川廻し 流入側より
東京湾アクアラインを通り国道410号線から県道81線に入り、札郷トンネルを出た所の清澄温泉跡へ行く予定であったが、あと3kmで通行止め。やむを得ず戻り安房天津より北上してようやく札郷トンネル出口に到着。広場の清澄温泉跡に車を置き小櫃川に入渓。
期日: 2012年4月1日
県道81号線 札郷トンネルの出口広場に車を置く(県道81号線は土砂崩れの為通行止め)
広場の右側より階段を下りて小櫃川に入る
小櫃川本流 洗濯板状のナメ 思ったよりも滑らない
白岩温泉の硫黄源泉と湯ノ花
キンダン川への二俣を右へ
川j廻しのトンネル 流入側より 流出側は崩れていて分かりづらい
枝沢流入点より上流のきれいなナメ 標高155m
枝沢が右より二本続いて流れ込む(二本目 標高160m)
ゴルジュ帯が始まる
ゴルジュのナメ
ゴルジュ 右より小滝の枝沢流入
ゴルジュと地層
ナメの小滝
ゴルジユとナメ
泥がたまった瀞 標高210m
池ノ沢歩道の標識で遡行終了 尾根の作業道を登り民家の脇を抜けて県道81号線にでる。ここから歩いて清澄温泉広場までもどった。
記録
君津市七里川温泉までは渋滞もなく順調に来たが、目的地まで3km手前で崖崩れのため通行止め。やむを得ず戻り、鴨川市まで回って北上し札郷トンネル手前まで行く。一時間のロス。広場に車を置き、ヘルメットを着け靴を履き替えて、すぐ横の階段より小櫃川に入渓。広い洗濯城板状のナメ。昨日雨が降ったためか滑らないで安心して歩くことができ気持ちが良い。気温も上がり寒くはない。
左に川廻し(川のトンネル)や硫黄泉の源泉を見てすぐにキンダン川の二俣に到着。右俣のキンダン川に入る。小石の河原となり、しばらくすると左側に岩が崩れ枯れ木がたまっている所があった。良く見ると上の岩に穴があいている。枯れ木の山を登り大きな穴をくぐると河原に出た。ここが分かりにくいと言われている川廻しであった。流出側はかなり崩れているのでわかりづらい。
この後所々ナメがあり楽しんで歩いて行く。標高160m付近の枝沢が二本流入する大きな曲りを過ぎるとゴルジュとなり、崖に地層の模様が現れる。大岩や小滝も出てきて一層楽しい沢となる。右から滝がある枝沢が流入してきたりして沢登りの雰囲気になってくる。なおも小滝とナメを歩いて行く。
しばらく歩くと砂が堆積した所があり、膝くらいまで濡れたが構わずに歩いて行く。ゴルジュが終わったと思ったら沢が大きく左に曲がった所に池ノ沢歩道の小さい標識が出てきて遡行が終了した。三時間ちょっとの短い時間の沢歩きであった。
ハーネス、ロープは使わなかった。すぐに終わってしまったが楽しい沢であった。ここで昼食にしてその後、左の尾根の作業道を登って四方木集落の民家の脇から県道81号に出た。県道では桜が咲いており春爛漫という感じであり、札郷トンネルまで歩いて帰った。
帰りは安房天津まで南下し鴨川市を経由して房総スカイラインを通って帰った。近い沢なのに崖崩れで結構時間がかかった。県道81号線の土砂崩れは4月から工事が始まるとのことで通行までに六ヶ月ほどかかるとのことであった。
コースタイム、天気 : 晴れ
新保土谷JC=川崎浮島J=(アクアライン)=木更津東IC―(R410)=小櫃(おひつ)=養老渓谷=(R460)=七里川温 泉付近(回り道)7:30=老川=(県道178号)=安房天津=(県道81号)=札郷トンネル前広場8:25~55―キンダン川
二俣9:10―川廻し9:20―160m枝沢出合10:22―池ノ沢歩道標識11:18~54=県道81号12:25=札郷トンネル前13:08 ~15=鴨川市=(房総スカイライン)=君津JC=(アクアライン)=新保土谷JC
登り 3:13、帰り0:31+0:43
メンバー : 二人