三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店

繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。

メンテお気楽日記 12月26日 金をかけずに手間かける

2009-12-26 | メンテナンスお気楽日記
ブログを読んだ仲間から、
「三筋は仕事を楽しんでいる。」と言われる。

めっそうもございません。台所は火の車、店は自転車操業でフラフラ。
人一倍金儲けが下手で、おしかけお世話に手間ばかりかかっています。
値段を聞かれると、お客の財布を心配する 損な性格。

だから、生活の方にも手間をかけて?(・・実はその方が安いから。)
JA直販や定置網で買えば二割安、スーパーは午後6時、格安量販店・
100円ショツプは目をこらし。当然自動車は軽タイプに変更。 大変なのだ。

確かに、仕事に対しては気楽さ(余裕)は持つ様にしている。
しいて言えば「孫を見守る、じいちゃんの気持」

子供(顧客)の生活(仕事)に責任が無く、孫(仕事依頼)が来れば
せいいっぱい孫が喜ぶ事(メンテナンス)をする。
子供(顧客)がこまった時だけの、世話焼きじいちゃん?

「職人は金より仕事」なんてウソです。本当は金儲けがしたい。

メンテお気楽日記 12月25日 機能性繊維

2009-12-26 | メンテナンスお気楽日記
本当に立ち入り禁止の部屋があります。
そこでは、社運を賭けた「技術開発」のテスト機が動いています。

大手メーカーによる原糸素材の開発はナノテクまで行きつき、
一般工場が対応出来るのは、糸加工技術の試行錯誤。
どんな機能が求められているのか、また用途は???

衣料素材でこんな笑い話?があります。
究極の衣料素材は、動物の毛皮、魚の皮膚、昆虫の羽根。
冬になったら、毛がはえて、脂肪がタップリ付く繊維。

加工工場として、生き残り維持していくには、
何でも出来る、誰でも出来る技術では、そのうち大波に淘汰される。
たとえ一本の紐でもイイ、日本シェアの20~30%確保する様な
「安全地帯」がほしい。

ちなみに、「繊維」といっても衣料・環境・医療・通信・運搬交通
農業水産・土木建築など用途はさまざま。未来は明るい。かも

ジャンボジェットの機体だって「繊維」で出来ている。