迷宮映画館

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その後の父の様子

2018年10月03日 | 日記
8月末に、すったもんだの結果、何とか融通してもらい、高齢者向けのケア付き住宅に入れることになったわが父。ディサービス付で、半日ゆったり過ごし、昼ご飯を食べ、ギブスしている手なので、シャワーを浴びさせてもらい、自由にゆったり過ごせる・・・・、ということなのだが、これができない。

入所した翌々日に、帰ると言って聞かなかったところを、ギブスしている手で、「一人で家に帰っても何も出来ないでしょ!」と言っても、「できる!できる!」と言って譲らない。そんな状態で帰って、一人で家にいたら、「私が心配で、仕事してられない」、「頼むから、ここにいて」と半分脅しで、なんとかいてくれ!と。しぶしぶいることに。

翌週末にまた同じことの繰り返し。「絶対に家に帰る、できる、ここいたらおかしくなる」と言って譲らない。「閉じ込められた方の身になってみろ!」と言われても、こっちが心配でしようがないのに、らちが明かない。「家から必要なものも持ってくるし、やりたいこと自由にしていいんだ」と言うと、「他の人が自由にしてないからできないんだ」と言い張る。妙なとこで遠慮して、自分からできない理由を何とか探しているみたいに見えてしようがないのでした。

とにかくギブスが取れるまでは、一人では無理・・・ということを納得させて、なんとかいたのですが、もう無理。ギブスが取れてしまってからは、彼をとどめるハードルが見つからないのでした。

諦めました。「絶対にできる!一人できるもん。こんなところにいられない。何があっても帰る!!!」と。それほど言い張るんなら、一人でやってもらいましょ。どんなこと言っても聞かないんですもの。一人でやってもらうしかないですよ。できるもんなら、やってみろ!!っす。

そこからがまた大変。膨大な量となった契約書は、1ヶ月も持たずに、終了。持ち込んだ荷物も撤去です。姉に来てもらったので、2人でせっせとお引越し。いろんな家具は、ここにあったもんだと思いこんでるじいさん。違いますよ~、全部あたしが持ってたんですよ。それを何度言っても分からない。冷蔵庫もテレビも机も椅子もカーペットも家具もみんな用意したんですよ~。

一人でできるもん!と言ったって、できないものをほっておくわけにいかない。ケアマネージャーさんにお世話になって、独居老人がきちんと暮らしていくために、どのようなケアが必要なのか、計画を立てなければならないのでした。じいさんが言ってた、電動自転車なんかもってのほか。ヘルパーさんの助けを借り、どのように生活していけるか、ここに手すりを設置、段差はどうか、、、、細かくチェックです。この後、一体どうなるのか。不確定要素がいっぱいで、あたしにもさっぱりわかりませんです。あ~あ。



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