第26回 ジャパンカップ
1着◎ 6番ディープインパクト
2着 7番ドリームパスポート
3着○ 3番ウィジャボード
4着△10番コスモバルク
5着 8番フサイチパンドラ
6着 11番メイショウサムソン
7着 9番フリードニア
8着▲ 2番スウィフトカレント
9着 5番トーセンシャナオー
10着☆ 1番ハーツクライ
11着 4番ユキノサンロイヤル
ほぼ、日本全国の競馬ファンが安堵したのではないだろうか?
ディープインパクトが、彼らしい走りを魅せてくれた。
関係者ならずとも、「ほっとした」というのが正直な感想です。
馬場があまり良くなかったせいもあるのか、
レース自体の流れは、平均よりも遅かったと思う。
コスモバルクが引っ張った形になったが、やむを得ないだろう。
コスモバルクにとっては、マイペースのように思えた。
今日のフジTVの中継で、
井崎先生が、どこかの教授の論文か何かを引用していた。
それによると、ステイヤーが、その力を発揮する為には、
他馬のペースに巻き込まれる事なく、
自分のペースで徐々に加速していくことが重要、とのこと。
ディープインパクトがステイヤーかどうかは、さておき、
これまでの好走を含め、今日のレースは、
まさしく、そういうレース運びでした。
今日のレースを見る限り、
もう一度凱旋門賞に出れば、勝てるような気がします。
もちろん、同じレース運びをするという前提で、です。
残り700mほどから「GOサイン」を出したという事ですが、
凱旋門賞でも、同じように乗って欲しかったです。
さて、
2着には、3歳のドリームパスポートでした。
調教があまり良くない、という情報でしたが、
レースでは、この秋の好調さをいかんなく発揮しました。
岩田騎手がどうこうというわけではないのですが、
横山典騎手なら印を付けたかったのです。
やはり、相当、力を付けていますね。
この安定感は、たいしたものです。
稽古もつけている若い高田騎手から、G1では乗り替わりが続いています。
来年以降、主戦騎手がどうなるのか、注目したいです。
3着にウィジャボード。
来ましたね、やっぱり・・・。
4コーナーから直線に向いた時に、
ちょっとスムーズさを欠いたのが響きました。
デットーリ騎手の作戦ミスです。
ディープを意識せずに競馬をしていれば、
2着はおろか、ディープとも際どい勝負になっていたでしょう。
しかし、この馬は本当に強いようです。たいしたもんです。
次走、香港ですが、まず勝てるでしょう。
さすが欧州年度代表馬です。牝なのに、本当に立派です。
そして、コスモバルク4着。
直線で、例によって口向きの悪さが出ました。
トーセンシャナオーの前を斜行したようで、
審議の対象になりました。
ん~、天皇賞でも全く同様のことがありましたので、
原因を追究しなくてはならないでしょう。
まあ、それにしても、逃げて4着は、健闘しています。
最後までしっかり走っているようですから、
有馬記念でも十分期待していいでしょう。
といっても、ディープは別格ですけどね・・・。
フサイチパンドラが5着ですが、
普通に回ってきました(爆)。
もちろん、健闘しているのですが、
やはり、なにか、もうワンパンチ、足りません。
乗り方に工夫出来ないものでしょうか?
期待のスウィフトカレント、8着。
まあ、そうなんですかね・・・(爆)。
ってゆうか、注目のハーツクライ、10着って、アンタ・・・。
なにそれ?、って感じです。
ひょっとして、ディープのような乗り方がいいのか?
マイペースが非常に大切な馬なのだろう。
ダービーでも好走しているのですから、
思い切った乗り方で再起して欲しいです。