久しぶりに登場のジャンヌ・モローがやけにクロースアップされてて、そっちにばかり目が行きそうになるのだが、お見事だったのはアンヌ役のエストニアの女優さんのライネ・マギ。カウリスマキの映画に出て来そうなタイプ。でも、とってもスタイリッシュで、粋な感じ。
85歳のジャンヌ・モローのわがままっぷりがうまい。その嫌味も年季が入ってるので、若造が何かしようなどと、とてもじゃないけどおこがましくって。。
故郷で母を看取り、子供も独立。ぽかんと穴が空いたようになってたところに、パリから家政婦の話が舞い込む。老婆の面倒を見ること。一念発起、憧れていたパリに行けるなんて、夢みたいな話だけど、ここは現実。少女な自分ではなく、50過ぎた一個の人間がパリに乗り込む。
フリーダのわがままぶりは半端なかった。金持ち特有のもんだけど、いじめられて泣いて出ていけるような年でもない。何とか心を通わせていく・・・と言うより、いつの間にか二人はしっかとした絆で結ばれている。。。と言う過程がよくわからない。
それこそがフリーダの気まぐれな生き方のせい?と言うもんでもないような。結局、フリーダはさびしいだけなんだ、そんなさびしい自分になったのも、自分のせい・・・なのだけど、話の流れがどうもスムーズじゃないような。
いや、パリの街並みの雰囲気と、今の健在のジャンヌ・モローを見て、満足してください!と納得するしかないのかな。なかなか静かなお話で、激しい起伏もなく、進んでいくせいか、劇場に響き渡ったいびきの音。2/3は響いてました。
◎◎◎
「クロワッサンで朝食を」
監督 イルマル・ラーグ
出演 ジャンヌ・モロー ライネ・マギ パトリック・ピノー フランソワ・ブークラー フレデリック・エポー
85歳のジャンヌ・モローのわがままっぷりがうまい。その嫌味も年季が入ってるので、若造が何かしようなどと、とてもじゃないけどおこがましくって。。
故郷で母を看取り、子供も独立。ぽかんと穴が空いたようになってたところに、パリから家政婦の話が舞い込む。老婆の面倒を見ること。一念発起、憧れていたパリに行けるなんて、夢みたいな話だけど、ここは現実。少女な自分ではなく、50過ぎた一個の人間がパリに乗り込む。
フリーダのわがままぶりは半端なかった。金持ち特有のもんだけど、いじめられて泣いて出ていけるような年でもない。何とか心を通わせていく・・・と言うより、いつの間にか二人はしっかとした絆で結ばれている。。。と言う過程がよくわからない。
それこそがフリーダの気まぐれな生き方のせい?と言うもんでもないような。結局、フリーダはさびしいだけなんだ、そんなさびしい自分になったのも、自分のせい・・・なのだけど、話の流れがどうもスムーズじゃないような。
いや、パリの街並みの雰囲気と、今の健在のジャンヌ・モローを見て、満足してください!と納得するしかないのかな。なかなか静かなお話で、激しい起伏もなく、進んでいくせいか、劇場に響き渡ったいびきの音。2/3は響いてました。
◎◎◎
「クロワッサンで朝食を」
監督 イルマル・ラーグ
出演 ジャンヌ・モロー ライネ・マギ パトリック・ピノー フランソワ・ブークラー フレデリック・エポー
この作品ではそういうよそゆきの部分ではなく、真夜中や早朝のそっけない雰囲気が良かった。
話はもったいないくらい短いし、二人の結びつく過程をもうちょっと見ていたかった、という点でいささか残念ですが、
モローさんの「シャネルはこう着こなすのよ!」という迫力に酔いしれることができました。
改めて熟女の街、パリ。
でしたねえ・・・。 特に私が観た回なんかはほぼR60以上っぽい客層でして。
何だか眠かったです。
ジャンヌ・モロー専用映画という感じでした。
雑踏・・っていうより、憧れもって、オマージュ風に謙遜して撮ってる感じが伝わってきた気がします。
さすがにジャンヌ・モローの迫力はありましたね。
貫録十分。ちょっと貫禄ありすぎたかもです。
歩く姿が颯爽としてたんで、まだまだいけるでしょう。
あのパリの街並みさえ見逃さなきゃOKでしょう。