両国橋東詰の高札。赤穂浪士が吉良邸に討ち入り後、泉岳寺への引き上げ前に休
息した場所がここにあった広小路です。休息後、大名との無益な衝突を避けるため
両国橋を渡らず南へ、一之橋、永代橋を経由して泉岳寺へ。一説には、ここで上杉
家から駆けつける討手と戦う用意があったと伝えられます。
一之橋の高札です
映画などでは、江戸町奉行(幕府の目付け)が、武装した浪士群が両国橋を渡る
のを妨げるシーンがありました。いずれにしても、ここから南へ進み一之橋を渡り
永代橋から泉岳寺のコースであったといわれています。