散歩の時に見つけた

東京都内を散策しますが、こんな所にこんな物がと再発見します。写真等を添えて記録します。

一石橋親柱(中央区八重洲)

2012-07-25 06:44:09 | Weblog
      

       

 皇居外堀と日本橋川が分岐する地点に架橋された一石橋(いちこくはし)の歴史は古く、江

戸初期の「武州豊島郡江戸庄図」に木橋としてみえます。明治6年(1873)の一石橋は長

さ十四間、幅三間の橋でした。大正11年(1922)に鉄骨コンクリート花崗岩張りのモダ

ンな橋となり、堂々とした親柱4基をすえた白亜の橋になりました。  

 関東大震災にも落橋せず交通上の重要な橋として使われました。その後平成9年(1997)

には、大正11年の橋本体は全て撤去されましたが、威風堂々とした花崗岩の親柱一基は残さ

れ、当時の姿をしのばせています。この親柱は、中央区民文化財として平成14年に登録され

ました。