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迷宮映画館

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神様のパズル

2008年06月21日 | か行 日本映画
東映の三角マークに続いて、HARUKI・KADOKAWAのセット。いやーーな予感を持ちながらの鑑賞だったが、中身の方はいかに・・?

≪宇宙の作り方≫という途方もない計画を立てたのは、若干16歳の少女。でも、この女子は並の少女ではなかった。作られた天才、サラカ。

この少女とタッグを組むのは、物理のブの字もよーわからんよーなぶっとびお兄ちゃん。ロックが大好きで、すし職人の才能をバイト先で発揮していた基一。

物理の勉強をしていた双子の弟、大学生の喜一の代辺を頼まれただけのはずだったのに、ゼミに出る羽目に!各々がどんなテーマを選ぶのかを決めるのだが、何と目指すは宇宙の始まり≪ビッグ・バン≫。

無から有が生まれるというわけのわからないの理論を考えようという話に。だめです。そろそろ私の頭の回路もシュウシュウしてきました。

途中の難しい理論は、パス。超凡人でもわかるように、≪ビッグ・バン≫の説明を基一にやらせるのですが、・・・・だめだ。やっぱり良くわかんないです。なんせ、高校の時、一番できなかったのは物理でしたから。

わけわかんなくてもいいじゃん。でもわかることは、サラカが作ろうとしている宇宙ができちゃうと、この世界がなくなってしまうということ。それだけは!!!

ということで、超難しいことをまるで「渡鬼」ばりの長回しのセリフで、説明させちゃいます、三池監督。きっと監督もわかってないんじゃないかなぁ、、、、などと思ってはいけませんね。

大事なのは女を守るべくの大きな原動力と、ロックだ!と、助けに行っちゃう市原君のまああ、なんと、なんとまあああかっこええこと。

途中の微妙感やら、わけのわかんない展開やら、どう考えても無理やろという突っ込みどころが見事に吹っ飛びました。基一が奏でるいきなりの「歓喜の歌」のロック!見どころは、すべてそこに凝縮されてました。

わかったことは、この世界はとにかく超半端でない確率の偶然の産物で、その中ではぐくまれている命は、やっぱ大事にせなあかん、ということだと思います。あ。。。物理は苦手です。

◎◎◎○(市原君のカッコよさに!!)

『神様のパズル』

監督 三池崇史
出演 市原隼人 谷村美月 松本莉 田中幸太朗 岩尾望(フットボールアワー) 黄川田将也 石田ゆり子


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2 コメント

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Unknown (keyakiya)
2008-06-26 23:12:23
こんばんは。TB繋がらなかったので、コメント送信です。
映画は、予想外に固定的イメージを感じましたが、楽しみました。
原作は説明がたっぷりでしたので、いろいろ想像できました。サラカ役の谷村美月さんは「バッチリ当り」でした。他の配役はちょっと原作とはイメージが違います。市原さんもまったく別の人格が与えられていました。物語と映画は別物と考えましょう。

毎日、梅雨空です。夏の青空が欲しいデス。
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>keyakiyaさま (sakurai)
2008-06-27 08:50:25
ありがとうございます。
谷村嬢は、うまいと思いました。本は読んでませんが、イメージにぴったり。見事。
もうちっと若かったら、宮崎あおい嬢かなと思いますが、最近の若い女優さんは、本当にうまいですね。
そっか、隼人君は、ちと違うのか・・。
映画では、完全に三池風になってましたからね。
あたし的には、隼人君をたっぷり堪能です。

こっちは、トンと雨が降りません。カラ梅雨のようです。
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