浅草にあるとろろ料理の店「浅草むぎとろ」の姉妹店「芋と串むぎとろ」に行った。
浅草むぎとろ本店に行く予定やったが、現在改装中やもんで。
食うたのは土日祝メニューの「芋串昼食」2625円。
先付。味を付けた白こんにゃく、白身魚の湯引き、オクラ、黄パプリカ、とろろ、菊の花。
割と濃い目の出汁がはってある。
駒形揚げとろ。青紫蘇、海苔で巻いて揚げ、濃い目の出汁、おろし生姜。
とろろを中に火が通るまで揚げると、むっちりと餅のようになるが、ここのは外が固く、中がとろとろの状態で、ここの名物らしい。
この器をはじめ、湯飲みやしょうゆ差しなどは、白磁染め付けで、「むぎとろ」の文字か、麦の穂の絵をあしらってある。
まぐろ山かけ。マグロ赤身にとろろ、芽紫蘇、山葵。
で、これがメインのとろろ汁。人数分があたり鉢で出される。
味付けはやはり濃い目やが、出汁でのばしているのに粘りが強く、美味いです。
麦飯は木のせいろで出され、自分で塗りの椀によそう。
とろろよそったトコ。
焼き物は手羽先と魚が選べるのだが、魚で、銀ダラ西京漬け。
写真に無いけど、味噌汁は長ねぎ多めのシジミの汁でした。
漬け物は長いも柴漬け、沢庵、キュウリぬか漬け。
瓢箪は青海苔入れ。四万十のかな、細かく、香りええです。
デザートの、とろろ入り抹茶アイス。さっぱりしてて、少々粘りがある。
最初そのまま食べたが、「ちょっと粘りあるなぁ」と粘り具合試してみたトコの方が美味しかったんで、残りは全部練って食うた。
ジェラードや、トルコの粘るアイスも、よく練るし、アイスって練った方が美味いんかな。
これはメニュー外で試食で出された、とろろ使こた菓子。気に入ったら買うて行ってね、って事か。
かりんとうはかなり軽くサクサク、餅は甘辛い味付けでもっちりしてます。
全体に江戸の味付けなんで、関西の人には濃いかも。
味もよく楽しめたけど、隣が食事中もタバコ切らさないヘビースモーカーじゃなければなぁ...