シャバダバシャバダバァ♪シャバダシャバダバァ♪シャバダバダッバー♪
その年で、11PMは知らないだろうと思いつつ、蒼井優チャンのうまさが光ります。
自分の強い意志で動いているわけではないのだが、なんだかとにかく思い通りに物事が進まない鈴子。間が悪いというか、運が悪いというか、そんな気がないのに、物事が悪いほう悪いほうに行ってしまう。
よくあります、そういうこと。そんなのがいたかと思えば、いいほうにしか転がらないのもいますがね。
で、ひょんなことから留置場のお世話になってしまい、冒頭の歌となったわけで。
前科という箔がついてしまい、実家にもいづらい。そこで、とりあえず100万ためて、出て行こうと。100万の根拠がよくわかりませんが、とりあえず何とかなりそうな額。
海の家に行って働いてみると、すごい才能を発揮。カキ氷!!の天才人生には役立ちそうにないなあ。桃もぎの仕事をすれば、「桃もぐために生まれてきた」なんていわれるし。(実際にもいでみると、桃もぐのはそんなに難しくないですよ)
なるべく世の中にかかわらないように、かかわらないように生きていこうとするんだけど、なかなかうまくいかない。世の中とかかわらないで生きていこうとすることが、いざやってみると、いかに難しいのかということがわかる。
生き方がへたくそなのは弟も同じで、いわゆるいじめられっこ。妙に懐かしいいじめられかたをしていたが、きっつい人生だ。弟は、ここから逃げ出したいと、中学校の受験をがんばろうとする。頭がいいから中学校を受験するのではなく、逃げ出したいから。(それも大事な要素だと思うけどなあ。)
一方鈴子は、かかわるまい、かかわるまいと思いつつも、そうもいかず、波紋を残しながら、転々として別の地に行く。その行き着いた先の地方都市でであった中島君。なんか合う。でも人と人なんてそんなもんじゃないかと。
いままで人とかかわろうとしなかった鈴子が、他人とかかわりを持ち始める。このときの明るい本当にうれしそうな表情がとってもいい。いままで、それこそ苦虫をかんだような、あちゃーーという表情も、それなりに魅力的だが、やっぱ若い娘は笑顔っすよ。
でも、いままでへたくそだった生き方は、やはり足をひいてて、やっぱうまくいかない。そこでわかったことは、逃げてばっかじゃ何にもならない。以心伝心よりも、ちゃんと言葉で伝える。思いは出さなきゃ伝わらない。
生き方がうまいとか、下手だとか、要領がいいとか、悪いとかいろいろあるけど、それって自分でどうしようもない部分がとっても大きいんですよね。40数年生きてきて、そのことをものすごく感じます。
でも、なんかうまくいかないのっていうのは、きっと神さんが自分を試してるんだ
、いろんなことをしてみろ、うまくいかないから何もしないじゃおんなじだ・・・、というようなことを気付かせようとしているのではないでしょうかね。
弟君もきつい人生ですが、あたしは親としちゃ、中学受験は逃げでも何でもないような気がしたけどな。もし別の道の可能性があるのなら、そっちを目指してもそれは逃げじゃないんじゃないかな。
でも、立ち向かおうとした弟君がよかった。
何気によかったのがピエール瀧さん。朴訥な風味が味わい深かった。
『タカダワタル的』を撮ったとき、フォーラムにいらっしゃったタナダユキ監督。あの時はまだ20代で、みずみずしい可愛いお嬢さんという感じだったが、きっときりっとした大人の女性になったのでは、と想像します。
女優もやってらっしゃるので、オーラがありましたが、芋煮をおいしいおいしいと食べてくれて、楽しいお話をしましたね。とっても頭がいいんだけど、とっても謙虚。あの謙虚さは、美徳に見えました。きっと素敵な映画を作るだろうと思ってましたが、才能あふれる映画でした。なかなか佳作。
◎◎◎◎
『百万円と苦虫女』
監督・脚本 タナダユキ
出演 蒼井優 森山未來 ピエール瀧 竹財輝之助 齋藤隆成 笹野高史 嶋田久作 モロ師岡 石田太郎 キムラ緑子 矢島健一 斎藤歩 堀部圭亮 平岩紙 江口のり子 悠城早矢 弓削智久 佐々木すみ江
その年で、11PMは知らないだろうと思いつつ、蒼井優チャンのうまさが光ります。
自分の強い意志で動いているわけではないのだが、なんだかとにかく思い通りに物事が進まない鈴子。間が悪いというか、運が悪いというか、そんな気がないのに、物事が悪いほう悪いほうに行ってしまう。
よくあります、そういうこと。そんなのがいたかと思えば、いいほうにしか転がらないのもいますがね。
で、ひょんなことから留置場のお世話になってしまい、冒頭の歌となったわけで。
前科という箔がついてしまい、実家にもいづらい。そこで、とりあえず100万ためて、出て行こうと。100万の根拠がよくわかりませんが、とりあえず何とかなりそうな額。
海の家に行って働いてみると、すごい才能を発揮。カキ氷!!の天才人生には役立ちそうにないなあ。桃もぎの仕事をすれば、「桃もぐために生まれてきた」なんていわれるし。(実際にもいでみると、桃もぐのはそんなに難しくないですよ)
なるべく世の中にかかわらないように、かかわらないように生きていこうとするんだけど、なかなかうまくいかない。世の中とかかわらないで生きていこうとすることが、いざやってみると、いかに難しいのかということがわかる。
生き方がへたくそなのは弟も同じで、いわゆるいじめられっこ。妙に懐かしいいじめられかたをしていたが、きっつい人生だ。弟は、ここから逃げ出したいと、中学校の受験をがんばろうとする。頭がいいから中学校を受験するのではなく、逃げ出したいから。(それも大事な要素だと思うけどなあ。)
一方鈴子は、かかわるまい、かかわるまいと思いつつも、そうもいかず、波紋を残しながら、転々として別の地に行く。その行き着いた先の地方都市でであった中島君。なんか合う。でも人と人なんてそんなもんじゃないかと。
いままで人とかかわろうとしなかった鈴子が、他人とかかわりを持ち始める。このときの明るい本当にうれしそうな表情がとってもいい。いままで、それこそ苦虫をかんだような、あちゃーーという表情も、それなりに魅力的だが、やっぱ若い娘は笑顔っすよ。
でも、いままでへたくそだった生き方は、やはり足をひいてて、やっぱうまくいかない。そこでわかったことは、逃げてばっかじゃ何にもならない。以心伝心よりも、ちゃんと言葉で伝える。思いは出さなきゃ伝わらない。
生き方がうまいとか、下手だとか、要領がいいとか、悪いとかいろいろあるけど、それって自分でどうしようもない部分がとっても大きいんですよね。40数年生きてきて、そのことをものすごく感じます。
でも、なんかうまくいかないのっていうのは、きっと神さんが自分を試してるんだ
、いろんなことをしてみろ、うまくいかないから何もしないじゃおんなじだ・・・、というようなことを気付かせようとしているのではないでしょうかね。
弟君もきつい人生ですが、あたしは親としちゃ、中学受験は逃げでも何でもないような気がしたけどな。もし別の道の可能性があるのなら、そっちを目指してもそれは逃げじゃないんじゃないかな。
でも、立ち向かおうとした弟君がよかった。
何気によかったのがピエール瀧さん。朴訥な風味が味わい深かった。
『タカダワタル的』を撮ったとき、フォーラムにいらっしゃったタナダユキ監督。あの時はまだ20代で、みずみずしい可愛いお嬢さんという感じだったが、きっときりっとした大人の女性になったのでは、と想像します。
女優もやってらっしゃるので、オーラがありましたが、芋煮をおいしいおいしいと食べてくれて、楽しいお話をしましたね。とっても頭がいいんだけど、とっても謙虚。あの謙虚さは、美徳に見えました。きっと素敵な映画を作るだろうと思ってましたが、才能あふれる映画でした。なかなか佳作。
◎◎◎◎
『百万円と苦虫女』
監督・脚本 タナダユキ
出演 蒼井優 森山未來 ピエール瀧 竹財輝之助 齋藤隆成 笹野高史 嶋田久作 モロ師岡 石田太郎 キムラ緑子 矢島健一 斎藤歩 堀部圭亮 平岩紙 江口のり子 悠城早矢 弓削智久 佐々木すみ江
でも、何となく分かるなぁ。
作品から滲み出ていましたもの。
鈴子ちゃん程生きにくい性格なワケでもないけど、
あ~なんとなく分かるなぁ~と共感しまくりでした。
蒼井優ちゃんやっぱりいいですよね。
ミニシアター系が似合う!
大作じゃなくってこうゆう作品で彼女の姿を観ていたいなぁ。
いい人でした。
あたしの馬鹿話をにこにこして聞いてくれてましたよ。勿体ない、勿体ない。
真面目な人だなあと思ったのですが、映画の丁寧な作りを見ると、それがにじみ出てますね。
蒼井優ちゃん!本当にいいですね。
ぴったりでした。
最近、おばさんの岡田君といい仲らしく、おばさんはちょっと面白くないです。
岡田君と蒼井優ちゃんかああ。
sakurai先生も気が多いですね!
あたしも人の事言えないですけど(´▽`*)アハハ
岡田君と蒼井優ちゃんお似合いかなぁ?とも
思ったりもするのですけど、どうでしょう?
あたしは好きな人の恋人はつい応援したくなっちゃうんですよ。
sakuraiさんも蒼井優ちゃん応援してあげてください( ´艸`)
あたしも岡田君応援するようにしますからwww
ほとんどミーハーですね。
目の保養、目の保養。いい男は精神衛生上とってもいいです。
・・・だけのつもりだったのですが、お正月のTVドラマのインタビューかなんかで、
「最近みた映画は?」と聞かれてて、
「父帰る」って答えてたんですよね。
なんだこいつは!と思ってしまって、ちょうど私も見たばっかりだったのですが、その選択と、この映画をさらっと言っちゃうセンスが、とっても好きです。
千回に一回くらい話す大阪弁がいいんですよね。
最近の女の子のなかで、蒼井優チャンが一番のお気に入り。
しゃべらなくても演技ができる。
もちろん、可愛い。
いろいろちょいちょい出ていたので気になっていました。
今回は主役でばっちり愉しみました。
一番最近観たのは「TOKYO!」でのピザ配達人。
赤い服の姿がすごく美しいと感じました。
「ゆれる~」
今が旬ですねぇ~。
これからも輝いてほしい。
苦虫つぶしたような顔もうまかったですが、映画の中の数少ないにこっと笑った顔が光ってましたね。
超美人・・・じゃないところがいいんですよね。
これからも目が離せません。
いうのが表れてましたね。
ピエール瀧は好演してましたね。
ふざけた名前がに似合わず(笑)
でも、才能はびんびん。オーラがありました。
なかなか才気あふれる作品で、応援したくなります。
ピエール瀧!!いろんな役柄ができて、何気にすごい人ですね。