晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

湯檜曽川 ・ 東黒沢ウツボキ沢 沢登り

2018-09-30 13:27:06 | 沢登り
ハナゲの滝を登る


期日 : 2018年8月4~5日
メンバー: (L)Akky 他4名

コースタイム、天気 晴
8/3 水上IC =道の駅水上(テント泊)23:05
8/4 道の駅水上6:30=白毛門登山口Ⓟ6:44~7:12―白毛門沢出合7:59―丸山乗越11:06―ウツボギ沢出合11:53―広河原11:58(ツェルト泊)
8/5 広河原6:18―1255m左俣―1615m左支沢9:18―1690m登山道9:37~11:00―白毛門山頂10:17~48―1390m昼食11:30~47―白毛門登山口Ⓟ13:14

   歩行時間 一日目4:46、二日目6:18、標高差1000m、距離 13.4km

山行記録
8/4
 大ナメとナメや登れるナメ滝が続く明るく美しい沢で人気がある東黒沢と、ほとんどの滝が登れるウツボギ沢を訪れた。
 白毛門登山口駐車場から出発。早朝なのにすでに多くの車がとまっている。ハナゲの滝まで続く登山道を歩き堰堤を越えた沢が右に曲がる手前から入渓。すぐに二段4mナメ滝が出てきてその後はナメを登って行く。沢が大きく左に曲がる所に3mナメ滝。左から越えていくと大ナメ滝ハナゲの滝が遥か向こうまで続いている。大きさは地形図によると35x70mにもなる。晴天が続き水が少なく迫力がないのが残念。各自好きな所を好きなように登って行く。玉子岩の下も楽に通過。すぐに釜があり白毛門沢出合の二俣。少しのんびりしていると女性二人と男性一人のグループに追いつかれる。どうやらKamogさんのグルーブらしい。我々は釜を右から回り込んで4x7mナメ滝へ取り付いたが、積極的に水に浸かり楽しんでいる。元気だね。そういう楽しみ方もあるのだ。白毛門沢のトイ状の滝はスライダーで滑り降りて楽しむ所でもある。水が冷たいので我々はパス。


        初めての2mナメ滝


        二段4mナメ滝


        3mナメ滝 この上からハナゲの滝が始まる


        ハナゲの滝


        ハナゲの滝を登る 
 

        玉子岩  楽に通過


       白毛門沢出合 右俣4x7mナメ滝へ


 右俣の東黒沢に入ると5x10mナメ滝。右から楽に越えるとまたもナメが続く。水がキラキラ光り美しい。カーブを曲がるとびっくり。きれいなはずのゴルジュの釜が倒木でいっぱい。従来は釜に浸って越えたが今回は、大きな倒木に乗って楽に越えた。
まもなく二段7m滝。右側から越えるがトラロープが設置されていた。上段はヒョングリの滝で美しい所であるが水が少なく迫力がなかった。さらにナメを行くと、下段6x20mと上段三段3+3+6mの横スライド滝。各自やさしい所を好きな様に登って行く。 上段三段3+3+6m滝はスケールが大きく美しい。
 少し行くと釜を持った二段10x20m滝。岩が赤茶色で美しい。釜を右からへつり右側を登る。下段の取り付きは少し立っているがホールドがしっかりあり難しくない。


        7x10m滝 右から越える


        ゴルジュ  倒木がいっぱい、倒木を渡り楽に越える


        二段7mヒョングリの滝  右側にトラロープが設置されていた


        横スライドの滝下段


        上段の連瀑 3m+3m+6m


  美しい6m滝  左から登る


        二条2m滝


        二段10x20m滝 下段6m 釜を右からへつり登る


        下段6mを登る 


        上段4m 


 赤茶色のナメやゴーロを登って行くと間違いやすい1040m二俣。左俣に入り、狭くなった沢を登ると1085m二俣。こちらは右へ入る。
沢が急になってきておにぎり岩4m滝。直登できる。次のハング3m滝は、右側の岩の間をステミングで、手は挟まった石と上の木に掴まって登る。
 さらに急になった沢を登ると丸山乗越。踏み跡はよく分からないのでコンパスで方向を決めて乗り越す。踏み跡をたどると東に引き込まれるので注意。下りになり沢が出てくると安心。2mから4m滝をクライムダウンして支沢を下ると40分程でウツボギ沢。きれいな大きい沢でほっとする。5m程下流の右岸にツェルトを張って今夜の宿とした。


   赤茶色のナメが続く


        1040m二俣  左へ


        おにぎり岩4m 直登する


        3mハング滝 右からステミングで


        丸山乗越  コンパスで方向を定めて進む


        ウツボギ沢出合付近の快適な天場


 焚火を焚いて、RさんとIさんは釣りへ。二時間ほどたっても帰って来ないので釣れないのかなと思っていると二匹釣ってきた。すごーい。さっそく串焼きにして、更なる成果を待ったらまたもや二匹の戦果。すばらしい。新鮮なイワナをおいしくいただく。ビールがおいしいこと。


        イワナを焼いていただく


        今晩のごちそう   

8/5
ビバーク地から少し行くと釜を持った6x20mのナメ滝。釜は左側をへつる。すぐに二段15x20mくの字滝。ここは登れないので右のカンテを登りテラスをトラバース後少し登り笹をこぎ落ち口の上に出た。
 1255mの右俣を確認して3m前後のナメ滝を登って行く。釜を持った1420m付近の四段6x12mナメ滝の釜は右から釜に入って越えるのが易しい。すぐに3x7mナメ滝。流れの中を滑らずに楽しく登れた。


        二段20mくの字滝


        右側カンテを登りテラスをトラバースして下りる


 四段6x12m 釜を右からへつって取り付く


        3x7mナメ滝

 沢が開けてくると1465m付近の赤茶ザレや笠ヶ岳が見えてきて源頭が近い。角を曲がると赤茶色の美しい二段4m滝や2m滝。二段4m滝は流れの右側を登る。滑らずに登れた。続く3m斜滝は流れの中央を少しだけシャワークライミング。ここも滑らずに登れた。流れが細くなり二段5m滝を登ると水が無くなり笹や草がかぶさった詰めの沢となった。
 1620mの左支沢を逃さないように注意していくと左に少し高くなった支沢があった。高度が少し低かったので少しそのまま直進したが支沢はないので、戻ってコンパスで方向を確認して予定の詰めの支沢と判断した。笹がかぶさった急沢を登ると沢型もなくなり笹原をこぎ予定した1690mの登山道に出た。


        笠ヶ岳が見えて来た


        二段4m滝 滑らずに登れた


        3m斜滝


        笹薮をこいで登山道にでた  
   
 
 登山道は標高が高いのに暑かった。白毛門への下りでは笠ヶ岳や朝日岳に向かう人とすれ違った。
 白毛門で一ノ倉沢などを眺めて休憩の後、急坂を登山口駐車場へ降りた。暑くて汗だらだらになり、東黒沢で頭を冷やして車へ戻った。期待した通り開けたナメの美しくも楽しい沢であった。


         東黒沢遡行図


         ウツボキ沢遡行図








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丹沢 四十八瀬川 勘七ノ沢  沢登り

2018-09-26 19:45:08 | 沢登り
F1-6mを登る



期日:2018年7月27日(金)
メンバー : (L)Akky 他4名

コースタイム、天気 晴
 県民ノ森駐車場8:27―二俣8:50―小草平ノ沢出合9:01―F5-12m 10:50~11:20―昼食11:25~40―930m二俣12:18―1080m大倉尾根12:59―堀山の家13:09~28―二俣14:04―県民ノ森駐車場14:20

 歩行時間5:32、登り(二俣→大倉尾根)3:45、(参2:45)下り(大倉尾根→二俣)1:05、距離6.8km、標高差550m、累積標高+760m


山行記録
二俣から少し行き入渓。堰堤を越えて小草平ノ沢に入り込まないように注意して勘七ノ沢に入るとすぐにF1-6m。ここは結構難しい(Ⅳ級)。以前は、流れ側にスタンスを見つけて登っていたが、今回は三角の窪みから直に登った。三角窪みに足をかけ左足を少し上のスタンスにかけ上がると、上のスリングに届く。今回はスリングを掴んでしまった。ここはロープで確保した。みんな楽勝で登ってきた。


       小草平ノ沢出合


       F1-6m 左壁を登る


       その1


       その2


       その3


       落ち口より

 次のF2-7m(Ⅲ級)は右側リッジを棚まで登り、その上はやや左側を登る。岩がもろいので注意して登る。
大堰堤を右から巻くとF3-7m斜瀑(Ⅲ級)。下の釜を右からへつって右壁を登る。へつるのがやや難しいが残置ロープがあるので落ちずに通過できる。右壁は易しい。
白いナメを気持ちよく登るとF4-二段3m+10mが豪快に水を落としている。3m滝を登りトラバースしてチムニー状を登る。(Ⅲ級)トラバースはシャワー状態で気持ちが良い。チムニーの上部はロープもある。


       F2-7m右壁を登る


       大堰堤を右から巻く


       F3-7mの釜をへつる


       F3-7m釜のへつり


       F3-7mは右壁を登る


       F4-3m+10m トラバースしてチムニーを登る チムニーの上部はロープがある

 
 この後堰堤を五基越すと二つ目の核心部、F5-12m直滝。(Ⅲ級+) 左からテラスに登り、その後ハングを回り込んで流れの左壁を登る。テラスを通過する際上部の岩が少し邪魔で支点を取って慎重に通過。 ハングの上は、スタンスは流芯側に安定した所がある。少し登ると傾斜が少し緩くなりホールドを探して楽しく登る。高さがあるので下から見ると怖そうであるがガバやカチがあるので安心して登ることができる。上部も結構ハーケンがある。ここもロープで確保。


       F5-大滝12m 左壁を登る


       F5-12m その1 棚をトラバースして支点を取る


       F5-12m その2


       F5-12m その3


       F5-12m その4


       F5-12m その5


       F5-12m その6 

 ゴルジュの滝は3mや5m、3mトイ状などを楽しく登って行く。ゴルジュが終わるとF6-6mナメ滝と壊れた堰。左から楽しく登る。F7-4mナメ滝とF8-4m四段を登ると沢登りは終了。


       ゴルジュ3m滝、上に5m滝


       ゴルジュ5m滝


       ゴルジュ3m倒木の滝


       4m滝


釜と3mトイ状滝


       3mトイ状滝は突っ張りで登る


       F6-5m黒滝と堰堤


       3m滝


       F7-4mナメ滝


F8-4段トイ状


       登山道に出た


 930mから右のガレの急坂を登りトラバースして安定した尾根に取り付き一安心。ガレガレで落石が怖かった。尾根を登って行くと植林帯となり作業道がありトラバースして1080mで大倉尾根の登山道に出た。本当は940mの二俣を右に入る予定であったが早く取り付いてしまった。940mの二俣を右に入るルートが楽に登れるようだ。堀山の家から立派な道を下り二俣に戻った。


        勘七ノ沢遡行図


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西丹沢 神之川岩水沢・絵瀬尾根下降  沢登り

2018-09-20 16:29:40 | 沢登り
F1-14mを登



期日:2018年7月20日(金)

メンバー: Tさん(L)、Akky、他3名

コースタイム、天気 晴
 日蔭沢橋7:07→広河原7:57→岩水沢出合(入渓)8:26→左俣10:30→岩清水(昼食)11:07~27→1205m絵瀬尾根12:32→1148mP→978mP 13:00→伊勢沢14:45→720m幅広滝→伊勢沢出合→林道15:30→日蔭沢橋16:03

歩行距離 11.6km、時間8:57、登り(岩水沢出合→伊勢尾根)3:46(参3:12)、下り(絵瀬尾根鞍部→伊勢沢出合)2:13(参2:25)、標高差665m、


記録
マイナーの沢であるが初めての沢で、グレードが一級上と面白そう。 
 日蔭沢橋トイレ脇の路肩に駐車。広河原まで50分歩き、道標から堰堤を渡って沢に下りた。左岸河原を歩き大岩がある所の対岸が岩水沢出合である。岩水沢右岸出合には、遭難救助のための標柱があった。木が茂り暗いゴーロの入り口である。左岸の尾根は地蔵尾根の標識があった。


       広河原の原生林標識


       神之川の大岩

       
        岩水沢出合 標柱がある


       標柱 暗い感じの沢


       右の尾根は地蔵尾根

 5分程登るとF1-14mが見えて来た。ここはロープを引いて左のルンゼを登る。上部は右側流心を登った。難しくはない。次のF2-7mはリーダーが先頭で流れの中をシャワークライミング。暑かったので気持ちが良い。3mナメ滝も流れの中を登る。840m付近には縦縞のきれいな地層が出ていた。すごいな。



       F1-14m 左のルンゼを登る


       F1-14mを登る その一


       F1-14mを登る その二


       F1-14mを登る その三 上部は流心を登る


       F1-14m 落ち口より


       F2-6mを登る


       F2-6m落ち口より



       840m付近のきれいな縞模様の地層

 しばらくゴーロを行くとF3-17mが迫力を持ってお出迎え。この滝は登れないので右壁窪を登った。ここもロープを引いて登った。一ヶ所ステップが遠い所があったが難しくない。すぐにF4-二条5m。左壁を登る。途中に棚があり、その上は流れ側にステップを見つけて登った。ここもロープで確保。


       F3-17m 右側の窪を登る


       F3-17m 右側窪を登る


       F3-17m落ち口より


       F4-二条5m


左の角から登る


       上部を登るTGさん 

 F5-6mトイ状や小滝をたのしく登って935m二俣を左に入るとF6-二段7m。ここは左壁を登る。滑るとのWEBが多いが、全く滑らず易しかった。
その上がすぐにF7-5m+二条4mの連瀑。ホールドもしっかりあり楽しく登れる。ナメを登ると期待の岩清水3m滝。暑いので飛沫を体に浴び冷却。冷たく気持ちがいい。


       F5-6mトイ状


       F6-二段7m 左壁を登る


       F7-5m下段


       F7-二条4m上段  


    岩清水3m滝

 昼食の後、スラブやトイ状3m滝を登ると沢の終点の崩落地。右の急斜面に取り付き木に掴まりながら斜上して支尾根に上がる。泥壁が崩れそうで怖かった。支尾根を登り、絵瀬尾根鞍部1205mに到着。コンパスで方向を合わせて下るが、前回と同じように1030mと880mで間違ってしまった。本当にこの尾根は難しい。最後は800mで方向を合わせて尾根を下り予定した伊勢沢に下りた。



   3mトイ状


       同じく3mトイ状


       沢の終りの土壁 右尾根に取り付く


       急な支尾根を登る


       絵瀬尾根鞍部に着いた


        岩水沢遡行図



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大菩薩 ・葛野川 釜入沢 沢登り

2018-09-02 17:29:53 | 沢登り
三段14m滝


期日:2018年7月14日(土)
メンバー : Akky 他7名

コースタイム、天気 晴
 大月IC=深城ダム駐車場9:00~50―入渓点10:10―710m二俣10:58―(左俣)―11:52~12:12(昼食)―奈良倉山西作業道13:23―1220m 南西尾根13:41―(南西尾根)―深城ダム14:52
 歩行時間4:42、登り(ダム→南西尾根)3:31(参4:15)、下り(尾根→ダム)1:11(参 不明)、距離5.8km、標高差610m、

記録
 深城ダムから出発。釜入橋左側の法面沿いの階段を登りコンクリートが終わった660m付近から右の踏み跡を下る。急坂を下って沢に入渓。ここはコース一番の難所としているWEBの記事があったのでロープを二本準備したが杞憂であった。
 すぐに2.5m滝が出てきて楽しく登って行く。続く 2m滝やナメを登って行くと700m二俣、左に入ると二段4m滝。この滝も左側を楽しく登れる。流れの中を登る人、左側を登る人など楽しそう。ナメやトイ状滝を登ると710m二俣。2m滝がかかる左俣に入ると連瀑帯の4m滝。ここは右側を登ると次の5m滝。左側が易しいがあえて右側を登る人もいる。楽しんでいるね。釜入沢は滝が順層でホールドがしっかりある。次の5mナメ滝は中央部を登る。倒木があるのが残念。


       深城ダム


       釜入沢への降下道


       最初の2.5m滝  右から登る


       2m滝


       700m二俣 左俣へ


       左俣の4m滝を登る


       710m二俣 ここも左俣へ


       連瀑帯、奥に4m滝がみえる


       連瀑帯一段目4m滝  右側を登る


       次の5m滝  左側が易しい


       5mナメ滝  中央が易しく登れる
  

 小滝を登って行くと核心部三段14m(5+5+4m)滝。WEBによると上段4mが難しく巻いたとか、ホールドがあり簡単に登れるなど色々なの情報があった。下段5mは左から簡単に登れた。続く中段5mは右側が易しい。最後の上段5mは、右側も左側もホールドがあった。全員が楽しく登れて拍子抜けした。


  三段14m滝


       下段4m滝 左が易しい


       中段5m滝 右側が易しい


       上段5m 左側が易しい

 二段3mS字滝、4mY字滝もナメ滝で楽しく登った。倒木で荒れている小滝を登ると4mトイ状滝。易しい。
 少し行くと3mナメ滝と二段5m大岩の滝。大岩の下にカモシカがじっとこちらを見ていたが、登って行くと逃げて行った。3m滝は左側を登った。
 940m付近で植林帯が出てきて、970m付近からガレとなり、急坂を登って行くと5m滝。木の根があり流れの中より右に上がる棚を登ることができた。すぐに湧水の3m滝。右側から回り込むと湧水地があり沢登りも終了。


       4mY字滝


       二段二条2+2m滝



       二段5m滝、カモシカが見ている 上に大岩の滝


       大岩3m滝  左側を登る


       源流下の5m滝


  源流の2m滝

 10m程登ると1590m付近で作業道にすんなり出た。10分ほど歩いて奈良倉山南西尾根に出てここを下り、深城ダム駐車場まで戻った。
 圏央道が渋滞するので一般道で帰った。


       作業道に出た


       釜入沢遡行図
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安達太良 杉田川  沢登り

2018-09-01 13:48:23 | 沢登り
ゴルジュ8m滝を登る


期日:2018年7月9日(月)

メンバー:(L)Akky、他1名
コースタイム、天気 晴
 東北道本宮IC=安達太良温泉=遊歩道駐車場9:00~27―入渓点9:55―1000m昼食11:17~46―1060m二俣12:24―終了点赤テープ13:05―仙女平13:44―駐車場14:54

 歩行時間5:27、登り(駐車場→仙女平)3:48、下り(仙女平→駐車場)1:10、距離9.0km、標高差550m


記録
 遠藤ケ滝不動尊にお参りして出発。遊歩道の五番目の壊れた橋から入渓。赤茶ナメが続き歓声を上げる。長いトイ状滝が出てきた後、ゴルジュの4m滝。左側を登ると落ち口に古い鎖が短く残っていた。修行時代の残りなのであろうか。少し行くと8m滝。ここも左側を登る。難しくない。次の6m滝は右側を登るが、上部がスラブとなっており、細かいホールドを拾って登った。少し難しい。2m滝を登るとハイライトの一つの梯子のある8m滝。ここも左側を登る。高さがあるので慎重に登り、上部にある不安定な梯子を使って乗り越す。梯子がしっかりしていないため怖い。小滝を登ると釜のある二条8m滝。水流の少し右側から登り左にトラバースして越えた。ホールドがしっかりあり楽しく登った。



       遠藤ヶ滝不動尊にお参りして出発


       遠藤ヶ滝奥の院石室


       五番目の崩れた橋を渡って入渓


       3mナメ滝


       長いトイ状滝


       長いトイ状滝上部


       ゴルジュ4m滝 左岩壁を登る


       ゴルジュ4m滝を登る



       ゴルジュ8m滝 左岩壁を登る


       ゴルジュ8m滝を登る


       上部は梯子を登る


       釜のある二条8m滝を登る 流れの右側を登る

 4mトイ状ナメ滝と三角滝、二段4m、二段の釜を持つ3m滝や3mヒョングリの滝、3mトイ状滝、4mジャグジー滝、2m両門の滝を楽しく登って行く。ゴルジュとなり釜がある2m倒木滝。右側スラブ状部の笹を掴んでトラバース。
 前方に釜がある二段4mが見えて来た。釜の右側を行くが、ホールドがなく厳しく腰まで浸かれば突破できそう。 釜の左側ヘツルのも難しそうに見えた。やむを得ず右側から大きく高巻き4m滝とともに7mY状滝も一緒に巻いて1060m二俣に懸垂降下。
 このゴルジュの突破方法を後で、WEBで調べてみたら4m滝は左側をへつり、続くY状滝も左側をへつって突破するのが一般的であることが判明した。甘く見てよく調べなかったのが敗因。大いに反省。


       3mナメ滝


       3mヒョングリの滝


       2mジャグジーのような滝 右側を登る


       釜がある倒木のある滝  笹を掴んでトラバース


       釜がある二段4m滝 釜の左側をへつるのが正解  7mY状滝も高巻いてしまった


       1060m二俣へ降下  

 1060m二俣でもう二俣に来たのかとびっくり。少し行くと最後ハイライト二段10mナメ滝。左側から楽しく登って滝登りは終了。ちょっとあっけない。18分ほど歩くと赤テープがあり遡行終了。
 右側の登山道に上がり不明瞭な廃道をたどり仙女平を目指す。仙女平から表登山道となり道がはっきりした。
865m付近より駐車場へショートカットするためコンパスで方向を決めて広い尾根を下り、作業道が左カーブする所から再度駐車場を目指して林の中を降りた。踏み跡はなかったが目標とした所にバッチリ着いた。


       二段10mナメ滝  左から登る


       赤テープの所より登山道に上がる


       不明瞭な踏み跡をたどり仙女平に無事到着  ここから登山道で道は明瞭


       杉田川遡行図
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