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競馬の記憶 第24回 サニーブライアン

2006-04-12 17:26:41 | 競馬(思い出)
近年、もっとも人気薄(11番人気)の皐月賞馬 サニーブライアン。
このレースまでの戦績が8戦2勝なのだから、仕方が無いであろう。
しかもこのレースは、11番→10番→12番人気の順で入線。
馬連で5万円台の配当なら、今の3連単なら、何百万円!の配当だろう。

いやいや、そんなことはどうでもいい。
問題は、このあと、サニーブライアンがダービーを制したことにある。

というのも、以下の馬名を見て欲しい。

カブラヤオー、カツトップエース、ミホノブルボン。

この3頭の共通点は何か?

そう、いずれも2冠馬で、なお且つ、逃げ切りで達成しているのだ。

カブラヤオーやミホノブルボンは、ご存知の通り、実力馬として、人気もあったのだが、カツトップエースは、皐月賞では16番人気。
その馬が、ダービーでも逃げ切ってしまっている。

もうお判りであろうと思うが、オイラは、この年のダービーで、サニーブライアンの逃げ切りを、ある意味予感していた。

杉本清氏の企画物の実況録音でも、「おのおの方、努々(ゆめゆめ)油断めさるな!」と忠告している通り、過去の成績が如実に語っているのです。


井崎の法則的に言えば(笑)、
「皐月賞で逃げ切った馬は、ダービーでも逃げ切れる!」のです。

つまりは、皐月賞で逃げ切ることの困難さを語っていると共に、それを成し得た馬は、相当に強い馬であるというこです。

しかしながら、いずれの馬も、頑張りすぎるが故に、脚部不安を発生して、その後の活躍が出来なかったことも、付け加えておきましょう。

ただし、今年はそうなるかどうかは、わかりませんよ(笑)。
頭の片隅にでも置いておいて下さい。

オイラ的には「カツトップエースの法則」。
そして、これからの方は、「サニーブライアンの法則」とでも、覚えておいて、損は無いと思います。

でも、馬券は、あなたの責任の下に購入ですよ(爆)。
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