燧ヶ岳より熊沢田代に下る
御池より燧裏林道を通り三条ノ滝、平滑ノ滝を見学して見晴キャンプ場でテントを張る。おいしい夕食で盛り上がる。
翌日は見晴新道を燧ヶ岳に登った。至仏山、尾瀬ヶ原、尾瀬沼が良く見えた。俎から熊沢田代 上田代御池へと下った。熊沢田代の眺めは素晴らしかった。
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御池駐車場を出発
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御池田代
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上田代
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裏燧橋
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段吉新道分岐
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三条ノ滝
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平ナメノ滝 (落差71m)
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見晴への道で
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18日 見晴キャンプ場を出発
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見晴新道分岐 右は尾瀬沼
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1800m付近の急坂
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尾根の大岩
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もすぐ頂上 2300m
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柴安より尾瀬沼を望む
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尾瀬ヶ原を望む
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俎と尾瀬沼を望む
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柴安を下る
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俎より柴安を望む
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爼
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女峰山と尾瀬沼を望む
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熊沢田代と会津駒ヶ岳
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熊沢田代
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熊沢田代より平ヶ岳、中ノ岳、駒ヶ岳、荒沢岳を望む
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爼を振り返る
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広沢田代にて
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御池田代の木道に出て ホッとする
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尾瀬 燧ヶ岳ル―ト
コースタイム・天気
9月17日 雨後曇
東名用賀5:53==東北道(川口JC)6:57==羽生SA 7:30~7:45==西那須野塩原IC 8:51==道の駅坦島9:45~9:53==御池駐車場11:00~11:50――上田代(昼食)12:25~12:45――裏燧橋13:34――段吉新道分岐14:22――三条ノ滝分岐14:50――三条ノ滝展望台15:00~15:10――三条ノ滝分岐15:16――平滑ノ滝15:50――尾瀬ヶ原温泉休憩所16:10~16:20――見晴テント場16:50
歩行時間4:30
9月18日 晴
起床4:00、発5:45――(休憩6:35~6:40、7:20~7:30、8:50~8:55)――柴安(昼食)9:55~10:20――俎10:50~11:00――熊沢田代12:12~12:30――広沢田代13:20――(休憩13:45~13:55)――御池駐車場14:25==燧ノ湯15:00~16:15==道の駅坦島17:20~17:40==西那須野IC 18:30==横浜町田IC 22:30 登り4:05、 下り3:35
記録
9月17日
東京を抜けて北上すると段々天気が悪くなり、塩原付近はドシャ降りであったが、御池では青空も見えてきた。うれしい。晴れ男が勝ったようだ。しかし段々黒い雲が多くなってきてパラッと降りだしたがやみそうな気配。カッパを着けて歩きだす。
皆ザックが大きく今夜はおいしい夕食に期待が集まる。駐車場はやや車が少ないようだ。樹林帯を過ぎ御池田代、姫田代と歩いて行く。まだ草紅葉には早いようだ。上田代では傾斜湿原の上に平ヶ岳が見えると言うが今回は残念ながら見えない。すれ違う人も少なく、静かな樹林帯をのんびり歩いて行く。裏燧橋、段吉新道分岐を過ぎ、岩の道を下ると三条ノ滝展望台に着いた。
落差100m幅30mあると言われている豪快な滝だ。木が茂って下が良く見えないが落差といい幅と言い、豪快な滝だ。上から見ても迫力があるのに下から見ることができたならもっとすごいだろう。木の階段や岩ゴロの道を登り返し平滑ノ滝に行く。与作岳の溶岩流が押し出されてできたスラブ滝という。上から見ると平に見えるが、落差は70mmもあるという。下から撮った写真を見ると迫力があり下から一度登ってみたいと思った。
尾瀬ヶ原温泉休憩所で休んで歩きなれた道を通り見晴キャンプ場に着いた。テントではみんなで乾杯した後おいしい食事をいただいた。焚火ができないのが残念であった。
9月18日
ほぼ予定の時間に出発準備ができた。今日は予報が外れて天気が良くなりそうだ。尾瀬沼への立派な木道から見晴新道に入り沢状の樹林帯の道を登って行く。1800m付近より大岩が出てくると急坂になり肩のザックが重くなってきた。2130m付近で振り返ると尾瀬ヶ原と至仏山が見えるようになってきた。左の結構高い大岩を過ぎると沢道から尾根道となり尾瀬ヶ原が良く見えるようになってきた。
中学生の一団に遭遇する。空身であるが結構きついという。女性陣は荷物が多いせいか結構つらそうであった。
頂上(柴安)や尾瀬沼が見えてからは元気が出てきて一気に頂上(柴安)に着いた。雲が大分出てきたが、平ヶ岳、景鶴山、会津駒ヶ岳、女峰山などが見えた。眼下に見える尾瀬ヶ原は草紅葉にはまだ早かった。重いザックを背負って燧ヶ岳に登ることができて皆満足そう。
急な岩の道を下りてまた登ると爼に到着。三角点はこちらにある。再度展望を満喫して熊沢田代へと下った。岩ゴロの道は歩きづらい。
一時間で熊沢田代に到着。木道の両側に地塘がありすばらしい眺め。青い池の上に平ヶ岳、中ノ岳、越後駒ヶ岳、荒沢岳が見えた。ここでテントを張りのんびりしたいと思った。さらに急な滑りやすい岩ゴロの道を下って広沢田代から御池田代の木道に着いた。歩きやすい道になりホッとした。
温泉かけ流しの燧の湯につかり汗を流して帰った。三連休であるが東北道は思いのほか渋滞は少なかった。
感想
心に沁みる光景 Y.H
柴安目前で返り見た尾瀬ヶ原から至仏にかけての眺望・・・俎から見下ろした尾瀬沼の輝き・・・喘ぎ登り喘ぎ下って熊沢田代から見上げた湿原から山頂部の広大さ、穏やかさ・・・目に沁み・肌に沁み・心に沁みる光景でした。
本当に久し振りに荷を背負い、時間を掛けて山に入りましたが、やはり山はそれだけのことを返してくれるものだ・・・と山の良さが蘇りました。
今回が入会後の初(本格)山行。足慣らし山行で膝にきて足腰の衰えを痛感させられ、非常に不安な気持で臨みましたが、アドバイスや励ましを戴いた事前山行のメンバーや今回同行のメンバーの皆さんに助けられ、また“天”も味方してくれて、無事終えることが出来ました。
これからも皆さんと山行を重ね、素晴らしい情景を心に残していきたいと改めて思っています。
それにしても山の天気は入ってみないと解らない。日が近づくにつれ天気予報は悪くなり、道中は豪雨で、気が滅入る有様でした。ところが、テントは濡れることなく、翌日は超快晴。14名のメンバー全員が晴れ男・晴れ女に違いないと、(今後の為に)皆さんの顔を記憶に刻ませてもらいました。(笑)
重いザック K.T
「えー、こんな重いんだ」ザックの重量14.6kg。今まで担いだのは7kg。「倍だよ。どうしよう大丈夫かな」みんなに迷惑かけずに歩けるかな。不安先行の幕開け。しかも起きたらすごい降り。幸い家を出るときはやんでいた。集合時間10分前に全員乗車しいざ出発。
高速を降り桧枝岐に向かう途中降り出す。雨が激しくなる。リーダー「民宿泊まって登れたら明日登るか。」決めたならそのとおり実行すると思いこんでいたので、心の中で「賛成。」しかし福島に入ると雨やむ。御池から歩きだす時怪しくなり全員雨具着用。雨に濡れずに汗にまみれて行進。休憩で雨具をとり生き返る。予定の見晴のテント場に着き設営、食事準備、夕食。互い違いのめざし状態で就寝。
翌日は天が昨日のことを詫びるかのように晴天。燧ケ岳登って尾瀬ヶ原見下ろし、尾瀬沼に「うっとり」最高の一日。
こんなプレゼントくれたリーダー、サブリーダー、担当の方、山行管理の方、ご一緒した皆様、山の会の皆様に「感謝!」「感謝!!」ありがとうございました。
費用
ガソリン代 720÷8×140×3=37800円 高速代 6600×3=19800円
駐車代 1000×3=3000円 テント場所代 800円/1人 その他 4800円
車両使用料 3000円/人 入浴代500円/人 計9000円/1人
メンバー: 14人