今日の続きは、また明日

毎朝、カメラ片手の散歩で撮った写真を気の向くままに・・・

今日は猛暑日の予報、早めの散歩

2023年07月10日 | 徒然なるままに
今日は猛暑日の予報・・・確かに朝から暑い!!

本格的に気温が上がる前にと思って、5時半過ぎに散歩スタートでしたが・・・やはり暑い!!

救いは薄曇りだったので日差しはすこし柔らか・・・


ヘクソカズラ

今の標準和名は「ヤイトバナ」。

学会で品のない可哀そうな名前だからと変更を希望した人がいたようで、総意で変更されたとか・・・

ヤイトも聞きなれない言葉ですが、漢字で書くと「灸」、「や(焼)きと(処)」がなまった言葉です。

花をふせた形をお灸のもぐさに、 花の内側の赤紫色をその火に見たてたことからきています。


この花、あの万葉集にも「屎葛(くそかづら)」という名で一首だけ登場します。

「さう莢(けふ)に、延(は)ひおほとれる屎葛(くそかずら)、絶ゆることなく宮仕へせむ」
(さう莢(けふ)にまとわりついて生い茂っている屎葛(くそかずら)のように、強くたくましく、いつまでも宮仕えをしたいものです。)

酒宴の座興で、さう莢、屎葛、官仕の3語を示されて詠んだものといわれます。

作者は高宮王(たかみやのおおきみ/たかみやおう、生没年不詳)ですが、この歌と同様に詠み込むものを定めて詠った歌がもう一首

波羅門(ばらもん)の、作れる小田を、食(は)む烏(からす)、瞼(まなぶた)腫(は)れて、幡桙(はたほこ)に居(を)り
(婆羅門(ばらもん)僧正(そうじょう)が作った田を食い荒した烏(からす)が、瞼(まぶた)を腫らして、幡桙(はたほこ)にとまっています。)

「波羅門(ばらもん)」はインドの高僧のことです。

この二首の題詞には、「高宮王が数種の物を詠んだ歌二首」とありますので、

この歌も婆羅門、烏、幡桙を詠み込んだ戯歌(ざれうた)です。

瞼を腫らしたカラスって・・・高僧が作った作物を食べたので罰が当たって瞼が腫れた?

あまり意味を深く考えても仕方ないのかもしれません。

夏らしい花の色ですね。


カルガモ


カエル二種

左はダルマガエルですが・・・右はウシガエルでしょうか?

ヒルガオ

諸説あるようですが、万葉集には容花(かほばな)という名前で数首詠まれています。

いずれも恋歌
「 美夜自呂(みやじろ)の、すかへに立てる、かほが花、な咲(さ)き出(い)でそね、こめて偲(しの)はむ」

(美夜自呂(みやじろ)の砂地に立っているかほが花のように目立って咲いたりしないで。(私は)ひそかに思っているから。)

美夜自呂がどこだかは分かっていません。

ヒトヨタケの一種でしょうか?


ムギワラトンボ





シジュウカラ


蓮池に寄りましたが・・・1,2輪しか咲いてませんね。








サルスベリ


まだ抱卵はしていないみたいですね。


予報通りの猛暑・・・35度を超えました。

家で静かにしてるしかありませんね。

「炎天せまるわれとわが影を踏み」 (種田山頭火)

「炎天へ出でゆく気力ととのへて」 (稲畑汀子)

では、今日の続きは、また明日 (^.^)/~~~
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