晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

第六天から高松山、高杉へ (地図読み)

2013-02-19 17:54:33 | ハイキング
富士見平からの富士山



期日 : 2013年2月16日

  山北駅から尺里川を渡り向原、高松へと歩き、高松集落東の尾根を登り、375号鉄塔の脇を通り、第六天の三角点を見つけて尺里峠に下りた。ここから高松山に登り、ヒネゴ沢乗越から657mピークに向かい、620mの尾根分岐から急な防火帯を下り山神様を拝んできた。
  再び登り返して530m尾根分岐から南西の尾根を下り465ピークに無事到着。この後西の尾根を下り尾根末端から皆瀬川へ下りた。渡渉して県道へ登り返すと高杉であった。寒かったが雪もほとんどなく楽しい地図読みであった。



     尺里から高速道路の下をくぐり尺里川を渡り向原の作業道終点から山道に入る


     396mピーク巻き道は倒木が多く踏み跡が分からなくなる ピークに登り鞍部に下り踏み跡を発見


     高松集落手前のT字路に到着 右へは最明寺史跡公園への道標がある


     馬頭観音が祭られていた


     高松集落に入るとロウバイが満開であった


     高松集落を通り東のはずれから北西の尾根を登った 気持ちの良い尾根歩きであった


     田代幹線376号鉄塔に到着 富士山がきれいに見えた


     第六天の三角点に着いた テープの標識がある


     尺里峠に降りて登山道を登って行く


     登山道入り口には馬頭観音と他化自在天の石柱があった


     上の富士見平からは富士山がすばらしかった


     急坂を登ると高松山(二等三角点がある)であった 木が無くなり展望がすばらしい


     高松山からの富士山 少し雲がかかり残念 日向のベンチで昼食をとりヒネゴ沢乗越に向かう


     ヒネゴ沢乗越から高杉方面の尾根に入る


     657mピーク 標識はない 鹿柵の脇の防火帯を下って行く
     620mピークから南の尾根を下る 防火帯として木が植えられていないが急坂である


     550m付近の左側に目指した「ホギリの山神様」があった 明治二十九年の銘がある 
     「狼と山の神の像との事」


    防火帯は500m付近まで続いているようだ


     急坂を620mピークまで登り返して530m尾根分岐を下り465mピークに到着


     さらに西の尾根を下り皆瀬川に下った 踏み跡があり、下る人がいるようだ

     皆瀬川は水が少なく濡れないで渡渉できた 


     県道へ登ると高杉の標識があった 

   この後山北駅まで歩き、観光案内所でおいしいお茶をいただき尺里広場まで戻った。
   楽しかった地図読みも無事終了した。参加して下さったSさん、Yさんありがとうございました。



     第六天から高松山、高杉へのGPSトラック


コースタイム・天気 晴
  山北駅7:25=尺里(ひさり)広場7:35~8:00―向原分岐9:15~30―高松尾根分岐9:50―第六天10:35―尺里峠10:40―高松山11:30~12:00―ヒネゴ乗越12:20―657mP 12:35― 620mP 12:55―山神13:10―620mP 13:20~25―530m尾根分岐13:40―465mP14:05―皆瀬川14:35―県道14:40―山北駅15:40~16:00―尺里広場16:30
                                                歩行時間 7:40


記録
  山北駅は駐車場がないため尺里広場(高速道路の下)に車を置く。すぐ前の橋を渡り向原のみかん山作業道の終点から山道に 入る。始めはしっかりした道であっが、396mピークをトラバースする辺りから倒木が道をふさぎ、踏跡が分からなくなった。こ のため、396mピークに登りそこから鞍部に出て山道に出た。後は比較的良く手入れされており、高松集落近くの「最明寺・松田 山」と「第六天・高松山」の道標がある分岐に出た。高松の集落を通り380m尾根分岐より第六天への尾根に乗る。左はカヤト、 右は檜の境界を歩いて、田代幹線375号鉄塔の脇を通り第六天に着いた。三等三角点があった。ここを降りると尺里峠であり車 が停まっていた。

  少し登ると、観音像と他化自在天(仏教の六道輪廻界には六種の天があるといわれ、その最上位である他化自在天をいう。 他人の楽しみを自由に自らのものとすることができる)の碑があった。
 途中の富士見平で富士山の白峰を眺め高松山の頂上に着いた。ここには二等三角点があり広い広場になっていて富士山が
きれいに見えた。

  雪はないが風が冷たいため、食事の後すぐにヒネゴ沢乗越に向けて出発。ヒネゴ沢乗越には、「はなじょろ道・八丁」と 「はなじょろ道・虫沢」、「高杉入口」の道標が設置されていた。鹿柵に沿って下るとすぐに657mピークに着いた。この辺りは 木が植えられておらず防火帯になっていた。620mピークから防火帯の尾根を南に下り、標高550mで「ホギリの山神様」(明治二 九年建立)を見つけた。この山道は500mで地図から消えている。この先はオオタ沢へ下りたのであろうか。山神様があるという ことは昔の街道であったと思われるが。この先の古道をたどりたい気持ちが湧いてきたが、次回の課題とする。

  
  この後、急坂を登り返し620mピークまで戻った。さらに西に下って530m付近の尾根分岐から南西の尾根を下り、登り返して 465mピークに着いた。ここの下りは、等高線が混んでおり(平均斜度29.3度)、ロープが必要かと懸念していた場所であったが、 斜度はそれほどでもなかった。ただ少し早く下り始めたのが注意点である。後半の核心ポイントを無事通過してほっとした。皆 瀬川に下りる尾根の末端は踏み跡があり難しくはなかった。沢の水は少なく濡れることなく渡ることができた。対岸の県道をると先には高杉の道標があった。

  前半の倒木で道がなくなった所や、後半の急な尾根を下って渡渉したことなど、結構おもしろいコースであった。このコースは、WEBでは見当たらなかったが、結構歩いている人がいるように思われた。

メンバー: 3人


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八ヶ岳 赤岳

2013-02-15 17:08:46 | 登山
阿弥陀岳を望む
   

期日: 2013年2月9~10日


  美濃戸口までバスで入り、そこから林道を歩いて赤岳鉱泉まで登った。ここでテントを張った。テント場はすでにいっぱいだった。
  次の日は早く起きて行者小屋まで歩き、そこから急斜面の地蔵尾根を登り、風が強い中頂上に立った。ガスがかかり展望は良くなかった。帰りは文三郎尾根を下った。天気が良くなり阿弥陀岳方面は素晴らしかった。
  赤岳鉱泉のテントを撤収して雪道を下った。
  アイスキャンディも登ってみたくなった。



     赤岳鉱泉に到着


     赤岳鉱泉のテント場でくつろぐ


     ヘッドランプを着けてテン場を出発し行者小屋に到着


     樹林帯を登り森林限界に到着 この辺から急坂になる


     登山道は一部手すりが出ている所もある


     上部の急坂は、出ている鎖を使って登った


     地蔵尾根の上部は緩やか


     稜線のお地蔵様に到着 


     展望荘を目指して強風の尾根を登る


     もうすぐ展望荘 


     頂上に到着 風が強いため写真を撮ってすぐに下った


     頂上の下は雪の急な階段 注意して降りる


     頂上の下の岩溝を下る


     阿弥陀岳方面を望む


     岩溝の下から降りてきた上部を望む


     岩溝下部方向


     文三郎分岐上より阿弥陀岳方面を望む


     文三郎分岐上より硫黄岳方面


     中岳、阿弥陀岳方面 少し天気が良くなってきた


     行者小屋に到着 赤岳鉱泉まで戻りテントを撤収する

    美濃戸口まで歩きバスで茅野駅へ戻った。 帰りのバスより赤岳がきれいに見えた。
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北八ヶ岳 中山からニュウへ

2013-02-08 10:25:03 | 登山
ニュウから富士山を望む
   

期日: 2013年2月3日


  渋の湯まで車で入り、そこから黒百合ヒュッテまで歩いた。登るにつれて雪景色がきれいになって来た。中山峠から中山分岐まで行きそこからニュウへ向かった。途中からトレースがなくなりスノーシューを着けて歩いた。ニュウは素晴らしい展望台であった。
  分岐まで戻り中山に登った。展望台では中央アルプス、北アルプス、富士山方面の展望が素晴らしかった。高見石小屋まで下り渋の湯まで戻った。



     渋の湯から歩き黒百合ヒュッテに到着 アイゼンはいらなかった
     天狗岳に登る人が多かった


     中山峠から中山を目指して


     中山分岐の手前より天狗岳を望む 


     中山分岐よりニュウへ向かう 2340m付近からトレースが無くなったためスノーシューを着けて前進


     すぐにニュウに到着 富士山も見えた


     ニュウより富士山を望む


     三等三角点がある


     北アルプス方向を望む


     展望を楽しみニュウ分岐まで戻り中山へ


     中山への登り


     途中で展望が良い所があった 浅間山方面


     中山頂上


中山展望台より中央アルプスを望む


     御岳山と乗鞍岳


     北アルプス方面


     浅間山方面


     白根山方面


     男体山方面


     展望を惜しんで高見石へ下る


     風が強い賽ノ河原も今日は風が無い


     渋の湯に戻った



     二ュウから中山へのルート

     帰りの中央高速からの八ヶ岳や南アルプスへの展望も素晴らしかった
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清里 飯盛山 (雪山ハイク)

2013-02-06 15:32:26 | ハイキング
     
平沢分岐より飯盛山を望む


期日: 2013年2月2日

  北八ヶ岳ニュウへの雪山ハイクの一日として、野辺山から平沢峠へ行き、飯盛山に登った。始めは雨が降っていたが段々天候が回復してきて雲が晴れてきたが、八ヶ岳、富士山方向とも雲がかかりきれいな展望が得られなかった。



     野辺山から平沢峠まで車で入って峠の駐車場から歩き始めた


     平沢峠駐車場から登山口へ 駐車場は凍っているが気温が暖かく溶け始めている


     平沢山への道 雪は少ない


     平沢山頂上を経由して飯盛山へ


     平沢分岐から飯盛山を望む


     飯盛山から八ヶ岳、平沢山方向を望む 八ヶ岳の上は雲の中


     富士山、茅ヶ岳方向 富士山は雲の中 残念


     飯盛山頂上


     平沢山と八ヶ岳方向


     平沢峠登山口の飯盛山ハイキング MAP


駐車場へ戻る

  この後、原村に泊り、3日は、北八ヶ岳ニュウを目指した。
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丹沢 塩沢大滝から勘太郎山、ボウズクリの滝へ (地図読み)

2013-02-01 13:41:13 | 登山
棚沢 ボウズクリノ滝45m 


期日: 2013年1月20日


   道の駅山北から塩沢集落を通り、塩沢川を歩いて不老沢分岐から尾根に登った。勘太郎山まで登り、755mピークまで引き返して火打沢右岸尾根を下った。気持ちの良い広い尾根であった。
   火打沢を渡り登山道に出て、棚沢から少し歩いてボウズクリの滝を見学した。迫力のある滝であった。吊り橋を渡り山市場から道の駅山北に戻った。



   塩沢集落の道の終点から沢に入り、道が流された沢を歩いて行く。沢の右側を歩いて行くとすぐに右側に塩沢大滝が見えてくる。


     塩沢大滝 40m


     すぐに一ツ目の堰堤  左側から越える


     402mピークを右側に見て沢が大きく右に曲がった所で二本の沢が流入する所が大久保山への尾根の取り付きである
     
     今回はさらに沢を歩いて行く


     標高300m付近で二ツ目の堰堤 脇が崩れているので少し高巻いて越す

     送電線を横切ると左側が崩れた大崩壊地に出る 植林地帯まで崩れており倒木が多い
     ここを過ぎると、右側に30m滝が見えた

 
     三段30m滝 倒木が多い


     小滝を眺めながら登って行くとカシノキ沢の滝が右側の木の間から見えた

     沢を過ぎると右側は凄い崩壊地で植林地帯から崩れている


     右側の崩壊地


     不老沢分岐から右に入り尾根先端をまわり込んだ所から尾根に取り付く

     急坂を笹や木につかまりながら尾根に乗り、なおも急坂を登ると送電線の下を過ぎる


     580m付近から鹿柵が現われる これに沿って登ると雪が出てきて755mピークに着いた

   植林地帯を登ると勘太郎山(813mピーク)に着いた


     勘太郎山 30cm程雪があった  左側の木の間からに富士山が見えた  陽だまりで昼食にした


     寒いためすぐに755mピークに戻った 東に方向を変えて火打沢右岸尾根を下る


     660m付近の尾根分岐 ぽかぽか暖かい


     600m付近から大野山が見えた


     尾根の先端は5m程の崖になっていた ロープで慎重に降りた


     火打沢下流の堰堤を渡って沢を越えて登山道に出た

     橋の近くにザックを置いて棚沢のボウズクリノ滝45mを見に行った


     棚沢のキャンプ場を抜けるとすぐに大きな堰堤がありそこからボウズクリの滝が見えた
     水に入らないと滝の下に行けないので今回はここで満足した


     揺れる吊り橋を渡って山市場の県道に出た 揺れて結構スリルがあった
     

     歩いて道の駅山北まで戻った



     塩沢大滝から勘太郎山、ボウズクリの滝へのGPSトラック


コースタイム・天気 晴
 道の駅山北8:00―塩沢大滝8:30―不老沢左岸尾根取付10:15―755mピーク11:18―勘太郎山813m 11:35~12:05―755mピーク12:15―643mピーク―火打沢右岸尾根下降―火打沢堰堤14:14―棚沢ボウズクリノ滝14:40―山市場14:53―道の駅山北15:25
                                      歩行時間 6:55、 登り3:35、下り2:09



記録
  道の駅山北から歩きだす。塩沢集落の道の終点より沢に入る。水は少なくて登山靴でも歩ける。台風で道が流された河原を歩き、大棚沢の塩沢大滝40mを右側にみつける。沢の左側を行くとわからないうちに過ぎてしまうから注意が必要。すぐに一つめの堰堤。左側から越える。荒れた河原を歩いて行くと左側に沢が二本流入しており、右に曲った所が出てきた。ここが大久保山への登山道である。
  ここからすぐに二つめの堰堤。堰堤の脇が崩れており少し高巻く。少し行くと左側が大きく崩壊している所に出た。植林された大きな杉林が崩れており、河原に木が散乱している。
標高320m付近の右から入る小沢にも30m程の滝が見えた。小滝の続くナメ沢を過ぎると右手に樫ノ木沢から落ちる30m程の滝が木の間から見えた。
  ここを曲ると右側が広く崩れている大崩壊地である。今にも崩れてきそうである。
  沢分岐より不老沢に入り尾根先端を少し回り込んだ所から尾根に登る。急登であるが笹や小木が生えており尾根に乗ることができた。急な尾根を50m程登ると坂がゆるくなってきた。
  雪が出てきて755mピークに到着。鹿柵に沿って少し登ると勘太郎山813mに着いた。左側の木の間から富士山がきれいに見えるが写真は木が邪魔でうまくとれない。静かな山であるはずなのだが、レーシングカーの騒音が聞こえてきてうるさい。
  木漏れ日の所で昼食にするが、風とお尻が冷たいため早々に切り上げる。755mピークに戻り火打沢右岸尾根に入る。風もなくポカポカと温かい。広く気持ちの良い尾根を下って行くとすぐに尾根先端に着いた。尾根の先端は5m程の崖になっている。左側の比較的下りやすそうな所からロープを使って安全に下りた。チョロチョロ流れる火打沢を堰堤の所で渡って登山道に出た。
  河内川の橋の脇にザックを置き、棚沢のボウズクリの滝を見に行った。水量もあり立派な45mの滝であった。 歩き足りない人もいたので30分ほど歩いて道の駅山北に戻った。 


メンバー: 5人





  


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