サンリンボウ

「さんりんぼう」
という言葉は近頃聞かなくなった。どういう語源か知らないが、
この間の金曜日は、まったくついていなくて、”さんりんぼう”だった。

まず、朝の目覚ましを１時間間違えて早くセットしたこと。
私としては、驚異的に早い時間、５時３０分に起きてしまった。
この日は、バスに乗り最寄の駅まで行かなくてはならない。
するとひざが痛い。
いつも調子の良くない左足。
困った。と思いつつ歩く。
満員電車だが、何とか座れてNHK神戸文化センターまで行く。
しかし、ひざは痛いまま。
ガッシュ画の講座で２時間、私はぜんぜん座らない。
ぐるぐる生徒さんの間を歩き回ることになる。
痛い。困った。と思いつつぐるぐる回る。

さて帰り。夕方遅くなってしまった。
JRの大阪駅でパスを落としてしまった。
かばんをひっくり返し、ポケットを探り、
大汗かいてJRのホームを上がったり下がったり。
がーん！ない！
このパスは、JR・地下鉄・私鉄前線OKなのだ。
困った！
駅員さんに届ける方法などを聞き、とにかく出してもらう。
出た瞬間、ポケットにあった！！
なぜだ？
しかし、とにかくよかった！

大騒ぎして恥ずかしいので、そのまま地下鉄へ。
しかし、地下鉄でそのパスが使えない。
なぜなら、JRで出たという処理をしていないから。
仕方ない、大回りして違う改札に行って、処理をしてもらう。
ダウンジャケットを着ていた私は、本当に大汗をかく。

ま、いいこともあった。
大騒ぎで行ったり来たりしているうちに、膝の痛いことを忘れてしまった。
というか無くなってしまったこと。
しかし、ながーい１日ではありました。