晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

クワンナイ川  沢登り

2022-07-29 11:57:08 | 沢登り

        再び滝ノ瀬13丁の大ナメが続く

期日:2017年8月23~25日                  
メンバー:(L)KMさん 、MSさん、Akky

コースタイム・天気
8/23 曇一時雨 
天人峡 清流橋Ⓟ 6:20→ゴルジュ7:45→840m沢出合(昼食)11:40→カウン沢出合(泊)13:30
   
時間7:10、距離9.1km、標高差395m、累積標高差+798m

8/24 曇後雨 
カウン沢出合6:50→魚止ノ滝8:10→8:20→F2-10m(滝ノ瀬十三丁始り) 8:26→滝ノ瀬13丁終→F7ハング滝10:34→二段20m11:53→F10スダレ状11m13:03→登山道(天沼付近)15:31→ヒサゴ沼避難小屋(泊)17:30
      
時間 10:40、距離9.2km、標高差875m、累積標高差+1208m

8/25 雨時々曇り(風強し)
 ヒサゴ沼避難小屋8:00→化雲岳9:36→小化雲岳(ポン沼)11:10→第二公園12:39→第一公園13:35→滝見台15:40→天人峡温泉登山口16:44~17:00→清流橋Ⓟ 17:14
   
時間 9:14、距離16.1km、標高差1374m、累積標高差-1785m

   合計 時間26:54、距離34.4km、標高差2644m

記録及び感想
8/23 
 羽衣トンネルを抜けた清流橋駐車場から出発。予報通り天気は曇で心配が残る。橋から見る水量はマズマズ。清流橋駐車場の少し上流の天人橋から踏み跡をたどり林道を確認して進む。


        清流橋駐車場の反対側から林道跡に入る

 ボンクワンナイ川出合から入渓。結構水量が多い。渡渉はストック二本の方が良い。一時間半程でゴルジュ。結構急流で右岸の巻道を探しながら行くが分からなくなり少し上がり過ぎたので下って踏み跡に入る。笹をかき分けて進むとゴーロの河原に出て突破できた。河原歩きが行き詰まると渡渉。何回も繰り返す。膝の上まで水が来た所もあり大変だった。広河原を過ぎて標高810m大岩付近からへつりとなり沢登りらしくなってきた。


        ポンクワンナイ川から入渓


        標高618m 支沢流入、ゴルジュ始まる


        コルジュ、左側を巻いて行く


        巻道を少し登る


        少し巻いて懸垂降下 


        巻きが終り沢に出る  奥に柱状節理


        柱状節理 崩れているところもある


        標高675m  渡渉 水が多くストック一本では苦労する 


        標高680m ゴーロを行く


        標高780m 広河原で渡渉


        標高830m 急流のへつり


        標高850m 急流のヘツリ


        標高850m ヘツリを振り返る   

 河原歩きに飽きてきた頃標高975mカウン沢出合に到着。左岸に三ヶ所天場があった。フキが引いてあったので足してツェルトを張る。枯れ木を集めて焚火を起こした。この後、お二人はさっそくオショロコマの釣り。入り食いだが結構逃げられたとの事。餌の虫がなくなったのでおかずのチクワを餌にして再度釣りを開始。これが素晴らしく25cmくらいの大きなのが二匹もつれた。合計5匹釣れたのでS字鍵にかけて焼いていただいた。切り干し大根、チクワの煮物、みそ汁、焼き魚とご飯で豪華な夕食。酒もはずんだ。
 16時過ぎに合計211才になるという三人組が登ってきた。ずいぶんかかったので明日登れるのか心配になった。


        標高975m カウン沢出合を渡渉


  オショロコマを焼いていただく 


        楽しい夕食


      一日目GPSトラック ①


        一日目GPSトラック ②

8/24
 4:30に起きて6:50に出発。すぐにインゼル。大石と倒木が少ない東の支流をたどる。大岩と倒木を避けて西寄りから沢に降りてゴーロを歩いていく。途中の瀞でオショロコマが数匹泳いでいて我々が行って逃げなかった。


        カウン沢出合 直進 カウン沢、右 本流 右へ
 
 1時間20分後に期待のF1魚留ノ滝10mが見えて来た。幅も高さもあり立派な滝。右側を巻いた。しっかりした巻道があった。上のナメは結構傾斜があり、藻が生えていたので慎重に歩く。靴はフェルトであるが場所によっては滑る所があった。


        F1-10m魚留ノ滝


        右側から巻く


        巻き道を登る


        魚留ノ滝の上


        3mナメ滝 

 200m程行くとF2-10m幅広滝。ここは左から登った。F2からは、期待した大ナメの滝ノ瀬13丁が始まる。滝ノ13丁は14kmも続く。楽しみながら登って行くと標高1170m二俣にはF3-3m(本流)と二段15m(イチョウ沢)の滝が懸かっていた。思わず歓声が上る。F4-4mナメ滝を越えると青い大釜があるF5-3m。かなり深そう。周りには残雪もあり水は冷たい。


        F2-10mナメ滝  落ち口の標高1095m


      30mナメ滝下部  滝ノ瀬13丁始まる


         30mナメ滝中間  結構傾斜がある


      30mナメ滝上部


        3mナメ滝


        標高1170m二俣ノ滝  左F3-3m本流、 右二段15m滝イチョウ沢からの滝


        二段15m滝


        F3-3mから上流のナメを望む


        45m程のナメ滝が続く 


        標高1220m  F4-4m滝


        標高1242m F5-3m 大釜のあるナメ滝

 15度程の急傾斜のナメを90m程登るとF6-9m幅広滝。結構まだ水量があるので水流右側の階段状を登る。横からは傾斜が30度に見えた。標高1280mで大岩ゴーロとなり滝ノ瀬13丁の大ナメは終り。地形図からは岩が載ったナメがハング滝近くまで続いているように思われた。


        F6-9m幅広ノ滝


        右側を登る


        標高1280m ゴーロが出てきて滝ノ瀬13丁終

 250m程行くとF7-11mハング滝。滝の裏側がぬれずに通れた。右岸の小沢状ルンゼを登って巻いた。途中で5m程の岩場があり残置ロープがあったがザックを置いて、から身で登り、後でザックを引き上げた。泥んこになってしまった。


        F7-ハング滝11m


      滝の裏側をくぐる


        右岸を戻って巻く


        巻道の5m岩場 ロープがある

 500m程登るとF8,9-二段20mの豪快な滝。左岸に巻道かあった。滝の上には平な天場があった。300m程行くとF10-11mスダレ状滝。幅が広いスダレ状で美しい。この上に15m階段状滝。左側から楽しんで登る。これで滝は終了。



        F8,9ー二段20m滝


        右側から巻く


        F10ー11mスダレ状滝


        正面から


        階段状滝15m


        3m小滝

 標高1530m付近で左側の巻道に入り緑のお花畑を登り再度沢に出てミヤマキンポウゲやミツガシワ、ハクサンコザクラなどのお花畑の道を登って行く。大岩が出てきて天沼南の登山道(日本庭園)に出た。風が強く寒い。チェンスパイクを着けて雪渓を下り、水を汲んでヒサゴ沼の避難小屋に到着した。小雨で結構ザックがぬれた。
 すでに大学生8人が下で食事の準備をしていた。少しあけてもらって我々も食事をして衣類を乾かして早めに寝た。本日は10時間40分の行動時間であった


        標高1570m源頭


        シナノキンバイ


        標高1655m お花畑


        イワイチョウ


        お花畑の向こうに大岩


        エゾコザクラとイワイチョウの群落


        エゾコザクラ


        色付いたウラシマツツジ


        標高1840m天沼南の登山道に出た


        ヒサゴ沼が見えてきた


        標高1690m ヒサゴ沼避難に到着


        二日目 GPSトラック

8/25
 今日は降ったりやんだりの天気予報。風が強いとの事が気になる。リーダーが体調不良でめまいがするとの事で出発を八時に遅らせる。ワンゲルの大学生は6時に出発。30分後くらいに急に雨が降ってきたが程なく止んだ。我々も暖かいスパゲッティを食べて風が強い中出発。カッパを着ているのでそれほど寒さは感じないがガスでせっかくの景色が見えないのはつまらない。フェルトの沢靴にチェンスパイクで登る。


       標高1680m 化雲岳分岐 化雲岳へ


        標高750m ヒサゴ沼を振り返る


        イワキキョウとチングルマの花穂


        化雲岳


        お花の女王コマクサ


        小化雲岳のお花畑 イワキキョウの紅葉 

 化雲岳では写真を撮って早々に下る。まだ風が強い。吹き曝しの稜線で気持ちがなえる。天気であればコマクサやチングルマの花穂などがきれいに見えるのに。小化雲岳の先で急に風が強くなって吹き飛ばされそう。ストックで耐風姿勢を取りやり過ごす。この後徐々にハイマツが出てきて笹も加わり風の影響は受けなくなった。
 登山道は、水が流れてまるで沢のよう。沢靴にチェンスパイクは大正解。登山靴はさぞかしビショ濡れだろう。標高1390m付近から沢が出てきて登山道に水がなくなり歩きやすくなった。第二公園に続き第一公園から木道となりワタスゲやギボウシ、キンコウカなどがまだ咲いていた。


        沢のような登山道


        第一公園三角点近く ギボウシ


        ギボウシ、シラネニンジン、コガネギク


        コガネギク


 天人峡4.5kmの標識が出てからもダラダラの下りである。ようやく滝見台に到着。羽衣ノ滝七段落差270mは二番目に高い滝との事。 (一番目は称名滝 落差350m) 滝見台から見た滝はすばらしい。ここからジグザクの道を30分ほど下って登山口に到着。長い下りであった。自分が清流橋登山口の車を回収して、すぐ近くの天人閣のかけ流しの温泉(ナトリウム- 硫酸塩泉)に入り三日間の汗を流した。
 旭川に出て大雪地ビール館で地ビールとジンギスカンでお腹を満たした。たまらない味であった。


        羽衣ノ滝


        天人峡温泉登山口に無事到着 
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丹沢 : 大滝沢 ・地獄棚沢  沢登り

2019-10-10 18:52:39 | 沢登り
F5-二条四段16m


期日:2019年10月6日(金)
メンバー : Akky, Tさん,TSさん, 他4名

コースタイム、天気 晴時々曇
 大滝橋駐車余地7:58=マスキ嵐沢出合8:28=地獄棚9:02~13=右岸尾根取り付9:15~820m(引き返す)9:40=尾根下降(770m)10:21=沢(F2-7m下)10:29(730m)=F5-二条四段16m 11:24=790m右俣11:32=二段6m黒滝11:50=872m尾根取り付11:58~12:13=955m登山道(昼食)12:30~50=大滝橋Ⓟ14:03
歩行時間5:43、距離7.5mkm、標高差505m、累積標高+648m


記録
 大滝橋のゲートを過ぎた所に車を置いて出発。堰堤を越えた所から大滝沢に入り地獄棚に向かう。途中で沖箱根沢F1-15mを見学。15mでも迫力がある。12分ほどで地獄棚に着いた。落差は45m又は50mとの事であるが、高すぎて落ち口が見えない。地形図では35m程と推定される。どの値が正しいのか調べることはできなかった。エイドクライミングで登る人がいるようだ。又左岸を巻く人もいる。我々は一般的な50m戻った右岸尾根を登り巻く。



          マスキ嵐沢出合より大滝沢に入渓


          沖箱根沢 F1-15mを見学


          地獄棚50mにて記念撮影

 Tさんを先頭に尾根を登る。単純に踏み跡をたどったので820mまで登りすぎた。760m辺りで右に山腹を進む細い踏み跡があるが、見落としてしまった。現在地を確認して770m尾根分岐まで戻る。770m尾根から北西の尾根を下り、F2-7m二条ナメ滝の下に下りることができた。一安心。地図読みは難しい。



          50m戻り右岸尾根に取り付く


          820mまで登りすぎたので引き返す


          770m尾根分岐から北西尾根を下り、F2-7m二条ナメ滝の下まで下りた


          下ってきた尾根 ロープなしで下りられる 

 F2-7m二条ナメ滝を登ると二番目核心部F3-13m。結構迫力がある。岩は濡れているが滑らず登れそう。流れの右側をYAさんがリード。中間支点がなく不安そうであったが無事に登り切った。右側はホールドもしっかりあり難しくなかった。
 次のF4-11mくノ字滝はTさんがリード、シャワークライミング。ナメ滝なのでロープなし。途中で落石が有ったが左側を登っていたので影響はなかった。



          F2-7m二条ナメ滝 右側を登る 滑りはない


          F3-二段13m、右側から登る


          F3-二段13mをリードで登るYAさん 中間支点はない


          F4-11mくノ字滝、シャワークライミング

  三番目の核心部F5-二条四段16mは右側の流れに沿って楽しく登ることができた。最後上段3mトイ状滝は滑っておらず歩いて登ることができた。
 すぐに790m二俣。三条11m滝、トイ状7m滝などを楽しく登って行く。最後の二段6m黒滝は、上段が難しい。ロープで確保して登った。これで沢は終わりで短くて少し物足りない。
 872m支沢出合より北尾根を登り登山道に出て昼食にした。満足して大滝橋ゲートまで戻った。新規の沢は面白い。


          F5-二条四段16m


  F5上段3mトイ状、歩いて登れた


          右俣 三条11m滝 右から


          上段は中央又は左から登る


          トイ状7m滝


          5mナメ滝


  最後の滝 二段6m黒滝


          872mより北尾根を登る



         地獄棚沢遡行図



  


          
          

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東北吾妻連峰: 前川大滝沢 沢登り

2019-10-04 12:56:57 | 沢登り
滑川大滝100m



期日:2019年9月26,27日(木、金)
メンバー : Akky, Yさん

コースタイム、天気 晴
9月26日
 関越道、上信越道=吉井IC=Y宅14:26=高崎JCT=北関東道=岩船JCT=東北道=福島飯坂IC 17:43=ヨークベニマル(夕食)18:00~30=峠駅(テント泊)19:30
9月27日
峠駅5:58=滑川橋Ⓟ6:13~45―滑川大滝7:43~8:10―ホラ貝沢9:11―吊橋下11:08―樋木沢11:57―入道ノ沢出合12:11―登山道(昼食)12:20~39―大滝展望台14:09―滑川橋Ⓟ14:33~54=飯坂温泉波来湯16:00~33=福島飯坂IC 16:45 

歩行時間6:05、沢登り4:10、下り 1:54、距離8.2km、標高差530m、累積標高差+621m

記録
 滑川橋から入渓。大岩ゴーロを行くと釜を持った三段15mの滝。釜のへつりのバンドで狭くなっている所があるので落ちないように注意。赤い岩から豪快に水を落としている。上段10m滝も幅と高さがあり、上部にカモシカ沢三段15mを合わせてすばらしくも豪快。左側を楽しく登って行く。




          滑川橋から入渓、初めの5mナメ滝


          釜を持った三段15m滝


          上段10m 楽しく登る


          右よりカモシカ沢三段15m滝が流入


          3mV字滝

 ここを登ると赤い滑床と釜を持った滝、二段5mナメ滝と四段ナメ滝10m(1+6+二段3m)。私の好きなナメ滝。さらに滑床が続いてトイ状ナメ滝7m。いいねを連発しながら登る。さらに赤い滑床は続く。
小岩が多くなってくると前川大滝が見えて来た。高さ100m、幅40m(公称80m)との事。近づくと飛沫で濡れる。手前から写真を撮り左側ルンゼより巻き道を登る。右側が切れ落ちたトラバースが二箇所あるので注意。坂を登ると落口の滝3mに出た。上流には大釜のある10m。釜のへつりが少し難しい。滝は左側から登る。ゴルジュの3m滝をへつると赤い6m直滝。通常は手前の岩のバンドを登り巻く。夏は水に入り滝の左角を登ることもできる。巻いて降りると灰色のスラブ、気持ちが良い。すぐにネコの沢が左から流入し又赤い滑床となる。本当に素晴らしい。



          釜がある二段5mナメ滝


          二段5mを上から


          四段10mナメ滝 (1+6+二段3m)  


          7mトイ状滝(13年撮影)


          二段2+2mナメ滝


          大滝100m


大滝100m近くから


          左側のルンゼを登りトラバース 二ヶ所  右側が切れ落ちているので慎重に


          釜を持った10m滝 左側をへつって登る


          6m直滝 左のバンドを登り巻く


          2mナメ滝とスラブ


          2m直滝


          左からネコノ沢3m滝


          ホラ貝沢が右から

2mヒョングリを過ぎると大釜を持った8mI,Yのナメ滝。左の流れもフリクションを効かせて登れるが今回は右端を登った。次は8m幅広の滝。右側の枝に掴まって越えた。ザックがつっかえて難しい。2+4mナメ滝の左壁をフリクションで越すと、一番目の核心部12mヒョングリの滝。少し戻って左壁を登って巻いた。すぐに8m直滝、これも右から巻いた。次は14m滝。ここは右壁を登った。スタンスも十分あった。続いて3mトイ状滝。左壁が登れそうなのだが釜が深く右手ホールドが届かずドボンしそうなのであきらめて右の草付き岩壁を登った。草が取れそうで怖かった。Yさんは余裕で登ってきた。



          2mヒョングリ滝


          大釜のあるI,Y8m滝  右から登る


          幅広8m滝  右から登る


          2+4mナメ滝


          12mヒョングリ滝  手前の左壁を登って巻く


          左壁を登る


          8m滝  右から登る 


          14m滝 右から  難しくない


          14m滝を登る


          3mトイ状 左は難しい 右壁を登る


いよいよ二番目の核心部、釜を持ったY字滝8m。釜をへつって滝に近づくが先は水面付近がえぐれておりトラバースできない。夏であれば泳いで渡り、滝の下から右側の細い滝を登ることができるが、今回は無理。少し戻り左壁を斜め上にトラバースして越える。ロ-プをだしてもらう。上の木の枝にビレイポイントがあった。二条8m+3mナメ滝や2m滝、二段3m滝を越すと上に吊橋と索道が見えた。ここは鉄鉱石を峠駅まで運んでいた設備の残骸との事。



          Y字滝8m 左壁を右上に上がり巻く 高さがあり注意必要


          二条8m+3mナメ滝  3mナメ滝を登る


          2m滝の手前岩をへつる


          二段3m滝


滑川鉱山の吊橋と索道

大岩二条3m滝を越すと最近崩れたばかりの崩壊地があった。怖いね。三条3mなどを越すと左から樋木沢が六段滝となり流入。最後のナメを行き入道ノ沢を確認。以前あった赤いマークは分からなかった。入道ノ沢に入り少し行くと左に赤いテープがあり登山道に着いた。分かりにくいので注意。すぐに薬師森と滑川温泉分岐の道標。登山道を行くと左が坂で右から草がかかり、道が見えづらいので落ちないように慎重に下った。予定した時間に滑川温泉の吊橋に着いたが通行止めなので、下流を渡渉して赤白のガードレールの所から舗装道路に上がって駐車場に戻った。


          大岩二条3m


三条3m滝 水流右を登る


          樋木沢17m滝


          三条2m  左をへつる


          入道ノ沢出合 入道ノ沢へ


          登山道 赤テープがある  分かりづらい 注意


          登山道の道標 左 滑川温泉、右 姥湯

 赤い滑床と登れる滝が多い楽しい沢であった。紅葉にはまだ少し早かった。帰りに飯坂温泉共同浴場「波来湯」に入った。他の温泉は48.8℃との事であるが、45℃に調整してあり快適に入ることができた。
 



          飯坂温泉 共同浴場 波来湯  駐車場もあるきれいな風呂


           前川大滝沢 遡行図




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西丹沢・モロクボ沢水晶沢 沢登り

2019-09-14 22:23:27 | 沢登り
モロクボ沢大滝23m  今回は水が多い


期日:2019年9月10日(火)
メンバー : (L)Akky, (SL)Mさん、他2名

コースタイム、天気 晴
 用木沢出合8:40―山彦橋8:56―入渓点9:03―23mmモロクボ大滝9:25~39―水晶沢出合10:13―キメ岸沢10:31~44―5m直滝10:51―1034m枝沢間違い12:02~23―昼食12:23~48―1040m二俣13:05―登山道13:34―ナメクラ沢ノ頭13:49―1265m尾根分岐14:02―860m作業道14:58―山彦橋15:29―用木沢出合15:43
                                       歩行時間6:38、標高差655m、距離 7.6km、累積標高728m


記録
 台風15号の雨が9日朝6時まで残り増水が心配であったが、一日でかなり減ると推察し実行。山彦橋付近は水もきれいで登れそうと判断。堰堤を三つ越えて678m付近から入渓。モロクボ大滝に近づくとすごい勢いで落ちている。落ち口のルンゼから岩場を登りチムニーを登る。岩場は細長い岩が二本立てかけてあり昨年より易しくなった。チムニーは木の根に掴まって登った。WEBにあったフィックスロープはなくなっていた。易しくなったので今回はロープを出さないで登った。


          ショチクボ沢出合


          堰堤⑤ 右から越える


          モロクボ沢大滝23m  やはり水が多い


          ルンゼより大滝下部


          大滝を巻く  ルンゼを登りチムニーを登る


          ルンゼ上部の岩場を登る


          チムニーを登る 上部は木の根に掴まって登る  固定ロープはなくなっていた

 右にトラバースして落ち口に出る。上の6×6m滝はあふれんばかりの水。右側の岩場から登った。上のナメはそれほどでもなかった。7x8mナメ滝は水の勢いが強くヒョングリとなりすばらしかった。堰堤⑥前の3m滝、6m滝は左側をへつった。結構スタンスがあった。堰堤⑥を越えると水も減ってきた。水晶沢出合を確認し、キメ岸沢に到着。このナメ滝20mを登り15m滝の様子を見に行く。角度も緩くスタンスも豊富で楽に登れた。上の15m滝は厳しく登れそうもない。左の斜面は45度くらいあり巻くのも難しそう。戻って遡行を続ける。


          大滝落ち口


          6mナメ滝 水が多い、今回は右から登る


          3mナメ滝


          釜のあるナメ滝


          白ナメを行く


          釜の下の3m滝


          7mナメ滝(ヒョングリ滝)と釜  右から登る


          釜のある3m滝と堰堤⑥


          堰堤⑥下の6mナメ滝 左をへつる


          堰堤⑥は左から巻く


          水晶沢出合 840m


   キメ岸沢20mナメ滝  ここを登ってみる


          上の15m滝 登れない 左から巻くのだろう 今回はここで引き返す


          4mナメ滝

5m直滝は、本日は二条の滝になっていた。やはり水が多いのを改めて認識。左のルンゼから巻いた。
Mさんがリードで確保、うまい。白ナメになると右俣の10m滝、普段は水がないのに今日は立派な滝になっていた。登攀意欲がそそられたが止めておいた。
左俣に入りナメを楽しんで登って行くと15m多段滝。水が多く立派な滝となっており、右側を登るが滑らずスムースに登れた。



          二条になった5m直滝ここも水が多い  Mさんリード


          白ナメと右俣の10m滝が見えた


          右俣10m滝、登れそう


          15m多段滝


          下段を登る


          上段3m滝は右から登る

940m二俣、990m二俣と進む。S字滝8m、5m逆くの字滝、ナメ滝を楽しく登って行くと1030mの倒木が詰まった小沢。ここを倒木に惑わされて1050m二俣と間違い左に入ってしまった。磁石で方向を確認しなかったのが敗因。反省。



          940m二俣 右俣へ


          ナメを行く


          990m二俣 右俣へ


          8mS字滝


          4m逆くノ字滝


          1035m枝沢分岐  間違えて左へ入る


          間違えた枝沢1040m付近  上部は崖で登れないので引き返す

 
 泥沢を戻り、昼食を取って鋭気を取り戻し3m階段状滝から40m連滝を登る。1130m二俣を確認して詰めのザレ沢を登り途中から尾根に取り付いて登山道に出た。詰めはいつもつらい。
 登山道に出てナメクラ沢の頭を確認後、NYさんを先頭に水晶沢ノ頭下1265mから南東尾根を間違わずに下り、900mで作業道に出た。


          3m階段状滝


          1090m分岐  ここまで40mの連滝


          1130m二俣 右俣へ


          1180m登山道へ


          ナメクラ沢の頭を確認


          水晶沢の頭下1265mより南東の尾根を下る  鹿柵Rより


          900m付近で作業道に出た

 作業道を下りて山彦橋に戻った。


          水晶沢遡行図













  




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丹沢・ 四十八瀬川 勘七ノ沢 沢登り

2019-09-06 19:05:20 | 沢登り
F5-13mを登る


期日:2019年9月1日(日)                        沢G: 一級上
メンバー : (L)Akky, 他5名

コースタイム、天気 晴後曇り
 県民ノ森駐車場7:51~8:11―二俣8:36―小草平ノ沢出合8:48―F5-13m 10:44~11:20分―A830m待機11:29~12:05―A878m昼食12:24~42―A935m右支沢12:54―A1090m大倉尾根13:43―堀山の家14:03―二俣15:03―県民ノ森Ⓟ15:30
                      歩行時間6:25、距離7.9km、標高差565m、累積標高881m

記録
 大倉尾根の西側を流れる沢で、登りがいのある滝が二ヶ所あり楽しめる沢である。県民の森Ⓟは思ったほど車がおらず後二台ほど駐車できた。八月は天気が悪い日が多く中止せざるを得ない日が多かったが、今日は天気が良く気持が良い。二俣から入渓し堰堤を越して小草平の沢へ入り込まないよう注意して左俣に入るといきなりF1-7m、右壁Ⅳ級を登る。ここが第一の核心。


         入渓


         堰堤①


         小草平の沢出合、左が勘七ノ沢、直進は小草平の沢

ロープを付けて山型の窪みをスタンスとして右斜めに登る。ホールドが小さいのでスリングを掴んでしまった。上部は易しい。 後続の皆さんは昨年に比べて技術があり、みんなテンションなしで登ってきた。頼もしい。



         すぐにF1-7m








          落ち口より

 F2-7mは右側のルンゼを登る。難しくない。大堰堤②を越して釜をへつって行くとF3-7m。下のへつりが少し難しいが左岸壁は楽しく登れる。白ナメを過ぎてF4-二段3+14m。下段3mを登って上段14mのルンゼまでのトラバースが少しいやらしい。トラバースでは滝の飛沫がかかり気持ちが良い。ルンゼの登りはホールドがしっかりあり易しい。ロープもある。


         F2-7m




          堰堤② 右から巻く


         F3-7mの下の釜をへつる


         F3-7mのへつり、ロープがある


         F3-7mを登る


         白ナメ


         F4-13m 下段を登る


         トラバースして飛沫を浴びながら上段右のルンゼを登る


         ルンゼ上部を登る

 堰堤を五ヶ所越して行くと第二の核心F5-13m。高さがあるが、左壁にハーケンが五ヶ所あるので安心して登れる。ロープを着けてテラスをトラバースし流れの左側を登るが、テラスの上が出ておりかがんでバランスを取りながら通過しなければならないので少し緊張する。出ている岩の下にハーケンがあるのでここに支点を取り登って行く。途中のハーケンには皆スリングが通してありクイックドローが入らないのでやむを得ずスリングに支点を取った。自分としてはスリングを捨てたかったが止めておいた。どうしたものだろうか。テラスからはしっかりしたホールドがある。皆さんも楽勝で登ってきた。


         堰堤③、④


         堰堤③ 右から巻く


         堰堤⑥、⑦ 右から


         F5-13m 左壁にハーケン五ヶ所あり 




   







         F5-13mを登る

 いよいよ最後の滝場のゴルジュ。2mナメ滝、3m倒木の滝などを登って行くが、Kさんだけ右側の斜面を登り始めた。戻るように言ったが戻れなくなった。それで時間がかかったが何とか安全に降りられた。怪我がなくて良かった。
 再度3m倒木の滝、3m滝、4mトイ状滝を登って行く。4mトイ状滝は釜に入ってから突っ張りで登ると易しい。上のF6-6m黒滝は、左側のルンゼが易しい。


           ゴルジュ入り口3m滝 Ⅰ


         3m滝 Ⅱ


         倒木のある滝 Ⅲ


         2mナメ滝  Ⅳ


         3m滝 左側をのぼる方が易しい Ⅶ


         4mトイ状滝 Ⅷ


         突っ張りで登る Ⅷ


         ゴルジュ出口 F6-6mと堰堤 左側を登る方が易しい

 ゴルジュで体が冷えたので日向で昼食。沢で食べる昼食はいつもおいしい。
 F7-4m、F8-四段7mは、ゴルジュで楽しんだので各々左側や右の岩を登った。ゴーロの坂を登ると935m二俣。この後は面白い所がないので予定通りこの支沢に入り尾根を詰める。結構急坂で水も流れておりナメ滝となっている。1040m二俣で右尾根に登るしっかりした踏み跡があったので登って尾根に出た。
1070m付近よりトラバースの踏み跡をたどり1090mで登山道に出た。
F1-7m、F5-13m、ゴルジュと楽しめる所が多く、詰めも長くなく満足の沢であった。


         二俣880m下でたのしい昼食


         F7-4m黒滝


         F8-四段8m


         935m右支沢に入る


         急な登り 水もまだある ナメ滝


         1040m二俣 上に踏み跡が有った


         右の踏み跡へ


         支沢から尾根へトラバース


         1060m尾根に取り付く


         1090m登山道に出た


         堀山の家で休憩して二俣に戻った
 





 

















                                     
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