それ行け!礼子先生

手に余る仕事を抱え走りまわる日々を、日記のように綴ります。

空海の道

2010-03-18 10:44:10 | Weblog
近畿地方は、歴史的な史跡が多い所ですが、
我が家の近くも楠正成の史跡があったり、高野街道があったりします。
初めて南海電車高野線に乗ったとき、
「極楽橋行き」というアナウンスを聞いて思わずぷっと噴出してしまいました。
毎日のように高野山へ行くための電車に乗っていると、
やはり空海さんのことが気になり、彼のことを書いた本などを読んでしまいます。

昨日、私の実家のお寺からお彼岸のご挨拶が着ました。
その封筒の後ろにはいつもちょっとした法話が記してあります。
今回は、
「物の興廃は必ず人にある。人の昇沈は定んで道にあり。」空海
とありました。(手紙のお寺と宗派は違います。)
今の世にも通じるなかなか奥深いお言葉。
空海さんの通った道は私の歩いているこの地面ではなく、空だったのかも・・・。
彼のことを思うとそんな感じがします。