いろいろとてっきりの連続で、ものすごい肩透かし感満載。気分的には詐欺にあった感じ。えーー、言ってよ~みたいな。
まず、ザック監督だと思ったら、まず違ってたし。そこはちゃんとチェックしろよ~と言われそうですが、とにかく前知識はなるべく入れないように・・と思って、予告一回見たくらいで、臨みました。てっきりザックだと思ったじゃないですか。全編、ザックの上っ面をまねただけっていう感じの映像に、なんかなあ~と。そこは決定的にだめだと思いますよ。
お次、前作から7年ぶりということで、てっきりスパルタ軍の戦いのその後、、、って思うのが普通じゃないかと。え?!あの300のスパルタ軍は全滅して、あの死体をのりこえていった後の話じゃないの・・と思ったらば、なんと同時進行!!スパルタ軍が、全身全霊を込めて戦ったテルモピュライの戦いと同時に、アテネを中心としたサラミスの海戦が行われていたというのは、時系列的にそうなのですが、あの「300」の壮絶な戦いが、ずいぶんと軽んじられてるような。ついでの戦いみたいな。
いや、今回の眼目はサラミスの海戦なので、正しい描き方かもしれませんが、手あかのついた話をわざわざ持ってきたみたいな。。こっちがメインなら、こっちだけで勝負しようよ、とも思ったのでした。
ロドリゴ・サントロの異形な姿への変身のわけもわかりましたが、今回のメインは何と言ってもギリシャに逆恨み(?)しているアルテミシアの尋常ならざる面もち。ギリシャ生まれでありながら、ギリシャに裏切られ、ペルシャに助けられた彼女としては、復讐心の塊になるのも当然のこと。ギリシャを殲滅しようと乗り込んでくるペルシャ軍の女将軍です。
しかし、陸上の戦いに慣れているペルシャは、水軍のギリシャ連合軍をなかなか打ち破ることができない。敵の指揮官テミストクレスを籠絡しようとしますが、失敗。ここはいらんかった。エバ・グリーンが出たからには、お色気のシーンがないとならん・・ということかもしれませんが、唐突だったわ。
結局、アテネを中心とした水軍の小回りと機動性によって、ウドの大木のペルシャ軍は敗北。ギリシャは帝国の進撃を打ち破り、故国を守った・・・・と言うことであります。
虚虚実実織り交ぜながら、妙に史実をくいこませて、無理やり感があったなあ。船の体当たりと戦闘のシーンは、なかなかの迫力でしたが、やっぱザックとは格段の差を感じました。というより、主人公のオーラが絶対的に足りず。いかにも頑張ってます~感が漂ってて、・・・・イタかった。
この人誰だっけ?と記憶の糸を手繰りよせ、あああそだ!WOWOWドラマの「ストライクバック」のやたら女性とベッドシーンの多い、あいつっす。いろんな面で、物足りなさと、てっきり感がいっぱい残った本作。亜流の続編はやめましょう。
◎◎●
「300 スリーハンドレット 帝国の進撃」
監督 ノーム・ムロ
出演 サリバン・ステイプルトン エバ・グリーン レナ・ヘディ ハンス・マシソン ロドリゴ・サントロ
まず、ザック監督だと思ったら、まず違ってたし。そこはちゃんとチェックしろよ~と言われそうですが、とにかく前知識はなるべく入れないように・・と思って、予告一回見たくらいで、臨みました。てっきりザックだと思ったじゃないですか。全編、ザックの上っ面をまねただけっていう感じの映像に、なんかなあ~と。そこは決定的にだめだと思いますよ。
お次、前作から7年ぶりということで、てっきりスパルタ軍の戦いのその後、、、って思うのが普通じゃないかと。え?!あの300のスパルタ軍は全滅して、あの死体をのりこえていった後の話じゃないの・・と思ったらば、なんと同時進行!!スパルタ軍が、全身全霊を込めて戦ったテルモピュライの戦いと同時に、アテネを中心としたサラミスの海戦が行われていたというのは、時系列的にそうなのですが、あの「300」の壮絶な戦いが、ずいぶんと軽んじられてるような。ついでの戦いみたいな。
いや、今回の眼目はサラミスの海戦なので、正しい描き方かもしれませんが、手あかのついた話をわざわざ持ってきたみたいな。。こっちがメインなら、こっちだけで勝負しようよ、とも思ったのでした。
ロドリゴ・サントロの異形な姿への変身のわけもわかりましたが、今回のメインは何と言ってもギリシャに逆恨み(?)しているアルテミシアの尋常ならざる面もち。ギリシャ生まれでありながら、ギリシャに裏切られ、ペルシャに助けられた彼女としては、復讐心の塊になるのも当然のこと。ギリシャを殲滅しようと乗り込んでくるペルシャ軍の女将軍です。
しかし、陸上の戦いに慣れているペルシャは、水軍のギリシャ連合軍をなかなか打ち破ることができない。敵の指揮官テミストクレスを籠絡しようとしますが、失敗。ここはいらんかった。エバ・グリーンが出たからには、お色気のシーンがないとならん・・ということかもしれませんが、唐突だったわ。
結局、アテネを中心とした水軍の小回りと機動性によって、ウドの大木のペルシャ軍は敗北。ギリシャは帝国の進撃を打ち破り、故国を守った・・・・と言うことであります。
虚虚実実織り交ぜながら、妙に史実をくいこませて、無理やり感があったなあ。船の体当たりと戦闘のシーンは、なかなかの迫力でしたが、やっぱザックとは格段の差を感じました。というより、主人公のオーラが絶対的に足りず。いかにも頑張ってます~感が漂ってて、・・・・イタかった。
この人誰だっけ?と記憶の糸を手繰りよせ、あああそだ!WOWOWドラマの「ストライクバック」のやたら女性とベッドシーンの多い、あいつっす。いろんな面で、物足りなさと、てっきり感がいっぱい残った本作。亜流の続編はやめましょう。
◎◎●
「300 スリーハンドレット 帝国の進撃」
監督 ノーム・ムロ
出演 サリバン・ステイプルトン エバ・グリーン レナ・ヘディ ハンス・マシソン ロドリゴ・サントロ
何となく消化不良的な作品ではありました。
前作は観てないんだけど、逆にこっち先に観てから前作の方が順番としては面白くなりそうな気がしますかね。
作り方が根本的に間違ってるんじゃないかなあ~って感じましたです。
ザックの場合は残酷は残酷なんだけど、美的な残酷なんすよね。あとはあの独特のザックフィルター!
あの撮り方はいくら真似しても他の人には無理だと思いましたです。
機会がありましたら「300」も。
ジェラールのインパクトデカいっす。
その点前作の、ムッキムキのジェリーは、良かった
改めて前作のよさを感じ取れる作品になってたんじゃないでしょうか?
ただ、一般的なわかりやすさでいえばこちらなのかなあと思います
でも、なんか、こっちの作品の伏線が前作だった、という構成は私もあまり好きじゃないです
しかも船の上という限定された場所なので、戦闘に盛り上がりがないんですよねぇ。
キャスティングも前作の方が良かったですし、今回はエヴァさんが全部持っていった感じがしました。
持ってるもんお違いってありますよね。
前作の良さを確認するための作品というのも、悲しい・・。
エヴァさんは、、、、すごかったですが。