食い意地の日々

食いものネタと、お出かけ日記。

実家帰るついでに2

2007年08月10日 | お出かけ日記
広河原逆川林道を進むと、シカが2頭道路を横断。落石注意の標識はあったけど、動物注意は見てないよなぁ。
2頭とも小柄やったが、うち1頭は小さく見えたから親子か? シカがこっちを見ているので、しばらく止まって見ていたが、迷惑そうなんで行く事に。
この後は、道路横断中のヘビを見たのみ。ハチは多いらしくあちこちにいて、休憩に止まったら車が攻撃されたりしたけど。
所々、斜面が崩れた土砂を端に避けてあるが、小さな沢も多く景色が良い。
林道も秩父側は多少整備されている。と言うても、鋪装が荒れていず、部分的に広い所も崩れた崖を直した結果と言う感じ。

山を下るにつれ、キャンプ場や釣り場、人家も見える様になり、人里に降りて来たな、と実感。って、どれだけ山ん中通ったんだよ、と(笑)

浦山ダムの、ダムサイト右岸広場に車を止め休憩。
うららぴあ(ダム資料館)見てたら、旦那が小腹減ったと言うので1Fの売店でかけうどん食う。こう言う所やから、と期待してなかったが、麺が地粉の手打ちかな、そこそこ美味かった。
重力式コンクリートダムで、天端のデザインは浦山川にあった橋やそうで。
ダム中央にエレベーターがあり、ダムの上下を行き来出来るだけでなく、ダムサイト左岸広場側の階段(高低差124.5m)
も利用出来る。ちう事で、階段で下に降りてみた。所々に現在の標高が表示され、途中、休憩も出来る様にベンチも置いてある。下りなんでそんなに疲れる程ではないけど、下り切った時には暑さでへばってた。真夏に来るトコちゃうわな。
でもま、上からも横からも、真下からも見られる、ダム好きにはいいダムやわ。
ダム湖周囲をぐるりと1周し、秩父の中心部へ向かう。


西武秩父駅付近で「秩父じばさんセンター↑」という案内標識があったので、試しに行ってみる事に。
途中、案内標識に秩父地場産センターと、秩父じばさんセンターとあって混乱したが、着いてみたら秩父鉄道秩父駅の駅ビルが地場産センターで、1Fの物品販売所がじばさんセンターやった。
ざっと見て、すまんじゅう(地粉と米麹で皮を作ったまんじゅう)、ヤマブの秩父味噌の米味噌と、家庭で仕込む「おなめ」用の麹(麦と大豆)なんてものがあったので購入。


秩父駅前の小さな菓子屋が気になったので覗くと、いかにも素朴な感じのまんじゅうや花豆入り赤飯、トチ餅など並んでいたので、赤飯とトチ餅(餅のみ)購入。
腹減っていたので赤飯食うたが、やはり菓子屋の赤飯は美味い。赤飯自体はササゲと餅米の風味のみで、ごま塩で味付け。赤飯はこうでなきゃ。混ぜてある、ほんのり甘く煮た花豆も美味かった。
トチ餅はトチと上新粉かな、ほんのり塩味。独特の風味は素朴やが好み分かれる味かも。


と、だいぶ寄り道して実家へ。

ダムの写真:旦那

実家帰るついでに1

2007年08月10日 | お出かけ日記
実家に帰る時に、景色がいい所多いんで遠回りして、津久井から高尾、青梅、名栗、越生と抜ける事は多いんやけど、それより更に西より通ってみた。
青梅から先、有馬ダム(名栗湖)から秩父方面へ抜ける林道があるので、そこを通ってみる事に。
有馬ダムは特に期待してなかったのやが、着いたら景観に優れたロックフィルダムやった。


その岩がまた、庭石に使われる様ないい岩ときとる。上流の有馬渓谷にも見られたから、この辺りの岩石を利用しただけやろうけど、この岩がロックフィルダムの美しさを際立たせている。


「日本の鉱物」展・解説(石からわかる地球の話)に「奥多摩や秩父の山々には、チャート(chert)と呼ばれる、石英と同じ珪酸(SiO2)を主成分とする岩石があちこちで見られる。」とあったので、おそらくチャート。

有馬渓谷は渓谷を利用した釣堀釣り場となっていた。写真の辺りはヤマメ・イワナエリアで割と自然な感じやったけど、下流のニジマスエリアはかなり人工的。


釣り場までは道がいいが、そこから先は広河原逆川林道。道幅狭いし鋪装が荒れているし、落石注意の標識もあるし、と山道に慣れていない人は入らん方が無難な感じ。

photo:旦那