食い意地の日々

食いものネタと、お出かけ日記。

ねこてさんから

2007年08月31日 | 食いネタ北海道東北
ねこてさんから、北海道遠征の土産を貰う。
左から、こんぶ焼塩、ハイチュウ北海道限定ヨーグルト味、北見のハッカ油、サッポロビールキャラメル、北の誉キャラメル、塩黒豆どんころ。


中身はこんな感じ。


こんぶ焼塩は、ひろりんさんからももらったけど、昆布の旨味が美味く、浅漬けにも便利なのぢゃ。
北見のハッカ油は、西洋ハッカ(ペパーミント)の精油なのやが、日本薬局方ハッカ油やペパーミント精油に比べ、香りに甘さがある。
ハイチュウのヨーグルト味は、ま、ヨーグルト味。
サッポロビールキャラメルはサッポロビール黒ラベル使用。う~ん、ビールと言われたらそうかもしれない、と言う感じかな。かなり微妙。
北の誉は、北の誉酒造の日本酒と酒粕使用。酒粕の風味はある、けどやはり微妙やなぁ。
最後に、これは大丈夫やろと思うとった どんころでヤラレた。
見た目は旭豆や三嶋豆、五色豆の白と大差ないのやが、甘いだけでなく塩っぱい。
塩釜や塩羊羹など、甘くかつ塩も効いた甘塩っぱい菓子って、味がくどくて、どうも不得意。
中が黒豆の炒り豆で美味いので、より惜しい。

生ハバネロ

2007年08月28日 | 直売所
出掛けたついでに秦野のじばさんず寄ってもらったら、生ハバネロがいた。
世界一辛いと言われる唐辛子の、それも生をこんな所で拝めるとは。
辛い物好きでもあるし、値段も130円と安い。見ちまった物はしょうがねえよな、と購入。
大きい物で3cm程、青い物が6個、オレンジ色になった物が4個の10個入り。他の唐辛子とはちいと毛色の違う、でも辛そうな鼻に来る香り。
とりあえず、他の予定があったので冷蔵庫に。

9/29
調理してみる。縦半分に切り、種周りは触るとヤバい事になりそうなのでハサミ使こて種を除く。みじん切りにしてたら、なんか、鼻が痛い様な...
ヤバいかなと思いながら指をなめてみると、辛れ~、ちうか辛いを超して苦いとか痛いに近い感じもする。
コクのあるのにしたかったので、白胡麻油少々と共に鍋に入れ、弱火でじっくり火を通す。ヤバそうなので、当然、窓は開け換気扇は全開。
この後、まな板と包丁、手を洗剤でよ~く洗う。特に、うっかり目を触ってしもたら地獄なので、手は念入りに洗う。

大体冷めたら瓶に入れ、瓶の口まで生の白胡麻油を足す。この状態でスプーンなめてみたが、相当辛い。
油ではなく、みじん切りにした唐辛子の一辺を味見すると、やはり苦いとか痛いに近い感じもする。もちろん、唇に付いた所は痛い。

使た鍋に油を足して、茄子を炒め、ホールトマト入れてソースにし、スパゲッティー食うたが、鍋に残った程度でも、結構辛い。
kりゃ、辛み付けるのに入れるなら、小さじでほんの少々がいいとこか。
ま、香りはこの程度だと感じる程ぢゃないから、唐辛子の風味付けたい時は辛くない唐辛子使た方が良さそう。

おなめさん観察日記5

2007年08月25日 | 日記
仕込んで13日目。
表面の色がくすんでいるが、中は冴えた褐色。
かき混ぜた後、味見に少し取り分ける。
3日前は、麦や大豆の粒の中は生の麹っぽい感じやったが、生っぽい感じは無くなり、だいぶ食べられる味になっている。
試しに胡瓜に付けて食うてみたが、かなり若いものの食べられはする。
美味しいおなめさんになるまで、もう少しやな。

8/25の果物

2007年08月25日 | 直売所
今回は、去年ブドウのお得用袋があった直売所(オオシタ園)を先に覗いてみた。
あったのは竜宝のみ、房の形が良くない物や実のサイズが小さい物が1kg以上入って1000円、試食してみると良く熟して美味かったので購入。

フルーツパーク長後には、梨は青梨系の秀玉、幸水。ブドウは藤稔、竜宝、リザマート、ニューナイ、レディーフィンガー。
秀玉は糖度も高く味はいいのやが柔らかめ。
竜宝は甘いが、藤稔はまだ酸味が強め。ニューナイは去年より糖度が高めで美味いけど、酸味が無いのと、他に比べると個性が無いのがなぁ。リザマートも美味いけど酸味がないし。やはりレディーフィンガーが甘酸っぱくて香りがよくて好きやわ。

他で竜宝買うたので、ブドウはレディーフィンガーのみ。型のいい大きい房が並んでいたので、ちと迷うたけど、まぁ食い切るやろと大きい1房購入。小さい房をおまけに入れてくれた。
梨は幸水を4個購入。
色が黄色くなってしもた秀玉、詰め放題500円のを1個おまけでもろた。

上野精養軒

2007年08月24日 | 食いネタ東京
芸大美術館を出た後、昼食は試しに上野の精養軒に行ってみようと言う事に。
明治期に創業された西洋料理店で、西欧風の服を着た人々が集う浮世絵(精養軒のサイトのインフォメーションページ参照)も残っているというのは知っていても、行く機会なかったし、こう言う時でもないと行きそうにないし。

精養軒内のカフェラン ランドーレでランチのセット。
ポタージュスープ、牛フィレステーキのデミグラスソースと黒鯛のポワレ オランデーズソース 夏野菜とフジリパスタ添え、パンかライス、コーヒーか紅茶で、パンとホットコーヒーに。

ポタージュはコーンポタージュでカップで出て来た。浮き実も入らない、裏ごしした物で、舌触り滑らかで濃い。糖度の高いトウモロコシを使っている感じ。
メイン料理で、肉と魚のどちらか選ぶのでなく、両方を1プレートに盛り合わせと言うのは初めて見た。
牛フィレステーキはキノコ入りのデミグラスソース。箸でも切れる様な霜降りではなく歯応えのある赤身勝ちの肉。
黒鯛はちょっと癖が出てるな(黒鯛食う時は鮮度抜群の物ばかりなもんで、癖が気になる)。オランデーズソースは卵黄ベースとしかわからん。マヨネーズから酸味抜いて濃厚にした感じ。
野菜は揚げたジャガイモ。パプリカ、アスパラ、小茄子、ヤングコーン。フジリパスタは柔らかめで、トマトソースで和えてあるのやけど、風味はミートソースっぽい。
パンはバターロールとクーペっぽいけど皮の固くないプチパン。バターはビー玉くらいの丸いものが2つ、フォークで筋を付けたのかな、表面に飾り。
コーヒーは濃くはないが深煎り。

ま、なんというか、西洋料理(かな表記せいやう りやうり)の店、かな。

参照:オランデーズソース 辻調理師専門学校の調理の基本技法

応挙の虎に会いに

2007年08月24日 | お出かけ日記
応挙の虎に会いに「金刀比羅宮 書院の美 -応挙・若冲・岸岱-」を開催している東京藝術大学大学美術館へ。
円山応挙の遊虎図を生で見られる機会なんて、これ逃したらないかもしれんし。
当時、実物の虎を見る事は出来ず、虎の毛皮を元に想像で描いたそうで、柄は確かに虎のそれ。
でも毛皮にされた時に失ったり歪んだ部分があったり、本物の虎は皮のたるみがある事などわからなかったのやろなぁ、目が大きく、手足は太く、胴もむっちりつまった幼児体型。動きやポーズのモデルは猫やったのかな?と思わせる程、活き活きとしたご機嫌な猫さんに見え、迫力があると言うより、めっちゃかわいい。
周囲からも「かわいい~」「虎、と言うより猫だよね」「うちの猫、こんな格好してるよ」などと言う声が聞こえる。
描かれた後、補修の際に金砂子を蒔くと言う改悪をされたそうで、確かに金砂子が邪魔している。改悪される前は、余白がより生きた美しい物やったのやろなぁ。

全体としては、金刀比羅宮の表書院と奥の書院を復元する展示(一部コピー)となっていて、ふすまや障子がそのまま展示されていたり、違い棚などもしつらえてあるという、なかなか凝った展示。

ついでに同時開催の芸大コレクション展「歌川広重《名所江戸百景》のすべて」も見学。
金刀比羅宮 書院の美のチケットで見られるというのもあるけど、歌川広重の名所江戸百景は見る機会多いけど、全120枚をすべて展示というのは少いし。
芸大所蔵となる前も所蔵となってからも、いい状態で保存されてたのやろうな、赤が鮮やか。
モニタとトラックボールが設置され、グーグルマップを利用した「>名所江戸百景マップ」を試せる様になっていたのも面白かった。

ミュージアムショップ覗いて図録2冊と応挙の虎のポストカード購入したトコまではよかった。が、藝大アートプラザまで覗いたのが敗因。
ホルベイン工業「日本の伝統色」見付けてしもたもんで、諦めて購入、宅配便も頼む。この暑さやと持って帰る体力ない。
あ、芸大オリジナルの油絵の具なんて物もありましたわ。

青幻舎が、京都書院アーツコレクションを受け継いで、ビジュアル文庫で出版かぁ...ヤバい物見てしもた様な...
かさねの色目とか、欲しいのが何冊もあったんだよなぁ。

おなめさん観察日記4

2007年08月22日 | 日記
仕込んで10日目。
見た目もおなめさんっぽくなり、香りも美味そうになって来たので、かき混ぜた後に少し取り分け試食してみる。
汁や形のなくなった所は、塩辛いものの いい風味になっているのやが、麦の粒の中がまだ生の麹っぽい感じ。ましてや粒の大きい大豆は...

おなめさん観察日記3

2007年08月18日 | 日記
仕込んで6日目。
表面は、3日目は少し乾いていたが、5日目に水が上まで上がってきていた為、全体に濡れている。
混ぜてみると、崩れて原形をとどめていない麦の粒も多くなり、水分が多く緩い感じ。
香りもより強くなり、混ぜた後のスプーンを嘗めてみると、より金山寺味噌っぽく。まだ塩辛いし、味も若く、馴れてはいないけど、食べれば充分食べられる味。

8/18の果物

2007年08月18日 | 直売所
梨は幸水のみ。ハウスブドウはリザマートとレディーフィンガー(ピッテロビアンコ)。露地ブドウの藤稔と竜宝が並んでいた。
幸水も今年のは皮の色が濃く糖度が高い。
リザマートは実割れした物は少なめ、レディーフィンガーは先週より粒が大きく揃った物に。
藤稔はまだ酸味が多くて(追熟させるといい感じになるが)、竜宝は香りも甘く甘酸っぱい。
リザマートは迷ったが竜宝があるので止め、レディーフィンガーと竜宝1房ずつ、幸水を4個購入。