コロナや学術会議の問題で忙殺されているうちに、改正種苗法が12月2日に国会を通過してしまった。何となくテレビをつけて、寝そべって別のことをしている耳に聞こえてきたので、「えーっ」と思った。ネットのニュースでみると、内容は前回出したものとあまり変わっていないようだ。
大手の種の会社が猛威を振るいかねない内容が懸念されているのに、そこはノーチェックで、国会答弁の内容もひどいものだったようである。本当に信じがたいほどひどい答弁なので、詳細はネットの答弁起こしの記事を検索してみてください。
まさに竹中平蔵が加わっている菅政権ならではの、イージーゴーイング。やってくれたな、というところだ。この法律は、日本国発の特産品を守る体裁を装っていて、内実は買弁的な内容の法律なのだ。彼らは本気で国益を守る気があるのだろうか。安部、菅ラインの自民党は? 私は以前、故吉田茂が聞いたら激怒するような内容の法律だ、と書いた。
気になる人は、角川新書『売り渡される食の安全』山田正彦著をぜひ買って読んでもらいたい。野党は反対質問をしていたのなら、安保法制の時ぐらいの覚悟でねばってほしかったが、賛成多数で押し切られた。公明党は何を政権内でチェックしているのか、存在意義がわからない。こうなった以上、新しくきちんとした「種子法」を作り直せ、ということを今後は言っていかなければならないのだが、どうしたものか。このままでは、ハイブリッド米やら何やらの種を売りつけたくて仕方のない連中がどっと入って来て、日本の農家の自家採種はやっかいな手続きが必要なために駆逐されてゆく、という危惧が、現実のものとなりかねない。
大手の種の会社が猛威を振るいかねない内容が懸念されているのに、そこはノーチェックで、国会答弁の内容もひどいものだったようである。本当に信じがたいほどひどい答弁なので、詳細はネットの答弁起こしの記事を検索してみてください。
まさに竹中平蔵が加わっている菅政権ならではの、イージーゴーイング。やってくれたな、というところだ。この法律は、日本国発の特産品を守る体裁を装っていて、内実は買弁的な内容の法律なのだ。彼らは本気で国益を守る気があるのだろうか。安部、菅ラインの自民党は? 私は以前、故吉田茂が聞いたら激怒するような内容の法律だ、と書いた。
気になる人は、角川新書『売り渡される食の安全』山田正彦著をぜひ買って読んでもらいたい。野党は反対質問をしていたのなら、安保法制の時ぐらいの覚悟でねばってほしかったが、賛成多数で押し切られた。公明党は何を政権内でチェックしているのか、存在意義がわからない。こうなった以上、新しくきちんとした「種子法」を作り直せ、ということを今後は言っていかなければならないのだが、どうしたものか。このままでは、ハイブリッド米やら何やらの種を売りつけたくて仕方のない連中がどっと入って来て、日本の農家の自家採種はやっかいな手続きが必要なために駆逐されてゆく、という危惧が、現実のものとなりかねない。
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