
それも、ある意味、賢さの証明といえるでしょう。
彼の能力は、
あのディープインパクトを凌駕すると思います。


池添騎手には、この場を借りて、謝罪します。
天皇賞の回顧の時、
騎手を替える以外、手は無いと書いたこと、
今回の予想で、
池添騎手では、もう勝てないのではないか、と書きました。
撤回して、お詫びします。

ごめんなさい。

オルフェーヴルを思うが故の、一ファンの戯言と、
お許し願う次第です。

きっと、
誰が乗っていても、同じような苦労をしたと思います。
あなたは、真摯にレースに臨みました。
しかし、オルフェーヴルとの間に、
誤解が生じた・・・ということだと思います。

阪神大賞典の時、
結果として、あの件で、
オルフェーヴルの怪物ぶりが露見したわけですが、
そのことが、少なからず、天皇賞の騎乗に、
影響を与えてしまったのも事実だと思います。
十分に反省していると思いますが、
今後、馬を信じれば、
そのまま行っても勝てるはずですので、
肝に銘じて欲しいと思います。

規格外の馬ですから、
これまでの常識に囚われることなく、
馬群の流れも意に介さず、
オルフェーヴルの走りたいように、してやってください。
さすれば、
結果は、ついてくるものと思います。


さて、レースの方ですが、
勝ち時計は、2分10秒9・・・、
馬場状況を考えれば、十分速い決着だったのでしょう。
逃げたネコパンチが1000m58秒4、
3コーナーで早々と失速しました。
そして、3着のショウナンマイティが、
上がり2位の35秒0、ほぼ最後方からこの数字です。
良馬場とは言え、
かなりスタミナの必要なコンディションでした。

2着のルーラーシップ、
上がりは、3位の35秒4、道中は6番手・・・。
この馬が、普通に強い競馬をしていると思います。
ウィリアムズ騎手、さすがといえましょう。
まぁ、この馬に合った馬場だったことも否定しませんが、
相手が、悪すぎましたね。

ショウナンマイティ3着。
いやいや、力をつけています。
ただ、位置取りは後ろ過ぎましたね。
この馬場で、ペースが速かったこともあると思います。
時計の裏づけがまだ無い馬ですから、
高速決着でどうか?・・・まだ不安はあります。

ウインバリアシオン4着。
道中8番手で、上がりは4位の35秒8・・・。
微妙ですねぇ・・・、この馬も、時計的に、
速い決着ではまだ疑問が残りますが、
こういう馬場なら、相対的に、力は出せるようです。

5着マウントシャスタ。
道中4番手、上がり5位、35秒9・・・。
頑張りました・・・が、53kgでしょ?
まだまだだと思います。

エイシンフラッシュ6着。
道中10番手で、上がり6位の36秒4・・・。
馬場に泣かされた、と見るべきでしょうね。


わが本命、フェデラリスト10着。
道中13番手、上がり9位の37秒9・・・。
馬場云々ではなく、明らかに力不足でした。
もっと乾いた馬場のスローの流れじゃないと、
力を発揮出来ない印象です、・・・残念。

トゥザグローリー12着。
馬場に尽きると思います。
パンパンの良馬場じゃないと、ダメですね。


いや~、
今回、馬の能力以外にも、頭を巡らせましたが、
ほんと、いろんな要素が、競馬を取り巻いていますね。
ま、深く考え過ぎるのも、問題あり・・・ですね。

最後に一言、
マスコミでは「復活」だなんだと書いていますが、
復活も何も、
オルフェーヴル自身は、
前走も、いつもと変わらぬパフォーマンスでした。
馬が特に不調だったわけじゃないです。
悪いのは、人間の方です。

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