大岩の山頂より碧岩を望む
期日:2017年11月29日(水)
メンバー : (L) Akky, Tagken, Oky
コースタイム
熊倉登山口Ⓟ9:38―三段滝10:05~35―碧岩、大岩分岐11:32―大岩12:03―1090m稜線(昼食)12:29
~42―三又分岐13:06―碧岩13:32~36―分岐14:04―三段滝下15:15―熊倉登山口Ⓟ15:40
山行記録
碧岩は、西上州のマッターホルンと言われている尖った山で、行ってみたい山の一つである。WEBで調べるとロープが設置されており安全に比較的短時間で登れる事がわかった。
県道108号線から橋を渡り熊倉登山口駐車場に車を置いて出発。ゲートボール場を横切って遊歩道経由で三段の滝に向かう。30分で道標とベンチがある所に到着。落ち口へは、右側のテープが付いているすごい急斜面を登るようだ。沢を渡りチェンスパイクを着けて右側の急斜面をジグザグに登って行く。
熊倉の登山口駐車場
ベンチがある所から三段の滝を望む
左岸の急坂を望む
一段目の釜の少し上から一段目と二段目の滝がきれいに見えた。
三段の滝は落差50mとの事であるが、高度計で測ったベンチからの高さは70m(10+30+30m)あった。落ち口の少し上で二子岩への道を分けて落葉の道を行くと稜線に出た。ケルンが積んであった。
少し先の三又(碧岩、大岩分岐)を直進して大岩に向かう。道標が半分欠けていて分かりにくい。稜線に出ると特に気温が高い日であるためか、なま暖かい風が吹いてきた。9分ほど歩くと岩峰が出てきた。
滝の脇の斜面を登る 後ろには一段目の滝の釜が見える
一段目の滝
二子岩と 碧岩、大岩の分岐
二俣道標(左、碧岩、大岩―右、三段滝、熊倉)を左へ
三又の道標 碧岩へ進む
左側を巻いていよいよ大岩への登りとなる。踏み跡はしっかりついている。稜線に出ると尖った碧岩が後ろに見えた。すごい岩だ。少し登ると一つ目の岩峰が出てきてこれを左から巻いてさらに二つ目の岩を又左から巻くと4m程の岩稜の登りとなった。
難しくはない。その上は、両側が切れ落ちた稜線となって少し怖かったが歩いて通過した。その上3m程岩稜を登ると大岩の頂上であった。南牧村の立派な標識があった。西には碧岩の尖った岩峰が、東には立岩(たかいわ)と経塚山が見えた。展望を楽しんでから下った。
一つ目の岩峰を巻いて
大岩への登りが始まる
稜線に出た
稜線より碧岩を望む 厳しい岩だ
二つ目の岩峰を巻いて鞍部へ
頂上下の岩稜に出た ザックはここに置いていく
頂上下の岩稜 右側に巻き道かあるが直登した
切れ落ちた岩稜を登る 一
切れ落ちた岩稜を登る 二
頂上に到着
西には碧岩が見えた
下りは左側を小さく巻く踏み跡をたどりその後の4m程の岩稜はクライムダウンした。難しくない。
帰りは少し下の巻き道へ
岩峰をクライムダウン
大岩の下り
大岩を振り返る
分岐まで戻って碧岩へ。Tagkenさんが先頭で登る。岩峰の下部は右側から取りついて登ると10m程の岩壁の下から3m程の棚に出た。三本のロープが設置されており、スタンスもしっかりあるので楽しく登れる。その上は6m程の岩場。ロープが二本設置されている。傾斜がゆるいので易しい。続く三番目岩場5mもロープがしっかりしており難しくない。
岩場が終わると傾斜がゆるくなり碧岩の頂上。途中で黒い雲が出て来て雨の心配をしたが降られることなく又良い天気になって安心した。
頂上からは兜岩、経塚山(荒船山)、立岩、鹿(かな)岳(たけ)、四ツ又山が同定できた。
下りはロープがあるのでスタンスを定めて安心して下った。
碧岩へ向かう
岩の右ルートを登る
10m程の岩場①の途中の棚に出た ロープが張ってある
6m程の岩場②を登る ここにもロープが設置されている
上部に5m程の岩場が続いている ロープがあり難しくない
同じく6m程の岩場②と5m程の岩場③
碧岩頂上に到着
頂上からの展望 立岩、経塚山(荒船山)
頂上からの展望 鹿岳、四ツ又山
三番目のロープの下り
二番目のロープの下り
途中より大岩が見えた
一番目のロープ上より
一番目のロープ下部 少し立っているので注意
三又下の稜線から三段の滝への降下点、ケルンがあるが見落とさないように注意
860m付近の落ち葉の降り積もった道
二子岩と三段の滝の分岐に到着
三段の滝の急坂は、チェンスパイクのおかげで楽に下ることができた。
三段の滝の脇の急斜面を下る ロープが設置されている
急斜面を降りてベンチで一休みして登山口へ戻った
大岩、碧岩のGPSトラック
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