ふじさん、ビールママさん、かちゃまたさんコメントありがとう!
食べたい気持があっても、何も食べられない。
消化器癌って、まわりもすごく苦しいものだと初めてわかりました。
母は手伝ってあげれば、立ち上がりシルバーカーにつかまって何とか歩けます。
でも、どんなに努力しても、スープに5~6スジのソーメンを
やっと吐かずに収めることがなんとかできる、そんな感じです。
弱っていくのは当たり前です。
本人も点滴でもしてもらわないと食べる元気が出ないといいます。
でも、日本消化器病学会のホームページの
「癌末期の人が求めるもの」(トップ>一般のみなさまへ>緩和ケア)
を読むと、
私(平野博医師:松阪市民病院 緩和ケア病棟担当)がこれまで30年近く病院勤務をしてきて、
ふと、思いついた言葉を紹介します。
『点滴で栄養を入れると身体が痩せにくい。苦しみも痩せにくい。』、
『点滴で栄養を入れないと、点滴しない時よりも身体が早く痩せる。
身体が痩せると、それにつれて苦しみも痩せる。』、
『点滴しない方が楽そうに見える。』
ある熟練の外科医は私に、こう教えてくれました。
『癌末期で食べられなくなった時に点滴するのは、
病人のリュックサックに食べ物や飲み物を一杯詰め込んで山登りをさせるようなものです。』
と書いてあります。
本当にそうなのでしょうか?
食べたい気持があっても、何も食べられない。
消化器癌って、まわりもすごく苦しいものだと初めてわかりました。
母は手伝ってあげれば、立ち上がりシルバーカーにつかまって何とか歩けます。
でも、どんなに努力しても、スープに5~6スジのソーメンを
やっと吐かずに収めることがなんとかできる、そんな感じです。
弱っていくのは当たり前です。
本人も点滴でもしてもらわないと食べる元気が出ないといいます。
でも、日本消化器病学会のホームページの
「癌末期の人が求めるもの」(トップ>一般のみなさまへ>緩和ケア)
を読むと、
私(平野博医師:松阪市民病院 緩和ケア病棟担当)がこれまで30年近く病院勤務をしてきて、
ふと、思いついた言葉を紹介します。
『点滴で栄養を入れると身体が痩せにくい。苦しみも痩せにくい。』、
『点滴で栄養を入れないと、点滴しない時よりも身体が早く痩せる。
身体が痩せると、それにつれて苦しみも痩せる。』、
『点滴しない方が楽そうに見える。』
ある熟練の外科医は私に、こう教えてくれました。
『癌末期で食べられなくなった時に点滴するのは、
病人のリュックサックに食べ物や飲み物を一杯詰め込んで山登りをさせるようなものです。』
と書いてあります。
本当にそうなのでしょうか?
今日、妻は、実家に泊まりに行っています、たまたま実家の母が手術(膝)のため入院中、実家の父のために妻と妻の姉が交代で父(病気じゃないけど歳で食事、洗濯)などを看ています。状況は、まったく違うんですが、近くで看られる距離に娘が居るのは、きっとうれしい事だと思います。
思います。訪問医にも相談してみては。
栄養が足りないならエンシュア(飲む液体栄養剤)を
出してもらうとか。
ただ食欲があるなら
食べ方に工夫してみては。
私たちは野菜スープや煮物などの
固形物は裏ごして固めたり
かめるならみじん切りほど小さくして
ゼリーみたいに固めて
飲み込みしやすいように工夫したりします。
どんなことでも良いので周りの専門家の人達の智慧も借りてみてください