ヤンキースとアスレチックスの違いは何か!!??と言ったら、お金、予算、年俸、資金・・・。お金です。。当然強いチームは勝つ。勝てばお客が入る。お客が入れば、儲かる。儲かれば強い選手を入れることが出来る。強い選手がいれば、勝つ・・・。言うまでも無く、当たり前のこと。
もし、いっぱいお金を使って強い選手をたくさん集めても勝てなかったら、それはよっぽどアホやと思うのですが、それでも必ず勝つとは限らない・・・と言うのが、勝負事の面白いところだと思うのです。
金がない・・・。あぁぁ、金がない・・・。金がなくても勝つ方法はあるのか!そこに導入したのが、数値、打率、出塁率などから計算して、選手を並べ、計算上は勝てるというもの。
なんだか見ているうちに、身につまされてきたのであります。実は野球ではないのですが、今年J1から降格が決まってしまった我らがモンテなのであります。普通に強いJ1のチームの予算は、大体20億くらいだとか。それを貧乏県の我らがモンテの予算は、10億くらい。予算の少なさが何に影響するかといえば、当然ながらスター選手を引っ張ってこれない。
J2時代、J1に上がれるなんて思ってた県民がいたでしょうか・・?多分、90パー、いなかったと思う。それがチームワークと、辣腕の監督を引き入れてこれたことによって、めきめき力を発揮し、J1に上がったのであります。散々言われました。すぐさま降格だろう・・と。山形で試合なんかできるんか!とか。
でも我らがモンテは頑張り抜いたのです。すぐさま降格!という下馬評を覆し、J1に定着。貧乏でもやればできる!実力の差と、スター選手の差は歴然。でもがんばった・・・。それにはかなりの無理があったはずです。常に勝負の場にあるのは、ギリギリの戦い。勝つことを求められる場で、勝つことがいかに難しいか。
アスレチックスのギリギリの戦いを見て感じたのは、実は身近なモンテの戦いだったのであります。
GM、ビリーのやったことは、マジに勇気のいる、思い切り過ぎた行動。誰でも頭ではわかってるけど、実際にやろうという勇気はない。それは野球っていうものに賭けた人々の思いと現実に生活がかかっている。失敗は許されないけど、負けることもできない。超難しいけど、誰かがやらなければならない・・・。それに賭けた男の生きざまってのが、似合ってました。プラッドさん。
野球の映画・・・と言うよりは、どっちかと言うと、まるで株式市場の、生き馬の目を抜くような相場のやり取りを見ているような感じがしましたです。シーズン途中であっても、ドラフトとか人をもののように売り買いするってのは、なんだかなあ~でしたが、それが勝負の世界なんすねえ。
アスレチックスと言えば、松井選手が行ったことで、名前が知れましたが、どんなチームか?ってな紹介を聞いた時に、使えないかも・・という選手を入れて、最後に花を咲かせようとか、これで最後かもしれないと思わせて、奮起を期待するとか・・。生え抜きの選手はあまりいず、ここが最後の選手が多い、みたいな話でした。日本の野球のどっぷり浸かって見てきた自分は、やっぱ浪花節の日本の野球の方が好きだなあ。
さて、降格の決まったモンテですが、予算はぐっと減るのだそうで、これでJ1復活できたら、奇跡みたいに言われております。でも、何が起こるかわかんない。それがスポーツであってほしい。。。そう思ってます。
◎◎◎○●
「マネーボール」
監督 ベネット・ミラー
出演 ブラッド・ピット ジョナ・ヒル フィリップ・シーモア・ホフマン ロビン・ライト
もし、いっぱいお金を使って強い選手をたくさん集めても勝てなかったら、それはよっぽどアホやと思うのですが、それでも必ず勝つとは限らない・・・と言うのが、勝負事の面白いところだと思うのです。
金がない・・・。あぁぁ、金がない・・・。金がなくても勝つ方法はあるのか!そこに導入したのが、数値、打率、出塁率などから計算して、選手を並べ、計算上は勝てるというもの。
なんだか見ているうちに、身につまされてきたのであります。実は野球ではないのですが、今年J1から降格が決まってしまった我らがモンテなのであります。普通に強いJ1のチームの予算は、大体20億くらいだとか。それを貧乏県の我らがモンテの予算は、10億くらい。予算の少なさが何に影響するかといえば、当然ながらスター選手を引っ張ってこれない。
J2時代、J1に上がれるなんて思ってた県民がいたでしょうか・・?多分、90パー、いなかったと思う。それがチームワークと、辣腕の監督を引き入れてこれたことによって、めきめき力を発揮し、J1に上がったのであります。散々言われました。すぐさま降格だろう・・と。山形で試合なんかできるんか!とか。
でも我らがモンテは頑張り抜いたのです。すぐさま降格!という下馬評を覆し、J1に定着。貧乏でもやればできる!実力の差と、スター選手の差は歴然。でもがんばった・・・。それにはかなりの無理があったはずです。常に勝負の場にあるのは、ギリギリの戦い。勝つことを求められる場で、勝つことがいかに難しいか。
アスレチックスのギリギリの戦いを見て感じたのは、実は身近なモンテの戦いだったのであります。
GM、ビリーのやったことは、マジに勇気のいる、思い切り過ぎた行動。誰でも頭ではわかってるけど、実際にやろうという勇気はない。それは野球っていうものに賭けた人々の思いと現実に生活がかかっている。失敗は許されないけど、負けることもできない。超難しいけど、誰かがやらなければならない・・・。それに賭けた男の生きざまってのが、似合ってました。プラッドさん。
野球の映画・・・と言うよりは、どっちかと言うと、まるで株式市場の、生き馬の目を抜くような相場のやり取りを見ているような感じがしましたです。シーズン途中であっても、ドラフトとか人をもののように売り買いするってのは、なんだかなあ~でしたが、それが勝負の世界なんすねえ。
アスレチックスと言えば、松井選手が行ったことで、名前が知れましたが、どんなチームか?ってな紹介を聞いた時に、使えないかも・・という選手を入れて、最後に花を咲かせようとか、これで最後かもしれないと思わせて、奮起を期待するとか・・。生え抜きの選手はあまりいず、ここが最後の選手が多い、みたいな話でした。日本の野球のどっぷり浸かって見てきた自分は、やっぱ浪花節の日本の野球の方が好きだなあ。
さて、降格の決まったモンテですが、予算はぐっと減るのだそうで、これでJ1復活できたら、奇跡みたいに言われております。でも、何が起こるかわかんない。それがスポーツであってほしい。。。そう思ってます。
◎◎◎○●
「マネーボール」
監督 ベネット・ミラー
出演 ブラッド・ピット ジョナ・ヒル フィリップ・シーモア・ホフマン ロビン・ライト
ちなみにJ1の予算は平均すると25~35位のあいだかなと。鹿島なんか図抜けてますけど。そして山形さんはぶっちぎりで少ない…^^;でもそんなチームでも互角以上に戦えるのがスポーツの面白いところではありますね。
トレードされて去っていく選手の背中は何を語る?
地味な展開で野球オンチの私にも、充分楽しめました。
ピットさん、目尻のシワとジャージ姿がよく似合う。
あの歌が効いてましたね!
後は、試合に負けるとビリーが何かを壊していたのが面白かったです。
ドリームチームを夢想したことはあるはずで、それがビリーの
場合はコストと人生を賭けてるあたりが渋い。
かつて自分も“買われた”だけにね。
モンテは残念でした。
でも、J2でがんばる彼らを応援しなきゃね。
実はわたし、生でみたことないので反省。
そこで、踏ん張って勝つ!と言うくらいの気概は、ないでしょうね。
でも、そこで何が起こるかわかんない。だから勝負は面白い!ってのがスポーツかな~。
そこで生きて行ってる人は、十分わかっているやってるのでしょうが、見てて辛かったです。
何が起こるか分からない!!と言うのが勝負の世界が好きなゆえんですが、ビリーも結局はわからないと・・。だから今も続けてるんでしょうね。
そうなんですよ。選手に値段がついてるのはそりゃ納得ですが、相場でやり取りしてるってのが、なんだか悲しかったです。こういう人間は、勝負の世界は無理かあ。
自分をも賭けてますから、半端ないですが、なんか辛かったです。
常勝ってのは難しいでしょうが、アスレチックスはいつか勝つんでしょうかねえ。
奇跡とは言わせたくないですなあ。
モンテ、見に来られるのはなかなか難しいでしょうが、是非一度。なかなか興奮しますよ。
そうですねー、野球映画というよりはビジネス映画という感じがしました。
一人のスターに頼るのではなく、システムとしてのチームとして勝利を狙う。
予算が限られている場合は、そこは知恵で勝負ということで。
うーん、自分の仕事もそうだなぁ。
でもそこで出てきた知恵はパラダイムシフトに繋がったりするので、財産にもなったりするわけです。
本作のマネーボール理論のように。
Jリーグはプロ野球よりシビアですよね。
うちの地元のFC東京はおかげさまで上にあがれました~。
私は小林繁が活躍していた頃のジャイアンツが大好物でしたわ。(まだ若かったのに、残念でした~青春が遠のきますわ~泣)
あの後、彼を追うようにして阪神に行きましたが、今はやっぱりドラゴンズになっちゃいますね(笑)
ビジネス映画ですが、やはり球界の厳しさは感じますね。
このブラピの普通っぽさが素敵でした。